ロシア・サハリン 市民が水着姿でスキー

ロシア・サハリン 市民が水着姿でスキー
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長い冬が続いたロシア極東のサハリンで春の訪れを祝おうと、市民が水着姿などでスキー場のゲレンデを一斉に滑り降りるユニークな催しが行われました。
この催しは、ロシアの長くて厳しい冬に別れを告げ、春の訪れを祝おうと極東のサハリンで毎年この時期に行われています。17日、サハリンの中心都市ユジノサハリンスクのスキー場には、60人余りのスキーやスノーボードの愛好者が集まりました。
ことしは、ロシア式サウナの「バーニャ」をテーマに、参加者たちは、水着姿になったり、タオルを身にまとうなどして一斉にゲレンデを滑り降りました。17日のサハリンは、最高気温が3度まで上がり、参加者たちは滑りながら、「暑い、暑い」などと声を上げながら、ようやく訪れた春を楽しんでいました。
水着姿で参加した20代の女性は「ことばでは表現できないほどいい気分でした。ただ、スキーやスノーボードが好きなので、冬が続いてほしい気持ちもあります」と話していました。