バーチャルリアリティーで旅客機再現のソフト開発
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ゴーグルを着けると旅客機のエンジンや操縦室が実物大で目の前に再現されるコンピューターソフトを、日本航空とアメリカのマイクロソフトが開発し、整備士やパイロットの研修に生かすことになりました。
このソフトは、専用のゴーグルを着けるとバーチャルリアリティーの技術を応用して旅客機が実物大で再現されるもので、このほど試作品が完成し、日本航空とマイクロソフトが会見しました。
18日に公開されたのは、ボーイング787型機のエンジンと、ボーイング737型機の操縦室で、このうちエンジンは長さ1メートルを超えるファンブレードと呼ばれる大きな羽根や、内部の細かな配管などが再現されています。また、操縦室は数百に上るスイッチや計器の一つ一つが再現され、顔の向きを変えると風景も変化します。
さらに音声認識のプログラムを使い、管制官との無線交信などを再現する機能もあります。
今後改良を重ね、1年後をめどに整備士やパイロットの研修に生かすことにしています。
日本航空で開発を担当する澤雄介アシスタントマネージャーは「研修中の整備士やパイロットの教室に旅客機を丸ごと持ち込んで、より実践的な研修になるようこのソフトを生かしたい」と話していました。
さらに音声認識のプログラムを使い、管制官との無線交信などを再現する機能もあります。
今後改良を重ね、1年後をめどに整備士やパイロットの研修に生かすことにしています。
日本航空で開発を担当する澤雄介アシスタントマネージャーは「研修中の整備士やパイロットの教室に旅客機を丸ごと持ち込んで、より実践的な研修になるようこのソフトを生かしたい」と話していました。