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平成28年熊本地震に関する情報

提供情報一覧

下記URLよりUAVで撮影した動画を閲覧できます。(出典、国土地理院と明示いただくだけで、転載も含めご自由にお使いいただけます)

UAVで平成28年(2016年)熊本地震に伴う山王谷川(南阿蘇村大字長野)の土砂災害箇所を4月17日に撮影しました。
[ WMV形式:794MB ]       [ YouTube ]     [ 撮影位置(地理院地図の中央にある十字線の付近) ]


UAVで阿蘇大橋周辺(南阿蘇村立野)の土砂­崩れ箇所を4月16日に撮影しました。
[ WMV形式:430MB ]    [ YouTube ]    [ 撮影位置(地理院地図の中央にある十字線の付近) ]


UAVで平成28年(2016年)熊本地震に伴い出現した南阿蘇村河陽周辺の断層を4­月16日に撮影しました。
[ WMV形式:252MB ]    [ YouTube ]    [ 撮影位置(地理院地図の中央にある十字線の付近) ]


UAVで平成28年(2016年)熊本地震に伴い出現した益城町下陳周辺の断層を4月­16日に撮影しました。
[ WMV形式:259MB ]   [ YouTube ]   [ 撮影位置(地理院地図の中央にある十字線の付近) ]

4月16日(土)に撮影した空中写真を元に作成した立体地図です。

注1) 操作方法:左ドラッグで画像を回転します。右ドラッグで視点の位置を変更します。回転中心が変わります。また、マウスホイールで拡大・縮小ができます。
注 2) 立体地図を閲覧するには、Internet Explorer 11、Google Chrome、Firefox をご使用ください。ハードウェア等環境によっては動作しない場合があります。また、Mac版Safariで閲覧する場合、「環境設定」で開発メニューを有効にし、開発メニューから「WebGLを有効にする」を選択してください。
注3) 立体地図は出典を明示していただければ、自由にご利用いただけます。
注4) 立体地図は、既存の標高データを使用して簡易的に作成したものです。そのため、場所によっては現状を正しく表していない場合がありますのでご注意ください。
 
平成28年熊本地震関連資料(地理院地図)

国土地理院が作成した資料を地図上で提供しています。
地理院地図の使い方はこちら

(更新履歴)
4月16日 4月16日に撮影した斜め写真、垂直写真、正射画像を公開しました(宇土、別府、阿蘇、合志、南阿蘇、西原地区)。
4月15日 4月15日に撮影した斜め写真、垂直写真、正射画像を公開しました(益城、宇城、熊本南地区)
4月15日 SAR解析結果を公開しました
4月15日 都市圏活断層図を公開しました
4月15日 震央位置を公開しました

●空中写真公開状況(17日19時40分現在)
[1]斜め写真


[2]垂直写真


[3]正射画像


 
(1)空中写真での被災前後の比較(クリックすると比較ページが起動します)
・4月16日と被災前の比較(被災前写真:平成25年撮影)
(2)4月16日に撮影した斜め写真(熊本県南阿蘇河陽地区)

 
(3)4月15日に撮影した斜め写真(熊本県益城地区)
地球観測衛星「だいち2号」(ALOS-2)が観測した合成開口レーダー(PALSAR-2)画像の分析から、平成28年(2016年)熊本地震(M6.5(暫定値)、深さ11km、最大震度7)及びその後の余震に伴う地殻変動を明らかにしました。
注意:画像をクリックすると地理院地図が表示されます。

図:2014年11月14日~2016年4月15日の解析結果
   この解析結果は、2016年4月15日に開催された地震調査委員会に提供されました。
 

使用したデータ一覧

  観測条件(1)
地震前 2014年11月14日 12:53頃
地震後 2016年4月15日 12:53頃
衛星進行方向 南行
電波照射方向
入射角 33°
地理院地図
コンテンツ名
2014年11月142016年4月15

解析結果からわかること

「干渉SAR(解析期間)」をクリックすると、地理院地図に解析結果が表示されます。
 
干渉SAR(2014年11月14日~2016年4月15日) 4月15日公表
・震源域の北西部で衛星に近づく向きに最大約9cm、南西部で衛星から遠ざかる向きに最大約12cmの変位が捉えられました。
・地表面に明瞭な位相の不連続は見られないことから、明瞭な地表地震断層は現れていないと考えられます。
・地殻変動の分布から想定される震源断層の長さは15kmよりも短いと考えられます。
 
今回の結果は速報であり、より詳細な分析等により、今後内容が更新されることがあります。
(注)干渉SARの精度は一般的には数cm程度とされています。また、衛星の観測条件が異なる場合、同じ地殻変動であっても、解析結果の見え方に違いが生じます。


〇参考資料
SAR干渉解析の原理(PDF形式:880KB) 
非干渉(砂をまいたようなざらざらした模様)とは
衛星進行方向と電波照射方向による見え方の違い(PDF形式:100KB)
国土地理院干渉SARホームページ 
SAR干渉画像の誤差

解析:国土地理院   原初データ所有:JAXA

本成果は、地震予知連絡会SAR解析ワーキンググループの活動を通して得られたものです。

平成28年熊本地震(4月16日、M7.3、最大震度6強)に伴う地殻変動が観測されました。
 
 平成28年(2016年)熊本地震(4月16日、M7.3、最大震度6強)について、震源域周辺の電子基準点で観測された4時間分のデータを解析した結果、震源に近い電子基準点「長陽」(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)が南西方向に約97cmの変動、上下方向に約23cmの隆起(いずれも暫定値)をはじめ、熊本県を中心とした地域で大きな地殻変動が確認されました。前回掲載したリアルタイム解析結果と整合的な結果です。
 さらに、観測された地殻変動から、地下の震源断層のモデルを推定しました。推定された断層面は知られていた活断層(布田川断層)とほぼ一致し、長さ約27kmの右横ずれ断層です。
 今後も注意深く電子基準点による地殻変動の監視を続けていきます。
 なお、今後の精査によって解析結果が変更となることがあります。
【4月16日 18時00分現在】
平成28年熊本地震の影響に伴い、当該地域及びその周辺に位置する基準点4,503点(電子基準点38点、三角点4,169点、水準点296点)の測量成果の公表を停止しました。
基準点成果の公表を停止する基準点の詳細は下記ページをご確認ください。
 
http://sokuseikagis1.gsi.go.jp/SysMsg/2016/kumamoto/kumamoto_stop.html

 

このwebページで公開している地理空間情報のご利用について

国土地理院コンテンツ利用規約に従い、出典を明示いただくだけで、転載も含めご自由にお使いいただけます。

これらの写真等につきましては、
  • 現地の被災状況を心配されている国民の皆様への直接の情報提供
  • 関係機関が行う今後の対応等についての検討
等に対する重要な情報を提供する目的で行っています。
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番

(災害対応全般に関すること)
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防災推進室長 宮口 誠司 (直通 029-864-6572)
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(UAVに関すること)
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地図情報技術開発室長 中村 孝之 (直通 029-864-5911)
地図情報技術開発室長補佐 南 秀和 (直通 029-864-6236)
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(だいち2号干渉SARによる変動に関すること)
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(電子基準点による地殻変動に関すること)
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(震源断層モデルについて)
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(基準点成果公表停止に関すること)
国土地理院測地部
測地基準課長 大滝 修(直通 029-864-4796)
測地基準課長補佐 井上 武久(直通 029-864-4816)
FAX 029-864-1802

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