熊本の地震を受けて、まず一番に見直そうと思ったのが、食器棚の中の食器の数でした。
我が家はマンションの14階にあります。東日本大震災の際は、帰宅するとオープン棚の本が落下し、引き出しという引き出しは全て開いていました。
食器棚自体は、耐震ラッチが作動して開かずにすみました。ただ、新婚当初の食器が少なかった頃に比べて、この5年あまりでずいぶん食器が増えました。
もしも次に大きな地震が来たら、食器棚は倒れないまでも、中の食器がぶつかり合って割れてしまうかもしれない。
そう思って、今回食器の数を見直すことにしました。
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洋食器のビフォーアフター
今回は、食器棚のビフォーアフターを続けて、写真で振り返りたいと思います。
まずは洋食器や、マグカップ、グラス類などを収納している扉。
ビフォー
アフター
スペースがない中、ちょっと無理やりに重ねているお皿が増えて、前を通ると、不安定なお皿がカチャカチャと音を立てるようになっていたこの棚。
安定して置ける数だけにして、余分だと思われるお皿は処分することにしました。
白やガラスの透明だけを集めようと思っていたのに、いつのまにか様々な色が混じってしまっていました。
並べ直したおかげで、白と透明の食器類を、スペースに余白を持って置くことができるようになりました。
以前記事にしたイッタラ・ティーマの食器もここに。
和食器棚のビフォーアフター
ビフォー
アフター
幅のあるこちらの棚には和食器を中心に置いていました。
ただ、奥行きが洋食器棚に比べて少なく、前後に並べて置けるアイテムがかぎられているので、様々な種類のものを重ねて置いて、取り出しにくくなっていました。
また、ジャンルを分けにくい海外土産、ノベルティ、こどもの食器などの、テイストの定まらないものを雑多に入れてしまっていました。
食器の数を減らして前後に置く収納を少なくし、どうしても重なってしまうところは、緩衝材を間に挟み、食器同士がカチャカチャ音を立てないように工夫しました。
食器の処分基準
今回処分したものの一部です。ここに写っていないものも含めて計25点、処分しました。
処分したものだけを改めて見てみると、ある一定の基準がありました。
- 欠けているもの
- 対で購入し、片方が割れるなど1つしか残っていないもの
- 安価なもの(300円ショップのものなど)
- ノベルティなど、無料でもらったもの
- 大きい、重いなど、使い勝手が悪いもの
器の見た目の好み、使い勝手の良し悪しなど、まだ見る目が定まっていなかった頃に集めたものや、一人暮らしでとりあえずで揃えたものなどはやはり処分の対象になってしまいました。
食器は集めやすく捨てにくい
食器類は長期間壊れることがなく、また割れ物であることから、処分に踏み切ることの難しい品のひとつです。
自分の好みがすぐに反映でき、集めやすいのは洋服と同じですが、最終的に焼却ができる衣料品・服飾雑貨とはまた別の捨てにくさがあるのです。
そして何より、単価が低い。今は至る所で食器類のノベルティが配布されます。
実は我が家の夫は、ポイントを集めてもらえる食器が好きで、よくポイントを集めては色々な食器類をもらってきていました。
でも今回、最終的な処分のジャッジは夫に任せたところ、自らノベルティ類を手放すことを決めていました。安易に手に入ったものは、それだけ思い入れも少なくなるのです。
今後は、現状で使い勝手に不満があるものや、欠けるなどして数が不足しているものだけを買い足し、その他はなるべく買い直さないという方向性を、夫と決めました。
なかなか壊れない食器類だからこそ、いつかはこのような線引きをしなくてはいけません。
夫も私も40代。
好きなものをただ買い集めるという生き方を、少しずつ変えていく時がやってきました。
【公開記事まとめ】
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