アナログ人気再燃 梅田ロフトで「大ラジカセ展」開催

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画像: ロフト

 梅田ロフトが、日本生まれの合体家電「ラジオカセットレコーダー」(以下、ラジカセ)にフォーカスを当てる「大ラジカセ展」をロフトフォーラムで開催する。日本随一のラジカセ・家電蒐集家の松崎順一がナビゲーターを務め、スタンダードからオーバーデコレーションまで様々なラジカセや関連資料を展示するほか、安齋肇ら50名のクリエイターがオリジナルカセットアートやコレクションを公開する。会期は4月22日から5月17日まで。

 「ラジカセ」はラジオとカセットの機能を兼ね備えた家電で、1960年代に登場。ラジオの深夜放送をはじめ、竹の子族による原宿の歩行者天国での路上パフォーマンス、ニューヨークではヒップポップに影響を与えるなど、時代を象徴するカルチャーシーンで親しまれてきた。近年はレコード盤とともに若者から再度注目を集めており、アーティストがカセットテープで新譜をリリースするなど、"アナログ回帰"の盛り上がりを見せている。

 「大ラジカセ展」ではラジカセの持つデザインの多様性やカルチャーを紹介するほか、カセットマガジン「TRA」を特別公開。ラジオとカセットそれぞれの魅力を体験する展示では、記念撮影ができるDJなりきりコーナーを設置する。クリエイターは、安齋肇をはじめ、水道橋博士やスージー甘金、ステレオテニス、みうらじゅん、三戸なつめ、和田ラヂオら幅広い世代の文化人が参加。併設のショップでは、ヴィンテージラジカセやミュージックテープ、「トーキョー カルチャート by ビームス(TOKYO CULTUART by BEAMS)」によるラジカセに関連したTシャツ、バンダナなどを揃え、中目黒のカセットテープ専門店「ワルツ(waltz)」のグッズも販売される。

■大ラジカセ展
会期:2016年4月22日(金)〜5月17日(火)
   10:30〜21:00(最終日は18:00閉場)
   *入場受付は閉場の30分前
会場:梅田ロフト5F ロフトフォーラム
   大阪市北区茶屋町16-7
   tel. 06-6359-0111(代表)
入場料:一般300円/学生・ロフトアプリユーザー200円/小学生以下無料

公式サイト

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