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【芸能・社会】

佐藤浩市、九州へエール 「早く日常取り戻してほしい」

2016年4月18日 紙面から

映画「64−ロクヨン−」の大ヒット祈願を行った(左から)横山秀夫さん、佐藤浩市、ぐんまちゃん=前橋市で

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 映画「64−ロクヨン−前編/後編」(瀬々敬久監督、前編5月7日、後編6月11日公開)で主演をつとめた佐藤浩市(55)と原作者の横山秀夫さん(59)が17日、前橋市の上野総社神社で同作の大ヒット祈願を行い、佐藤は熊本地震の被災者にエールを送った。

 横山さんの原作を映画化。佐藤演じる県警の広報官・三上が、当時、自身が刑事として関わった、わずか7日間で幕を閉じた昭和64年に発生した未解決の少女誘拐事件の謎に迫る。佐藤が横山さんの作品で主演をつとめるのは3作目となった。同県の新聞社・上毛新聞では横山さんがかつて記者をつとめ、同市で「64」のロケが行われたこともあり、同神社で祈願することになった。

 同神社には同県のマスコットキャラ・ぐんまちゃんも駆けつけ、佐藤と横山さんは神妙な面持ちで大ヒットを祈願した。その後、集まった報道陣に対し、佐藤は開口一番、熊本地震について言及。「今、こういう時ですので、単純にわれわれのことだけではなく、失われた物が多々ある中で、九州の方々が一刻も早く日常を取り戻してくれるようにと思って、今、この地におります」と被災者にエールを送った。

 その後、同市のベイシア文化ホールで、佐藤と横山さんが女性限定のトークショーを開催。佐藤は1400人の観客に「アクションもドンパチもないけど、全編通して人間同士が切羽詰まって、ヒリヒリする『人間アクション映画』」と見どころをPRした。

 

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