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1. 齋藤杏花(さいとうあんな)ちゃん  投稿者:寺内樺風(かぶ) 投稿日:2016/04/18(Mon) 08:45 No.23991

あの時僕が、どうして土地勘も縁もない埼玉・朝霞にいたのかは、いくら言われてみてもどうしても分かりません。
文学的に言えば宿命とでもいうのでしょうか?兎も角分からないものはしかたありません。

二年ちょっと前のあの折。

同所を徘徊していた僕の足がとある家の前で止まりました。
世辞にも豪宅とは言えない普請には不似合いの立派な表札。
齋藤紀明 齋藤真希子 と二つ名前が書かれた表札があったのは覚えてます。
言われてみればという程度なんですけどね。
というのは僕の関心が直ぐに軒下にある洗濯機に移ってしまってたからなのです。

ええ、開けてみましたよ。
失礼ながらだらしのない家なのでしょうね。
汚れ物が山積みで放り込まれてました。
あーあ、これジュニア用のショーツ。
広げて見ると黒マジックで あんな と書かれてるではありませんか。
どれどれ。
手にとって見ると股底部分はシッコで黄変。僕も妹がいるのでそこらの事情は知ってます。
試しに鼻に押し当ててスーと匂いを吸ってみました。

!!!!!!!!

鼻腔を突き刺すような激臭!
涙がこぼれ冷たいものを飲んだときのように頭の芯が痛くなってきます。
心臓は早鐘のようにドキドキ、立ってる事も難しくなっていた中、僕はやっとのことで件の激臭のもとを元に戻しました。
只の一回だけで杏花(あんな)さんのおしっこパンツの匂い中毒になってしまったのでしょうね。
その直後の僕の行動、そして今現在に至るまで僕の理性が雲散霧消してしまってることは、皆様ご承知のとおりです。

詳しく言えないですいません。
パンツを傘と言い換えてリークしてくれた朝霞警察署への義理もありますので。
けど、これだけは言わなければならないでしょう。
僕は今あの匂いの禁断症状に陥ってるのです。
当番医の方が僕の症状をみて薬物使用の可能性を担当取調官に具申したのですから間違いありません。

そのままでは早晩僕は狂い死にすることでしょう。
どうかご覧の皆さん、杏花さんに伝えてください。
どうか、どうか、二年間同じ屋根の下で同じ釜の飯を食って暮らした僕を哀れとおもって、洗濯前の貴女のパンツを差し入れてください、と。
貴女が去ってしまった今となってはもう、脱ぐ前に少量のおしっこを染込ませてゴシゴシとワレメに擦りつけて、などと贅沢なリクエストはしませんので。

おなまえ
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