自粛に走る必要はない
熊本地方で14日21時26分、マグニチュード6.5、最大震度7という大地震が発生した。その時点で、「余震」に気をつけてくださいという気象庁発表があったが、なんと、16日01時25分、マグニチュード7.3、最大震度6強という大地震が起こった。テレビでその速報を見た時、余震とは本震より小さいと思い込んでいたので、どうしたのかと思っていた。
なんと気象庁の会見で、16日01時25分発生のものが「本震」で、14日21時26分発生のものは「前震」であると言ったのだ。こんなこともあるのかと驚くばかりだった。その後、大分地方でも大きな余震があり、震源地が広がっていくようで不気味だった。
とにかく今は人命優先である。今のところ41名が亡くなったが、8名の行方不明者もいる。もちろん、救援に支障が出ない範囲で復興を検討するのはいいが、間違った復興策が出て来やしないか心配だ。思いだされるのが、東日本大震災の2日後に、当時の菅首相と自民党谷垣総裁の間で復興増税の話し合いがもたれたことだ。まさか、今の政権がそのようなバカな話を持ち出すことはないだろうが。
国の政策にも注目したいが、熊本や大分以外に住んでいる人が今できることを考えてみよう。少しでも被災者のために役に立ちたいという気持ちは大切だ。ただ、その一方で、自粛ムードが広がるのは避けたい。
ACミラン所属で日本代表FWの本田圭佑氏は、「ただただ気にしてます。心配してます。応援してます」としながら、「様々な分野で自粛のニュースを目にしますが僕は自粛するのは間違ってると思います」という勇気ある正論を、自身のサイト(http://keisuke-honda.com/voice/detail.php?id=202)にアップした。実業家の堀江貴文氏もツイッターで同旨の主張をし、ふるさと納税にも言及していた。
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