結論からいうと、取りかかるときに「終わらせなくてもいい」と自分に言い聞かせることです。
「終わらせなければならない」と思うと、緊張感が高まり「コンディションが整うまで待とう」「もっと時間があるときにしよう」という理由で先送りされやすくなります。
その結果、別の仕事の締め切りが迫ってきて、ますます時間がなくなり、取りかかるハードルは上がるいっぽうです。
これは、借金をしている人が「全額返済できるようになるまで返済は一切おこなわない」と決め込むようなものです。
借金は増える一方なので、必ずどこかで破たんします。
つまり、締め切りを延ばしてもらうか、ほかの仕事を犠牲にするか、徹夜をするかのいずれかを余儀なくされます。
“少額”でもいいので、とにかく毎日“返済”する
無理なく続けられる分量を見極め、毎日欠かさず続ければ、日数はかかりますが必ず終わります。
ただし、借金には利子がつくため、返済額が利子額よりも小さければいつまでたっても完済できません。
仕事においても同じことが言えます。
細かく分割しすぎると、「昨日はどこまでやったっけ?」という昨日の自分からの引き継ぎの時間が増えるため、仕事そのものはなかなか進まなくなるのです。
仕事における「返済額が利子額よりも小さい」とは毎日が「昨日の自分からの引き継ぎ」だけで終わってしまう状態です。
従って、
- 毎日無理なく続けられる分量
- 毎日確実に進捗する分量
という2つの条件が満たされている必要があります。
逆にいえば、この条件を満たす最適解を見つけ出せれば、最小のエネルギーで最大の成果が得られることになります。
5月14日(土) 週単位の時間割を活用してレビューと計画を効果的に進める方法
『なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか?』(佐々木正悟・著)の内容をベースに、タスクシュート時間術、すなわち仕事を予定どおりに終わらせるための時間管理の考え方とツールを駆使した具体的な方法をお伝えします。
今回のテーマは、
-週単位の時間割を活用してレビューと計画を効果的に進める方法
です。
一日単位の記録とレビューでは把握が困難なことも、週単位でふり返ることでクリアに浮かび上がってきます。
そこで、時間割の作り方と、時間割を活用したレビューと計画を効果的に進める方法を解説します。
「もっとうまく時間を使えるはずなのに」とお考えのかたはぜひご参加ください。
好評いただいている個別相談の時間もご用意していますので、知識としては理解できているとは思うものの、なかなか実践に結びつけられず苦戦している、という方は、ぜひこの機会にブースターとしてご活用ください。
本日時点で、残り5席ですので、ご検討中の方はお早めに。
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