北海道で41.5mの最大瞬間風速 警戒を

北海道で41.5mの最大瞬間風速 警戒を
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発達した低気圧の影響で北日本で風が非常に強まり、北海道広尾町では18日未明に41.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。北日本では、このあと数時間は風の強い状態が続く見込みで、気象庁は暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、北海道付近にある低気圧と前線の影響で北日本では大気の状態が不安定になり、非常に強い風が吹いています。

18日午前1時半すぎには北海道広尾町で41.5メートルの最大瞬間風速を観測したほか、午前3時半ごろに青森県八戸市で32.1メートル、午前0時すぎに北海道南部の江差町で31.9メートル、北海道の奥尻空港で31.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。

北海道と青森県ではこのあと数時間は、風の強い状態が続く見込みで、最大風速は、陸上は、北海道で23メートル、東北で16メートル、海上は、北海道と東北で25メートルと予想され、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達する見込みです。また、北日本の海上では、昼前にかけて波の高さが6メートルから7メートルの大しけが続く見込みです。

気象庁は、しばらくの間、暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。

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