最近ようやく妻が一人で外に出る気になってくれて休日に子供を自分一人で見る時間が増えてきたんだけど、これを平日休みなく続けてると思うと気が狂いそうになってもおかしくないと思った。
これまで自分が子供に構う時間は必然的に土日、妻も隣ないし同じ屋根の下にいてキャッキャ楽しく遊んでたわけであります。
それなりに家事育児もやって、世間で言うイクメンの部類に十分入る活動をしてきたと思う。
遊ぶ時はなるべく声をかけて、理解できてない前提であるにしても何となくコミュニケーションが取れていたような気もしていた。
子供とふたりきりになってみて初めて、それは妻が隣に居たからそういう気分でいられただけだということが分かった。
さっきまでニコニコ遊んでたと思ったら突然泣き出すし、抱っこしてもミルクをあげても泣きやまない。
トイレに行くにも神経を使うし、一人で見てたら自分のしたいことなんて何一つ出来ないじゃないか。
妻と一緒だったら子供と話せてたような気になっていたのも、二人きりになると途端に独り言を言ってるみたいでむなしく感じてしまう。
うちは親が両方とも遠方なので、平日は妻は一人きりでこの宇宙人と向かい合っていることになる。
離乳食作りや掃除も満足にできていないと、自己採点60点くらいの結果に毎日打ちひしがれているんだそうだ。
世の中のお母さんはこんなことを毎日やってたのかと思うと、自分の認識の甘さに愕然としてしまった。
そんなわけで小さいお子さんを持つお父さん達へ。奥さんが毎日孤独と戦って、それでも誰よりも子供に愛情を注いであげていることに感謝しましょう。
平日仕事で疲れてても皿洗いくらいはしてあげよう。休日はなるべく奥さんのしたいこと出来るように協力しよう。