１７日夜、大阪・豊中市の川で６歳の男の子が沈んでいるのが見つかり、死亡が確認されました。警察は、近くにいた母親が「首を絞めて川に投げ込んだ。自分も死のうと思った」などと話したことから、殺人未遂の疑いで逮捕し、詳しいいきさつを調べています。

１７日午後７時２０分ごろ、大阪・豊中市神州町の神崎川の河川敷で、「子どもと死のうとしたと言って女性が泣いている」と通りかかった男性から警察に通報がありました。警察と消防が捜索したところ、大阪・淀川区三津屋中の小学１年生、村上莉央くん（６歳）が川の中に沈んでいるのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
警察が、近くにいた母親で無職の村上陽子容疑者（３７）に事情を聴いたところ、「首を絞めて川に投げ込んだ」と話したことから殺人未遂の疑いで逮捕しました。調べに対し、「子どもを殺して自分も死のうと思ったが、死にきれなかった」などと供述しているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
現場は阪急・宝塚線の三国駅の西、およそ１キロの工場などが建ち並ぶ場所で、川幅はおよそ２００メートルあるということです。