この一枚 ⑧ Cat's In The Cradle (ゆりかごの猫)
Story Teller系Singer Songwriterの全米No.1ヒット。(アメリカのさだまさし?)

"Cat's In The Cradle"「ゆりかごの猫」(Harry Chapin)
1974年発表の4thアルバム"Verities & Balderdash"「真実と戯言」からのシングルカット。Harry Chapinと妻のSandy Chapinの共作。Harryは、社会活動家の一面もあり特に「飢餓救済プロジェクト」に取り組んでおり、盟友Harry Belafonteが"We Are The World"を提唱した際にHarry Chapinと話していたことがきっかけとなったと語っています。残念ながらHarryは1981年に交通事故のため38歳でこの世を去っています。トリビュート・コンサートには、Bruce Springsteenなどの大物も多数参加しました。
1974年Billboard最高位1位。
さらに続きます。
"Cat's In The Cradle"「ゆりかごの猫」(Harry Chapin)
1974年発表の4thアルバム"Verities & Balderdash"「真実と戯言」からのシングルカット。Harry Chapinと妻のSandy Chapinの共作。Harryは、社会活動家の一面もあり特に「飢餓救済プロジェクト」に取り組んでおり、盟友Harry Belafonteが"We Are The World"を提唱した際にHarry Chapinと話していたことがきっかけとなったと語っています。残念ながらHarryは1981年に交通事故のため38歳でこの世を去っています。トリビュート・コンサートには、Bruce Springsteenなどの大物も多数参加しました。
1974年Billboard最高位1位。
さらに続きます。
(歌詞和訳)
ある日、私に子供が生まれた
彼はごく普通にこの世にやってきた
でも乗らなきゃいけない飛行機はあるし
払わなきゃいけない請求書もある
私がいない間に彼は歩き方を覚え
私が知る前から彼は言葉を覚えたらしい
そして成長するごとに、こう言うんだ
「僕、パパのようになりたいんだ
わかる? パパのようにだよ」
*そしてゆりかごの猫と銀のスプーン
悲しみの少年と手の届かない人
「パパ、今度いつ帰るの ?」
「わからないなあ、息子よ でもその時は一緒だよ
楽しい時が過ごせるさ、一緒にね」
気づくと、息子は10歳になっていた
「パパ、ボールをありがとう
一緒に遊ぼうよ、投げ方を教えてよ」
私はこういった「今日はダメだよ
やらなきゃいけないことが山ほどある」
「わかったよ」彼はこう答え
出て行ったけど、微笑んで落ち込んだりしなかった
「僕ね、パパのようになりたいんだ。
わかる? パパのようにだよ」
*繰り返し
またある日、彼は大学から帰ってきた
大人として彼に言わなきゃいけないことがあった
「自慢の息子よ、ここに座ってくれないか」
彼は首を振り、微笑んでこういった
「パパ、僕は車の鍵を借りに来たんだ
また後でね、早くお願い」
**そしてゆりかごの猫と銀のスプーン
悲しみの少年と手の届かない人
「息子よ、今度いつ帰る ?」
「わからないなあ、パパ でもその時は一緒だよ
楽しい時が過ごせるさ、一緒にね」
私が退職してだいぶ経った、息子は離れていった
ある日、私は彼に電話した
私はこう言った「もしよければ、会いたいんだが」
彼はこう答えた「僕もだよパパ、もし時間があればね
僕は新しい仕事で大変だし、子供たちは、インフルエンザ
わかってよ、でもねパパと話すのはほんとに楽しいんだよ
ほんとだよ」
**繰り返し
私は受話器を置き、こう思った
彼は本当に私のようになってしまった
息子は私とそっくりだと
**繰り返し
(HY訳)
うーん、身につまされるー。
この曲は、意外にもハード・ロック・バンドがカバー。

"Cat's In The Cradle"(Ugly Kid Joe)
アルバム"America's Least Wanted"からの先行シングル。こちらもヒットしました。
1992年Billboard最高位6位。
Harry Chapinの曲は面白いのでまた紹介します。予告として日本で出た数少ないシングル。

"W.O.L.D."「ひとりぼっちのDJ」(Harry Chapin)
Harry Chapin作品。サード・アルバム"Short Stories"「短編小説集」からのカット。妻子と離れて暮らすDJが、家族を想う歌です。
1974年Billboard最高位36位。
ある日、私に子供が生まれた
彼はごく普通にこの世にやってきた
でも乗らなきゃいけない飛行機はあるし
払わなきゃいけない請求書もある
私がいない間に彼は歩き方を覚え
私が知る前から彼は言葉を覚えたらしい
そして成長するごとに、こう言うんだ
「僕、パパのようになりたいんだ
わかる? パパのようにだよ」
*そしてゆりかごの猫と銀のスプーン
悲しみの少年と手の届かない人
「パパ、今度いつ帰るの ?」
「わからないなあ、息子よ でもその時は一緒だよ
楽しい時が過ごせるさ、一緒にね」
気づくと、息子は10歳になっていた
「パパ、ボールをありがとう
一緒に遊ぼうよ、投げ方を教えてよ」
私はこういった「今日はダメだよ
やらなきゃいけないことが山ほどある」
「わかったよ」彼はこう答え
出て行ったけど、微笑んで落ち込んだりしなかった
「僕ね、パパのようになりたいんだ。
わかる? パパのようにだよ」
*繰り返し
またある日、彼は大学から帰ってきた
大人として彼に言わなきゃいけないことがあった
「自慢の息子よ、ここに座ってくれないか」
彼は首を振り、微笑んでこういった
「パパ、僕は車の鍵を借りに来たんだ
また後でね、早くお願い」
**そしてゆりかごの猫と銀のスプーン
悲しみの少年と手の届かない人
「息子よ、今度いつ帰る ?」
「わからないなあ、パパ でもその時は一緒だよ
楽しい時が過ごせるさ、一緒にね」
私が退職してだいぶ経った、息子は離れていった
ある日、私は彼に電話した
私はこう言った「もしよければ、会いたいんだが」
彼はこう答えた「僕もだよパパ、もし時間があればね
僕は新しい仕事で大変だし、子供たちは、インフルエンザ
わかってよ、でもねパパと話すのはほんとに楽しいんだよ
ほんとだよ」
**繰り返し
私は受話器を置き、こう思った
彼は本当に私のようになってしまった
息子は私とそっくりだと
**繰り返し
(HY訳)
うーん、身につまされるー。
この曲は、意外にもハード・ロック・バンドがカバー。
"Cat's In The Cradle"(Ugly Kid Joe)
アルバム"America's Least Wanted"からの先行シングル。こちらもヒットしました。
1992年Billboard最高位6位。
Harry Chapinの曲は面白いのでまた紹介します。予告として日本で出た数少ないシングル。
"W.O.L.D."「ひとりぼっちのDJ」(Harry Chapin)
Harry Chapin作品。サード・アルバム"Short Stories"「短編小説集」からのカット。妻子と離れて暮らすDJが、家族を想う歌です。
1974年Billboard最高位36位。
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