避難所のトイレで女性死亡 過労か

今回の一連の地震で、熊本県阿蘇市の避難所に避難していた70代の女性が17日、仮設トイレの中で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。市は避難などによる過労やストレスが原因の可能性もあるとみて調べています。
阿蘇市などによりますと、市内の避難所になっている施設の仮設トイレで、17日の午前10時前、女性が倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
女性は、市内に住む70代で、おとといの未明に阿蘇市で震度6弱を観測した地震のあと、娘と一緒に避難してきたということです。女性は地震で目立ったけがはなく、その日の夜も体調に異常はありませんでしたが、翌朝になっていなくなっていることに娘が気付き、避難所の中を捜したところ、仮設トイレで見つかったということです。
市は避難や相次いだ地震による過労やストレスが原因の可能性もあるとみて調べています。