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勝ち組治療家の定義って何だろう?本田健さんから学ぶ

コラム コラム-エッセイ

自分が鍼灸師になろうと決意し、鍼灸学生になる前にインターネットで鍼灸関連のものを読みあさっていたことがあったんだけどさ。

気になったキーワードがあったんだよ。それは勝ち組治療家という言葉なんだ。

※治療家とは鍼灸師(はり師、きゅう師)、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、理学療法士などのことを指すと思われます。

おそらく勝ち組治療家とは、経営がうまくいって収入もたくさんあってという意味のことだと思うんだけどね。開業した人たちのほとんどは、その道で食べていきたいと考えているのんじゃないかな。

※中には収入を度外視して趣味でやられている人もいるかもしれない。

自分は開業した時、毎月赤字になってしまったらどうしようと考えている。インターネットで検索すると開業で失敗した人の話が出てくる。

また、開業していても生活が大変だとブログで書いている鍼灸師もいた。ちなみに過去の開業で失敗し、多額の借金を背負った鍼灸学校の先生もいるんだよ。

開業したら黙っていても患者さんがやってくる時代ではなくなったということはね。このことから安易に予想できてしまう。そうなってくると、さすがに根拠もなく自分は大丈夫だとは言い切れない。

楽観的になりたい気持ちはあるけどさ。大多数が見ていない方向へ照準を合わせ、破綻しないための努力は怠らないようにしなきゃとは思っている。

本田健の人生相談 〜Dear Ken〜

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

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自分は本田健の人生相談 〜Dear Ken〜のPodcastを聴いているんだけどね(鍼灸学生で聴いている人いますかね?)、その時に健さんが小説家の東野圭吾さんの話をしていたんだ。

東野圭吾さんは小説家になっても売れない時代が続いたんだけどさ。例え世に出なくてもひたすら作品を書き続けたみたい。小説家は1作目が売れても次を書くことができない作家がいるみたいなんだけどね。

東野圭吾さんが小説家として売れた時、書いておいた作品ストックがたくさんあったんだ。例え日の目を見なくても腐らずに諦めずに書き続けること。

これって途中で諦めずにやり続けた者だけが体験することのできる真理なのではないかと思ったんだ。

作家となってからは、著作が増刷されずに終わることも珍しくないなど、なかなかヒットに恵まれず、また文学賞に15回も落選するなど、厳しい時代が続いたが、1996年に『名探偵の掟』で『このミステリーがすごい!1997』の3位になるなど、にわかに注目を集め、1998年に『秘密』を刊行すると、一気に大ブレイクする。同書は映画・ドラマ化されたほか、第52回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞する。 以後、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞するなど着実に評価を高めてゆく一方で、作家版の長者番付でも上位に顔を出すようになるなど、人気作家の仲間入りを果たした。 参照:東野圭吾 - Wikipedia

秘密は映画やドラマで観た。

秘密 (文春文庫)

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ほとんどの人がブログを続けられない

ブログは誰しも気軽に始めることができる。また、簡単にブログを辞めることもできるんだ。ほとんどのブログ開設者が続けることはできないみたい。

自分はブログを鍼灸+αの総合力のひとつとして捉えている。なので末長くブログを続けていけたら最高だよねと思っているんだ。

鍼灸師の仕事をしながら十分食べていけるための収入を稼ぐために使えるものは何でも実践してみる。まさしく雑草魂なんだけどさ。ある大学の教授に

「石川君は雑草みたいな男だね」

と言われたことがあるんだよ。どのような意味で言われたのか分からないけれど、褒め言葉として受け取っておきます。

さいごに

勝ち組治療家というキーワードから始まったけれど、書いているうちに自分が何を言いたいのか分からなくなってしまった。そもそも自分の中での勝ち組の定義が明確にされていないのも原因なのかも。

何を持って勝ち組なのか。これって人それぞれの価値観かもしれない。またもや健さんの話になるんだけどね。

健さんは若い頃にメンターと呼ばれる人と出会ったそうで、彼は成功するためには家庭を顧みないことだと言ったみたい。健さんはちょっとそれは違うなと思い、その人から離れたんだ。

数年後、その人の経営する会社は潰れたそうな。上記を踏まえ、成功と勝ち組が同義語であるならば、自分は家庭を顧みないでまで鍼灸の仕事に打ち込みたくない。

きっちり休日を作って休む時は休む。働く時は働く。メリハリを持って生活していくのが理想なんだ。

現実は理想通りにはいかないかもしれないけれど、そのような気持ちで毎日を送りたい。うーん、やっぱお金はないよりもあった方がいいんでしょうね。

大前語録 勝ち組ビジネスマンになるための88か条

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