一筆書きパズルと RPG を融合させた、スマホ初期の名作「Dungeon Raid」。
見た目は地味ながら高度な戦略性と思考性を持つ作品で、その後のスマホゲームに大きな影響を及ぼしました。
その Dungeon Raid の作者さんが、約5年ぶりに新作を公開しています。
「I Keep Having This Dream」です。
待ち望まれていた Dungeon Raid の流れを汲む作品で、世界的に注目されていたのですが・・・
発売後は、あまり話題になっていません。
それもそのはず、前にも増して地味、おまけにシステムが複雑、楽しさを理解できるまで時間がかかり過ぎる・・・
加えて今回は「夢の世界」がテーマのため、用語や登場するモンスターに心理的なものが多く、剣と魔法がテーマだった前作より解り辛い。
独特な雰囲気はあるのですが、解説文も英語ですから、日本人だと敵やスキルの詳細はもちろん、その雰囲気を察することさえ難しいです。
理解できれば楽しめるゲームで、Dungeon Raid っぽさも感じられるのですが、かなり人を選ぶゲームですね・・・
価格は 240 円。 買い切りゲームなので課金や広告は一切ありません。

道の描かれたタイルを1つずつ置いていき、ダンジョンを「作りながら」進んでいくゲームです。
画面下に手札となる5つのタイルがあり、このうちの1つを道が繋がるように設置していきます。
向きは自由に回転させられ、置くと主人公がその上に移動。 手札はすぐに補充されます。
タイルには道と一緒に 緑のイガイガ、ハート、盾 が描かれていて、それぞれ アタック、ヘルス、ディフェンス がアップします。
歯車マークのタイルもありますが、これは地面に歯車が描かれているところに設置しなければ効果がありません。
歯車(コントロール)は 10 個貯まると上位の装備を入手できます。
モンスターの描かれているタイルもあり、このゲームのモンスターは Snag(障害)と呼ばれます。
設置すると戦闘となり、互いの アタック・ヘルス・ディフェンス が減少、ヘルスが0になった方は敗北します。
戦闘によってアタックとディフェンスが減るのが特徴で、よって戦闘後はこれらを回復させないと、次の戦いで苦戦します。
Snag は自分で設置しなければ戦わなくて良いのですが、手札が Snag ばかりになったら置くしかありませんし、倒せば経験値の「元」がタイルの上に現れます。
ただ、この経験値の元は自分では回収できません。
スタート地点に Nemesis(ネメシス)という存在が現れ、手札を破棄したり、道を繋げられなくなったりすると、プレイヤーを追いかけてきます。
これに完全に追い付かれるとゲームオーバー(目覚め)になってしまいますが、このネメシスが経験値の元を飲み込むことで、プレイヤーとネメシスの双方の経験値がアップ、最大になるとレベルが上がります。
レベルが上がればアタック / ディフェンスの上昇値や最大ヘルスをアップさせられ、さらに Perk(パーク、特典)も1つ習得できます。
パークには「ハートのタイルを捨てるとアタックとディフェンスが上がる」「アタックよりディフェンスが低い時はディフェンスが自然増加する」などのゲームが有利になる効果があり、言わばパッシブスキルです。
装備のアップグレードやレベルアップ時のパークの入手は、3つ提示された中から1つを選ぶ形式で、この辺は Dungeon Raid ライクですね。
もちろんどれを選ぶかが攻略のポイントになります。

※数字の書かれた照準のようなものが「ネメシス」。 追い付かれると夢は終わりますが、これが進まないと経験値は得られない。 つまり自我なのか?
ネメシスを任意に進ませるにはカードを破棄する必要があり、右上の X ボタンで捨てられます。
ただし Snag を捨てるとネメシスの経験値が増えます。
ネメシスのレベルが上がるほど、破棄した時に進むタイルの数が増加し、追い付かれやすくなります。
右はステータス画面。 タイルの数字はステータスと装備で決まります。
タイルの設置時にはコンパスが表示され、ゴールの方向と距離を示してくれます。
その方向に進んでいき、ゴール周辺にあるカギを集めて中に入るとステージクリア。
ヘルスが0になり、倒れてしまうとゲームオーバー・・・ ではありません。
前述したようにゲームオーバーになるのはネメシスに追い付かれた時です。
ヘルスが0になるとネメシスが経験値の元を飲み込みながらダンジョンを進行して来ます。
この時に飲み込む経験値の数はネメシスのレベルと同じで、そしてプレイヤー側の経験値は増えません。
しかしレベル分の経験値を飲み込んだらネメシスはそこで停止、そしてプレイヤーのヘルスが最大値の半分まで回復して、ゲームは続行します。
つまりヘルスが0になっても、ネメシスとの距離が十分にあり、途中に経験値の元がたくさんあれば、倒れても大丈夫です。
とは言え、経験値がムダになりますし、にっちもさっちもいかなくなって連続で倒れることも多く、ダメな時は一気に追い付かれますが。
ゲームの大きなポイントになるのは、Special Snag と呼ばれるボスモンスター。
Special Snag には多くの種類があり、強力なのはもちろん、持っているだけでデメリットを招く者も多くいます。
アタックやディフェンスが低い時には置きたくないですが、タイルの効果を消したり、早く置かないとどんどん強くなってしまうボスもいて、手をこまねいているとヤバいことに。
この Special Snag の扱いは Dungeon Raid のボスモンスターに似ていて、どうさばいていくかが攻略の要点になります。

※出口の周囲にはカギがあって、それを必要数だけ集めてから入らないとゴールできません。
Snag をタップすると、説明欄の右上に赤と青の数字が現れます。
このうち、赤は現在のプレイヤーのステータスで何ターン後に倒せるか、青は現在のステータスのままで攻撃を受け続けるとこちらが何ターンでやられるかを表わしています。
赤い数字が1なら1撃で倒せます。 青が1だと置いた瞬間にやられます。
他にも Eventful というパークを得ることで「イベント」が発生。
特定の色のパネルを置いてチャージを貯めると発動でき、様々な効果を得られます。
こちらも種類は非常に豊富で、手札を入れ替えられたり、特殊タイルが手に入るなど、使い方も様々です。
ただ、ここまで読んで解ったと思いますが、とにかくシステムが煩雑かつ独特。
敵を倒して経験値を獲得し、レベルアップで強くなり、HP が尽きたらゲームオーバー・・・ ではなく、経験値はネメシスが飲み込んで初めて獲得、攻撃力は戦うと下がり、HP が尽きてもネメシスが進行して復活など、普通のゲームの常識に沿っていません。
オリジナリティーがあると言えばそうだけど、理解できるまで何がどうなってるんだかサッパリ解らない。
その辺の基本が解っても、今度はボスモンスターやスキル、イベントの特殊効果が解りにくいという壁にぶつかる。
説明文はすべて英語だし、種類がやたら豊富なので把握に時間がかかる。
夢がテーマなのでイベントの効果も絵や名前では察し辛いです。
そして何より、暗い。
暗鬱とした雰囲気でゲームが進行し、それはそれで雰囲気はありますが、「ゲームが解り辛い+鬱」ってのは双方のデメリットを増幅させてしまう印象。
グラフィックも地味で、まったく華やかなところがないゲームなので、これでは一般ウケしないよなぁ、というのが本音ですね。

※左はイベント選択シーン。 イベントは夢の風景やシーンを表わしているようです。
発動させるには色に応じたタイルを一定数、有効な状態で設置する必要があり、黄色のイベントは敵を倒して経験値の元を出現させることが条件になります。
発動タイミングは任意ですが、忘れがちなので注意。
ゲームを終えるとスコアに応じて「カギ」が手に入り、それでキャラクターの顔や追加ボス、イベントをアンロックできる要素があります。
ただ、プレイヤーを強くする長期的な強化要素はありません。
奥深いゲーム性は健在で、慣れてくると Dungeon Raid を踏襲したゲームらしさも感じられ、解れば解るほど面白くなっていくのですが、そこまでが辛い。
最初からやたら長く続くためダラダラした感じもあるし、何より「道のパネルを繋いでいく」というのが「一筆書きパズル」よりも楽しくないので、当面は辛抱しながら遊ぶことになります。
難易度は良い意味で高く、何度かやられてボスモンスターとスキルの特徴を把握できてくると、どれをどう扱って進んでいくかの戦略を立てられるようになります。 本番はそこからですね。
タイル、ボス、スキル、イベント、そのすべてがランダムで出現するので、プレイごとに同じ展開にならないのは良い点です。
Dungeon Raid と同じく、プレイするごとにレベルや装備は1からスタートで、ハイスコアを狙うにはプレイヤー自身のレベルアップが必要です。
クセが強くて、Dungeon Raid ほど強くオススメできるゲームではありません。
ただ、そのテイストを引き継いでいることは確かなので、ファンの方なら頑張って遊べると思います。
頑張った先には、確かにそれらしいゲーム性は存在します。
・I Keep Having This Dream(iTunes が起動します)
【 ちょこっと攻略 】
以下では Perk(スキル)、Special Snag(ボス)、Event(イベント)の和訳を掲載しています。
ただし、スキルやボスなどはこれで全てではありません。
新たに見つかったものがあり次第、随時追記していきます。
=Perk(パーク、スキル)=
※Perk は同じ物を取得するとレベルが上がり、効果がアップします。
※以下に表記しているのはレベル1の効果です。
Eventful(波乱):イベントを1つ発生させられる。
Measured(慎重):ヘルスが最大ならハートタイルを捨ててもネメシスが進まない。
Daring(大胆):ハートタイルを捨てるとアタックとディフェンスが1上がる。
Patient(忍耐):歯車を得られる場所の間隔が狭まる。
Controlled(操縦):25%の確率で出て来る歯車タイルの数値が2になる。
Sudden(突発):25%の確率でイベントのチャージの初期値が1つ増える。
Flexible(融通):アイテムの選択が1つ増える。さらにアイテムの1つはステータスが2つ増える。
Balanced(均整):ディフェンスがアタックより低い場合、ターンごとにディフェンスが1上がる。
Confident(自信):Snag を倒すとアタックが2上がる。
Potent(効能):アイテム入手時、25%の確率でステータスが +2 されているアイテムが現れる。
Calm(平静):2つのハートタイルを所持していると、ターンごとにヘルスが1回復。
Rewarding(恩賞):アイテム入手時、50%の確率でアイテムの1つにアビリティが付いている。
Capable(有能):レベルアップ時、もっとも低いステータスは上昇値が +1 される。
Cautious(用心): Snag タイルを捨てると盾タイルを引く。
Dire(精強):ヘルスが最大値の半分以下の時、ターンごとにアタックが1増える。
Experienced(経験):レベルアップ時にステータスを2増やせる。
Introspective(反省):経験値のある Special Snag を倒すとコントロール(所持歯車)が1つ増える。
=Special Snag(ボスモンスター)=
Alarm Bells(警報):所持中、このボスのアタックが毎ターン1増える。設置すると Distant Echo(反響)を引く。Distant Echo は倒しても50%の確率でまた引いてしまう。
Apathy(冷淡):設置時にアタック、ディフェンス、ヘルスが半分になる。
Bite(辛辣):所持中、ランダムに Snag 以外のタイルが1つ破棄される。設置時、すべての Snag 以外のタイルが破棄される。
Bluff(虚勢):所持中、他の Snag を置くたびにプレイヤーのアタックが半分になる。
Broken Promise(反故):設置時、全ての所持タイルを空白タイルにする。
Choking Grasp(閉塞):所持中、所持タイルを凍らせる。凍ったタイルは設置や破棄が出来ない。
Claustrophobia(閉所):ターン終了時、戦闘後のボスのアタックとディフェンスが2倍になる。
Cold Logic(論理):所持中、歯車タイルを置けなくなる。
Complacency(勝手):設置後、ボスの方がヘルスが多い時しか戦闘にならない。
Confusion(混乱):所持中、設置したタイルが回転を始め、タップで止まる。タイミング良くタップすれば実害はない。
Creeping Dread(不安):所持中、ボスの右にあるタイルが破棄される。もしこのボスが右端まで来るとターンごとにボスのアタックが5上がる。
Defiance(反抗):タイルを1枚捨てるごとにプレイヤーのアタックが1下がる。
Distrust(不信):倒した時、2つのデッドウェイト(数ターン配置できない)を引く。数値は1~7の中からランダム。
Doppelganger(偽物):このボスのアタックとディフェンスは毎ターン、プレイヤーと同じになる。
Doubt(疑惑):所持中、2ターンごとに Shred of Doubt(疑惑の欠片)を引く。設置時、2ターンごとにランダムなタイルに Shred of Doubt が現れる。Shred of Doubt は攻撃時、プレイヤーのアタックとディフェンスを Shred of Doubt の所持分だけ減らす。
Drama(演技):倒した時、このボスと同じアタックを持つ Tragedy(悲劇)と、同じディフェンスを持つ Comedy(喜劇)を引く。
Ennui(倦怠):所持中は毎ターン、持っているタイルがランダムで空白タイルになってしまう。さらに空白タイルの分だけボスの HP が増える。
Fatigue(疲労):倒した時、プレイヤーのアタックとディフェンスが0になる。
Flashback(回想):攻撃後、このボスはスタート地点に移動する。
Frenzy(狂乱):設置中、アタックタイルしか引かなくなる。またカードを破棄できない。
Gaping Maw(呆然):所持中は毎ターン、近くのタイルが空白タイルに変わってしまう。
Glory(名誉):倒した時、このボスの最後のヘルスと同じ値のデッドウェイトタイルを引く。デッドウェイトは数値分のターンが経たないと設置できない。
Guidance(指図):所持中、所持タイルがランダムに変化してしまう。
Heavy Burden(重荷):設置時、9のデッドウェイトタイルを引く。デッドウェイトは数値分のターンが経過しないと設置できない。
Honesty(誠実):設置するとスタート地点に置かれ、プレイヤーを追いかけてくる。ターンごとにこのボスのヘルスが1つ増え、プレイヤーに追い付くとそのヘルスをプレイヤーに与えてくれる。
Ignorance(無知):道の出口が2つしかないタイルしか引かなくなる。
Incompetence(無力):カードを破棄すると空白タイルを引く。
Infestation(感染):ディフェンスが0の時しか設置できない。所持している間、盾タイルを引くと Parasite(寄生)に変わる。Parasite は敵だが攻撃してもアタックが減らない。しかし経験値は得られない。
Judgement(審判):設置後、そのターンに置いた道の出口の数だけボスのアタックが増える。
Loneliness(孤独): 所持中、Snag の代わりに空白タイルを引く。毎ターン、持っている空白タイルの数だけネメシスの経験値が上がる。
Malaise(沈滞):倒してもボスの防御が0でない場合、防御の数値とヘルスが同じになっているボスタイルを再び引いてしまう。
Masochism(被虐):最初の戦闘時、ボスはダメージを受けず、ボスのアタックがプレイヤーのアタックと同じになる。
Myopia(短見): 所持中、Snag のステータスを確認できない。
Neglect(無視):所持中、アタックか盾のタイルを置くと、次に引くタイルが空白タイルになる。
Nostalgia(郷愁):設置時、プレイヤーのアタックが0になる。
Outrage(憤慨):所持中、盾タイルを設置できなくなる。
Panic(恐慌):所持中、持っている Snag のアタックがターンごとに1増える。
Paranoia(妄想):所持中、手札の1つを Caution(警告)タイルに変える。Caution タイルは捨てると数値分だけネメシスの経験値を上げる。
Passion(熱中):毎ターン、ボスのアタックが2増える。
Piercing Gaze(眼光):このボスの攻撃はディフェンスの影響を受けない。
Pride(自尊):アタック / ディフェンス / ヘルスの上昇値が半分になる。
Procrastination(延期):ターンごとに全ての Snag のヘルスを2増やす。
Rage(激怒):所持中、毎ターンこのボスのディフェンスが3下がり、アタックが3上がる。
Reluctanse(嫌気):このボスは2ターンごとに移動する。
Repressed Memory(抑圧):設置時、2つの Block(壁)タイルを引く。Block タイルは配置できず捨てられないが、手札の右端に来ると自動的に消える。
Scapegoat(犠牲): Snag を5つ所持していないと設置できない。捨てることが出来るがネメシスのレベルが上がる。
Stalking Horse(口実): ボスを2つ所持していないと設置できない。
Sudden Tension(緊張):イベントを発動できない。
Surprise(驚愕):倒した時、新たに Special Snag を引く。
Suspicion(嫌疑):設置時、持っている各タイルの数値が2倍になり、数字が見えなくなる?
Tantrum(癇癪):所持中、右端のタイルしか捨てられなくなる。
Terror(恐怖):設置時、ヘルスが1になる。さらにネメシスが現在地まで進行してくる。
Tunnel Vision(夢中):所持中、道の出口が2つしかないタイルか、このボスしか配置できない。
Veiled Threat(脅迫):設置時、出口の周辺に Threat(脅迫)トークンが置かれる。Threat トークンの場所に移動すると Snag タイルを引く。
Whimsy(奇抜):ターンごとに所持タイルの上下が逆さまになる。見た目はうっとうしいが実害はない。
Zeal(熱意):所持中、歯車タイルを引くと空白タイルに変わる。また空白タイルを破棄できない。
=Event(イベント)=
Alluring Sigil(魅力的な印):Lure(誘惑)タイルを引く。このタイルは Snag とネメシスをゆっくり引き付ける。
Ammo Dump(弾薬庫):所持しているアタックタイルをすべて2の歯車タイルに変える。
A Brief Pause(一休み):任意の数の選択したタイルを Pause(休止)タイルに変える。Pause は設置時、手札にある Pause タイルの数だけアタックとディフェンスが増加する。また置かれている Snag が行動しない。
A Moment of Rest(休み時間):アタックが半減し、ディフェンスが倍になる。
Backtrack(引き返す):所持タイルをマイルストーンに変える。これを設置していると毎ターンライフが1回復する。しかし Snag を設置すると、Snag がその場所にワープして破壊される。
Bait(エサ):ネメシスが次の経験値の元まで進み、その経験値を2倍得られる。
Borrowed Time(天恵の時間):ネメシスが現在地まで移動する。移動するごとにライフが回復する。
Breakthrough(突破口):Snag タイルを1つ破棄する。その Snag の防御の半分を得る。
Brute Force(腕力):所持している Snag の数 x3 だけアタックが増える。
Circle of Protection(保護のサークル):持っているハートタイルをすべて捨て、その分だけ盾タイルを得る。
Clocktower(時計台):現在地にアタック、ディフェンス、ヘルスが増える Talent(才能)トークンを設置する。
Costly Gift(高価な贈り物):ランダムに1~5枚のタイルが捨てられ、経験値を1つ得る。
Countdown(カウントダウン):Honesty(誠実)タイルを引く。このタイルはアタックを上げる。
Deep Clarity(深遠な知識):Clarity(知識)タイルを引く。このタイルはヘルスを上げる。
Disarm(武装解除):現在地に Weakness(弱体)トークンを出現させる。ここに置いた Snag はアタックが半減する。
Emergency Broadcast(緊急放送):ランダムに2つのカードが破棄され、2つのアタックタイルを得る。
Fearless Defense(不敵な防衛):ランダムにタイルが破棄され、所持しているタイルの道の出口を合計し、その数値の盾タイルを手に入れる。
Flash of Insight(ひらめき): どんなタイルでも捨てられる。
Flying(飛行):Snag 以外のすべての所持タイルを捨てる。捨てた分だけアタック、ディフェンス、ヘルスが上がる。
Gallop(駿馬):他の全てのイベントのチャージを2つ増やす。
Glaring Headlights(ヘッドライトの輝き):置かれている EXP タイルの数 x2 だけアタックが上がる。
Grinding Gears(きしむ歯車):コントロール(所持歯車)が3増える。しかしネメシスの経験値も5増える。
Hard Wark(重労働):Effort(努力)タイルを引く。Effort タイルはアタックとディフェンスを上げる。
Hidden Wealth(へそくり):所持しているタイルをランダムに Wealth(富)タイルに変える。Wealth タイルはアタックを3減らしコントロール(歯車)を1つ得る。
Hypnotic Gaze(催眠の視線):最も近くの Snag をスタート地点に飛ばす。
Idyllic Landscape(のどかな風景):すべての設置済み Snag をスタート地点に移動させる。
Long-Range Scan(ロングレンジスキャン):Foresight(洞察)タイルを引く。このタイルを置いたターンは Snag の攻撃を1度無効化できる。
Lucky Draw(幸運):Good Luck トークンを現在地と出口周辺に置く。その場所に行くと EXP が増える。
Metamorphosis(変質):Special Snag を捨て、別の Special Snag を引く。
Primal Roar(咆哮):アタック、ディフェンス、ヘルスが 10 上がる。
Pure Efficiency(効率重視):所持している歯車タイルをすべて破棄し、捨てた歯車タイル2つあたり1のコントロールを得る。
Rewind(巻き戻し):左端のカードを破棄する。Special Snag にも適用される。
Safety in Numbers(多人数の安心感):手札のノーマル Snag が結合され、その分だけハートタイルを引く。
Shifting Sands(砂嵐):すべての Snag が5タイル分バックする。
Sideswipe(接触事故):所持しているノーマル Snag の攻撃力を半分にする。
Sinister Crowd(不穏な民衆):所持している Special Snag の数だけ経験値が増える。
Snapshot(撮影):経験値が1つ増える。
Sudden Phone Call(突然の電話):所持している Special Snag をノーマル Snag に変える。ネメシスのレベルが上がる。
Tower of Cards(トランプタワー):現在地の周囲に歯車スポットを作る。
見た目は地味ながら高度な戦略性と思考性を持つ作品で、その後のスマホゲームに大きな影響を及ぼしました。
その Dungeon Raid の作者さんが、約5年ぶりに新作を公開しています。
「I Keep Having This Dream」です。
待ち望まれていた Dungeon Raid の流れを汲む作品で、世界的に注目されていたのですが・・・
発売後は、あまり話題になっていません。
それもそのはず、前にも増して地味、おまけにシステムが複雑、楽しさを理解できるまで時間がかかり過ぎる・・・
加えて今回は「夢の世界」がテーマのため、用語や登場するモンスターに心理的なものが多く、剣と魔法がテーマだった前作より解り辛い。
独特な雰囲気はあるのですが、解説文も英語ですから、日本人だと敵やスキルの詳細はもちろん、その雰囲気を察することさえ難しいです。
理解できれば楽しめるゲームで、Dungeon Raid っぽさも感じられるのですが、かなり人を選ぶゲームですね・・・
価格は 240 円。 買い切りゲームなので課金や広告は一切ありません。
道の描かれたタイルを1つずつ置いていき、ダンジョンを「作りながら」進んでいくゲームです。
画面下に手札となる5つのタイルがあり、このうちの1つを道が繋がるように設置していきます。
向きは自由に回転させられ、置くと主人公がその上に移動。 手札はすぐに補充されます。
タイルには道と一緒に 緑のイガイガ、ハート、盾 が描かれていて、それぞれ アタック、ヘルス、ディフェンス がアップします。
歯車マークのタイルもありますが、これは地面に歯車が描かれているところに設置しなければ効果がありません。
歯車(コントロール)は 10 個貯まると上位の装備を入手できます。
モンスターの描かれているタイルもあり、このゲームのモンスターは Snag(障害)と呼ばれます。
設置すると戦闘となり、互いの アタック・ヘルス・ディフェンス が減少、ヘルスが0になった方は敗北します。
戦闘によってアタックとディフェンスが減るのが特徴で、よって戦闘後はこれらを回復させないと、次の戦いで苦戦します。
Snag は自分で設置しなければ戦わなくて良いのですが、手札が Snag ばかりになったら置くしかありませんし、倒せば経験値の「元」がタイルの上に現れます。
ただ、この経験値の元は自分では回収できません。
スタート地点に Nemesis(ネメシス)という存在が現れ、手札を破棄したり、道を繋げられなくなったりすると、プレイヤーを追いかけてきます。
これに完全に追い付かれるとゲームオーバー(目覚め)になってしまいますが、このネメシスが経験値の元を飲み込むことで、プレイヤーとネメシスの双方の経験値がアップ、最大になるとレベルが上がります。
レベルが上がればアタック / ディフェンスの上昇値や最大ヘルスをアップさせられ、さらに Perk(パーク、特典)も1つ習得できます。
パークには「ハートのタイルを捨てるとアタックとディフェンスが上がる」「アタックよりディフェンスが低い時はディフェンスが自然増加する」などのゲームが有利になる効果があり、言わばパッシブスキルです。
装備のアップグレードやレベルアップ時のパークの入手は、3つ提示された中から1つを選ぶ形式で、この辺は Dungeon Raid ライクですね。
もちろんどれを選ぶかが攻略のポイントになります。
※数字の書かれた照準のようなものが「ネメシス」。 追い付かれると夢は終わりますが、これが進まないと経験値は得られない。 つまり自我なのか?
ネメシスを任意に進ませるにはカードを破棄する必要があり、右上の X ボタンで捨てられます。
ただし Snag を捨てるとネメシスの経験値が増えます。
ネメシスのレベルが上がるほど、破棄した時に進むタイルの数が増加し、追い付かれやすくなります。
右はステータス画面。 タイルの数字はステータスと装備で決まります。
タイルの設置時にはコンパスが表示され、ゴールの方向と距離を示してくれます。
その方向に進んでいき、ゴール周辺にあるカギを集めて中に入るとステージクリア。
ヘルスが0になり、倒れてしまうとゲームオーバー・・・ ではありません。
前述したようにゲームオーバーになるのはネメシスに追い付かれた時です。
ヘルスが0になるとネメシスが経験値の元を飲み込みながらダンジョンを進行して来ます。
この時に飲み込む経験値の数はネメシスのレベルと同じで、そしてプレイヤー側の経験値は増えません。
しかしレベル分の経験値を飲み込んだらネメシスはそこで停止、そしてプレイヤーのヘルスが最大値の半分まで回復して、ゲームは続行します。
つまりヘルスが0になっても、ネメシスとの距離が十分にあり、途中に経験値の元がたくさんあれば、倒れても大丈夫です。
とは言え、経験値がムダになりますし、にっちもさっちもいかなくなって連続で倒れることも多く、ダメな時は一気に追い付かれますが。
ゲームの大きなポイントになるのは、Special Snag と呼ばれるボスモンスター。
Special Snag には多くの種類があり、強力なのはもちろん、持っているだけでデメリットを招く者も多くいます。
アタックやディフェンスが低い時には置きたくないですが、タイルの効果を消したり、早く置かないとどんどん強くなってしまうボスもいて、手をこまねいているとヤバいことに。
この Special Snag の扱いは Dungeon Raid のボスモンスターに似ていて、どうさばいていくかが攻略の要点になります。
※出口の周囲にはカギがあって、それを必要数だけ集めてから入らないとゴールできません。
Snag をタップすると、説明欄の右上に赤と青の数字が現れます。
このうち、赤は現在のプレイヤーのステータスで何ターン後に倒せるか、青は現在のステータスのままで攻撃を受け続けるとこちらが何ターンでやられるかを表わしています。
赤い数字が1なら1撃で倒せます。 青が1だと置いた瞬間にやられます。
他にも Eventful というパークを得ることで「イベント」が発生。
特定の色のパネルを置いてチャージを貯めると発動でき、様々な効果を得られます。
こちらも種類は非常に豊富で、手札を入れ替えられたり、特殊タイルが手に入るなど、使い方も様々です。
ただ、ここまで読んで解ったと思いますが、とにかくシステムが煩雑かつ独特。
敵を倒して経験値を獲得し、レベルアップで強くなり、HP が尽きたらゲームオーバー・・・ ではなく、経験値はネメシスが飲み込んで初めて獲得、攻撃力は戦うと下がり、HP が尽きてもネメシスが進行して復活など、普通のゲームの常識に沿っていません。
オリジナリティーがあると言えばそうだけど、理解できるまで何がどうなってるんだかサッパリ解らない。
その辺の基本が解っても、今度はボスモンスターやスキル、イベントの特殊効果が解りにくいという壁にぶつかる。
説明文はすべて英語だし、種類がやたら豊富なので把握に時間がかかる。
夢がテーマなのでイベントの効果も絵や名前では察し辛いです。
そして何より、暗い。
暗鬱とした雰囲気でゲームが進行し、それはそれで雰囲気はありますが、「ゲームが解り辛い+鬱」ってのは双方のデメリットを増幅させてしまう印象。
グラフィックも地味で、まったく華やかなところがないゲームなので、これでは一般ウケしないよなぁ、というのが本音ですね。
※左はイベント選択シーン。 イベントは夢の風景やシーンを表わしているようです。
発動させるには色に応じたタイルを一定数、有効な状態で設置する必要があり、黄色のイベントは敵を倒して経験値の元を出現させることが条件になります。
発動タイミングは任意ですが、忘れがちなので注意。
ゲームを終えるとスコアに応じて「カギ」が手に入り、それでキャラクターの顔や追加ボス、イベントをアンロックできる要素があります。
ただ、プレイヤーを強くする長期的な強化要素はありません。
奥深いゲーム性は健在で、慣れてくると Dungeon Raid を踏襲したゲームらしさも感じられ、解れば解るほど面白くなっていくのですが、そこまでが辛い。
最初からやたら長く続くためダラダラした感じもあるし、何より「道のパネルを繋いでいく」というのが「一筆書きパズル」よりも楽しくないので、当面は辛抱しながら遊ぶことになります。
難易度は良い意味で高く、何度かやられてボスモンスターとスキルの特徴を把握できてくると、どれをどう扱って進んでいくかの戦略を立てられるようになります。 本番はそこからですね。
タイル、ボス、スキル、イベント、そのすべてがランダムで出現するので、プレイごとに同じ展開にならないのは良い点です。
Dungeon Raid と同じく、プレイするごとにレベルや装備は1からスタートで、ハイスコアを狙うにはプレイヤー自身のレベルアップが必要です。
クセが強くて、Dungeon Raid ほど強くオススメできるゲームではありません。
ただ、そのテイストを引き継いでいることは確かなので、ファンの方なら頑張って遊べると思います。
頑張った先には、確かにそれらしいゲーム性は存在します。
・I Keep Having This Dream(iTunes が起動します)
【 ちょこっと攻略 】
以下では Perk(スキル)、Special Snag(ボス)、Event(イベント)の和訳を掲載しています。
ただし、スキルやボスなどはこれで全てではありません。
新たに見つかったものがあり次第、随時追記していきます。
=Perk(パーク、スキル)=
※Perk は同じ物を取得するとレベルが上がり、効果がアップします。
※以下に表記しているのはレベル1の効果です。
Eventful(波乱):イベントを1つ発生させられる。
Measured(慎重):ヘルスが最大ならハートタイルを捨ててもネメシスが進まない。
Daring(大胆):ハートタイルを捨てるとアタックとディフェンスが1上がる。
Patient(忍耐):歯車を得られる場所の間隔が狭まる。
Controlled(操縦):25%の確率で出て来る歯車タイルの数値が2になる。
Sudden(突発):25%の確率でイベントのチャージの初期値が1つ増える。
Flexible(融通):アイテムの選択が1つ増える。さらにアイテムの1つはステータスが2つ増える。
Balanced(均整):ディフェンスがアタックより低い場合、ターンごとにディフェンスが1上がる。
Confident(自信):Snag を倒すとアタックが2上がる。
Potent(効能):アイテム入手時、25%の確率でステータスが +2 されているアイテムが現れる。
Calm(平静):2つのハートタイルを所持していると、ターンごとにヘルスが1回復。
Rewarding(恩賞):アイテム入手時、50%の確率でアイテムの1つにアビリティが付いている。
Capable(有能):レベルアップ時、もっとも低いステータスは上昇値が +1 される。
Cautious(用心): Snag タイルを捨てると盾タイルを引く。
Dire(精強):ヘルスが最大値の半分以下の時、ターンごとにアタックが1増える。
Experienced(経験):レベルアップ時にステータスを2増やせる。
Introspective(反省):経験値のある Special Snag を倒すとコントロール(所持歯車)が1つ増える。
=Special Snag(ボスモンスター)=
Alarm Bells(警報):所持中、このボスのアタックが毎ターン1増える。設置すると Distant Echo(反響)を引く。Distant Echo は倒しても50%の確率でまた引いてしまう。
Apathy(冷淡):設置時にアタック、ディフェンス、ヘルスが半分になる。
Bite(辛辣):所持中、ランダムに Snag 以外のタイルが1つ破棄される。設置時、すべての Snag 以外のタイルが破棄される。
Bluff(虚勢):所持中、他の Snag を置くたびにプレイヤーのアタックが半分になる。
Broken Promise(反故):設置時、全ての所持タイルを空白タイルにする。
Choking Grasp(閉塞):所持中、所持タイルを凍らせる。凍ったタイルは設置や破棄が出来ない。
Claustrophobia(閉所):ターン終了時、戦闘後のボスのアタックとディフェンスが2倍になる。
Cold Logic(論理):所持中、歯車タイルを置けなくなる。
Complacency(勝手):設置後、ボスの方がヘルスが多い時しか戦闘にならない。
Confusion(混乱):所持中、設置したタイルが回転を始め、タップで止まる。タイミング良くタップすれば実害はない。
Creeping Dread(不安):所持中、ボスの右にあるタイルが破棄される。もしこのボスが右端まで来るとターンごとにボスのアタックが5上がる。
Defiance(反抗):タイルを1枚捨てるごとにプレイヤーのアタックが1下がる。
Distrust(不信):倒した時、2つのデッドウェイト(数ターン配置できない)を引く。数値は1~7の中からランダム。
Doppelganger(偽物):このボスのアタックとディフェンスは毎ターン、プレイヤーと同じになる。
Doubt(疑惑):所持中、2ターンごとに Shred of Doubt(疑惑の欠片)を引く。設置時、2ターンごとにランダムなタイルに Shred of Doubt が現れる。Shred of Doubt は攻撃時、プレイヤーのアタックとディフェンスを Shred of Doubt の所持分だけ減らす。
Drama(演技):倒した時、このボスと同じアタックを持つ Tragedy(悲劇)と、同じディフェンスを持つ Comedy(喜劇)を引く。
Ennui(倦怠):所持中は毎ターン、持っているタイルがランダムで空白タイルになってしまう。さらに空白タイルの分だけボスの HP が増える。
Fatigue(疲労):倒した時、プレイヤーのアタックとディフェンスが0になる。
Flashback(回想):攻撃後、このボスはスタート地点に移動する。
Frenzy(狂乱):設置中、アタックタイルしか引かなくなる。またカードを破棄できない。
Gaping Maw(呆然):所持中は毎ターン、近くのタイルが空白タイルに変わってしまう。
Glory(名誉):倒した時、このボスの最後のヘルスと同じ値のデッドウェイトタイルを引く。デッドウェイトは数値分のターンが経たないと設置できない。
Guidance(指図):所持中、所持タイルがランダムに変化してしまう。
Heavy Burden(重荷):設置時、9のデッドウェイトタイルを引く。デッドウェイトは数値分のターンが経過しないと設置できない。
Honesty(誠実):設置するとスタート地点に置かれ、プレイヤーを追いかけてくる。ターンごとにこのボスのヘルスが1つ増え、プレイヤーに追い付くとそのヘルスをプレイヤーに与えてくれる。
Ignorance(無知):道の出口が2つしかないタイルしか引かなくなる。
Incompetence(無力):カードを破棄すると空白タイルを引く。
Infestation(感染):ディフェンスが0の時しか設置できない。所持している間、盾タイルを引くと Parasite(寄生)に変わる。Parasite は敵だが攻撃してもアタックが減らない。しかし経験値は得られない。
Judgement(審判):設置後、そのターンに置いた道の出口の数だけボスのアタックが増える。
Loneliness(孤独): 所持中、Snag の代わりに空白タイルを引く。毎ターン、持っている空白タイルの数だけネメシスの経験値が上がる。
Malaise(沈滞):倒してもボスの防御が0でない場合、防御の数値とヘルスが同じになっているボスタイルを再び引いてしまう。
Masochism(被虐):最初の戦闘時、ボスはダメージを受けず、ボスのアタックがプレイヤーのアタックと同じになる。
Myopia(短見): 所持中、Snag のステータスを確認できない。
Neglect(無視):所持中、アタックか盾のタイルを置くと、次に引くタイルが空白タイルになる。
Nostalgia(郷愁):設置時、プレイヤーのアタックが0になる。
Outrage(憤慨):所持中、盾タイルを設置できなくなる。
Panic(恐慌):所持中、持っている Snag のアタックがターンごとに1増える。
Paranoia(妄想):所持中、手札の1つを Caution(警告)タイルに変える。Caution タイルは捨てると数値分だけネメシスの経験値を上げる。
Passion(熱中):毎ターン、ボスのアタックが2増える。
Piercing Gaze(眼光):このボスの攻撃はディフェンスの影響を受けない。
Pride(自尊):アタック / ディフェンス / ヘルスの上昇値が半分になる。
Procrastination(延期):ターンごとに全ての Snag のヘルスを2増やす。
Rage(激怒):所持中、毎ターンこのボスのディフェンスが3下がり、アタックが3上がる。
Reluctanse(嫌気):このボスは2ターンごとに移動する。
Repressed Memory(抑圧):設置時、2つの Block(壁)タイルを引く。Block タイルは配置できず捨てられないが、手札の右端に来ると自動的に消える。
Scapegoat(犠牲): Snag を5つ所持していないと設置できない。捨てることが出来るがネメシスのレベルが上がる。
Stalking Horse(口実): ボスを2つ所持していないと設置できない。
Sudden Tension(緊張):イベントを発動できない。
Surprise(驚愕):倒した時、新たに Special Snag を引く。
Suspicion(嫌疑):設置時、持っている各タイルの数値が2倍になり、数字が見えなくなる?
Tantrum(癇癪):所持中、右端のタイルしか捨てられなくなる。
Terror(恐怖):設置時、ヘルスが1になる。さらにネメシスが現在地まで進行してくる。
Tunnel Vision(夢中):所持中、道の出口が2つしかないタイルか、このボスしか配置できない。
Veiled Threat(脅迫):設置時、出口の周辺に Threat(脅迫)トークンが置かれる。Threat トークンの場所に移動すると Snag タイルを引く。
Whimsy(奇抜):ターンごとに所持タイルの上下が逆さまになる。見た目はうっとうしいが実害はない。
Zeal(熱意):所持中、歯車タイルを引くと空白タイルに変わる。また空白タイルを破棄できない。
=Event(イベント)=
Alluring Sigil(魅力的な印):Lure(誘惑)タイルを引く。このタイルは Snag とネメシスをゆっくり引き付ける。
Ammo Dump(弾薬庫):所持しているアタックタイルをすべて2の歯車タイルに変える。
A Brief Pause(一休み):任意の数の選択したタイルを Pause(休止)タイルに変える。Pause は設置時、手札にある Pause タイルの数だけアタックとディフェンスが増加する。また置かれている Snag が行動しない。
A Moment of Rest(休み時間):アタックが半減し、ディフェンスが倍になる。
Backtrack(引き返す):所持タイルをマイルストーンに変える。これを設置していると毎ターンライフが1回復する。しかし Snag を設置すると、Snag がその場所にワープして破壊される。
Bait(エサ):ネメシスが次の経験値の元まで進み、その経験値を2倍得られる。
Borrowed Time(天恵の時間):ネメシスが現在地まで移動する。移動するごとにライフが回復する。
Breakthrough(突破口):Snag タイルを1つ破棄する。その Snag の防御の半分を得る。
Brute Force(腕力):所持している Snag の数 x3 だけアタックが増える。
Circle of Protection(保護のサークル):持っているハートタイルをすべて捨て、その分だけ盾タイルを得る。
Clocktower(時計台):現在地にアタック、ディフェンス、ヘルスが増える Talent(才能)トークンを設置する。
Costly Gift(高価な贈り物):ランダムに1~5枚のタイルが捨てられ、経験値を1つ得る。
Countdown(カウントダウン):Honesty(誠実)タイルを引く。このタイルはアタックを上げる。
Deep Clarity(深遠な知識):Clarity(知識)タイルを引く。このタイルはヘルスを上げる。
Disarm(武装解除):現在地に Weakness(弱体)トークンを出現させる。ここに置いた Snag はアタックが半減する。
Emergency Broadcast(緊急放送):ランダムに2つのカードが破棄され、2つのアタックタイルを得る。
Fearless Defense(不敵な防衛):ランダムにタイルが破棄され、所持しているタイルの道の出口を合計し、その数値の盾タイルを手に入れる。
Flash of Insight(ひらめき): どんなタイルでも捨てられる。
Flying(飛行):Snag 以外のすべての所持タイルを捨てる。捨てた分だけアタック、ディフェンス、ヘルスが上がる。
Gallop(駿馬):他の全てのイベントのチャージを2つ増やす。
Glaring Headlights(ヘッドライトの輝き):置かれている EXP タイルの数 x2 だけアタックが上がる。
Grinding Gears(きしむ歯車):コントロール(所持歯車)が3増える。しかしネメシスの経験値も5増える。
Hard Wark(重労働):Effort(努力)タイルを引く。Effort タイルはアタックとディフェンスを上げる。
Hidden Wealth(へそくり):所持しているタイルをランダムに Wealth(富)タイルに変える。Wealth タイルはアタックを3減らしコントロール(歯車)を1つ得る。
Hypnotic Gaze(催眠の視線):最も近くの Snag をスタート地点に飛ばす。
Idyllic Landscape(のどかな風景):すべての設置済み Snag をスタート地点に移動させる。
Long-Range Scan(ロングレンジスキャン):Foresight(洞察)タイルを引く。このタイルを置いたターンは Snag の攻撃を1度無効化できる。
Lucky Draw(幸運):Good Luck トークンを現在地と出口周辺に置く。その場所に行くと EXP が増える。
Metamorphosis(変質):Special Snag を捨て、別の Special Snag を引く。
Primal Roar(咆哮):アタック、ディフェンス、ヘルスが 10 上がる。
Pure Efficiency(効率重視):所持している歯車タイルをすべて破棄し、捨てた歯車タイル2つあたり1のコントロールを得る。
Rewind(巻き戻し):左端のカードを破棄する。Special Snag にも適用される。
Safety in Numbers(多人数の安心感):手札のノーマル Snag が結合され、その分だけハートタイルを引く。
Shifting Sands(砂嵐):すべての Snag が5タイル分バックする。
Sideswipe(接触事故):所持しているノーマル Snag の攻撃力を半分にする。
Sinister Crowd(不穏な民衆):所持している Special Snag の数だけ経験値が増える。
Snapshot(撮影):経験値が1つ増える。
Sudden Phone Call(突然の電話):所持している Special Snag をノーマル Snag に変える。ネメシスのレベルが上がる。
Tower of Cards(トランプタワー):現在地の周囲に歯車スポットを作る。