高校3年生になって、休日になんか登校させられて、9時間弱拘束される。その名も「模試」
今回はひたすらマークを塗りつぶすだけの、全統マーク模試について、僕がどんな感じだったか書いていきます。
さて、僕の偏差値は上がったのかな・・・?
模試ってのはだいたいこんな感じだから、新高校生や、中学生は参考にしてね!
模試についての簡単な説明
模試っていうのは、略さずにいうと模擬試験だね。
センター試験とか、大学入試とかの模擬試験を望んでもないのにやらされるわけ。
なんか1つの教科60分以上のものもあるし、しかも1日で7教科もやらされる。
時間にして9時間。模試を作った奴は頭おかしい。
一応言っておくと、模擬試験だから、基本的には学校の定期テストよりも問題が難しい。解けない。
模試を楽しみたいなら、ちゃんと勉強しておきましょう。
ウェキペディアの「模試」によると、こんな感じです。
ある程度の人数が集まる進学塾・予備校では、データを集めて統計処理を行いやすいため、模擬試験を行うことによって受験生と受験校(志望校)の学力偏差値と、受験生の合格可能性をある程度正確に判定することができる。特に、河合塾が実施する全統模試は、年間300万人近くが受験する最大の模擬試験であり、170万人が受験するTOEIC、250万人が受験する英検をも超える受験者を集めているため、強い影響力を持つ
今回は、これにもあるように河合塾の「全統模試」のマーク模試バージョンについて、感想みたいなのを書いていきます。
僕のスペック
去年の秋まではがんばって家庭勉強をしてたけど、だんだん嫌になってきて、10月あたりからまったく勉強しなくなりました。
偏差値?50ぐらいじゃね?
僕の模試前日のツイート。
明日模試だし…嫌すぎる…
— めるぜ (@mruzea) 2016年4月15日
んー寝よう
— めるぜ (@mruzea) 2016年4月15日
模試だるいなぁああああ
全統マーク模試の感想
戦いが始まる前
せっかくの土曜日なのに、朝が憂鬱。これから学校で1日中問題を解かなければと考えると、死んだほうがましだと思ってしまう。
ああ、ヒトデさんの記事おもしれぇなぁ・・・俺もそんな風に人生エンジョイしたいよ・・・
模試があるってだけで気分がナーバスになる。
風を浴びながら学校に向かう。転んでケガしたら行かなくていいようになるかな・・・。
ガチでこんなことを考えてた。
国語 80分
いよいよ模試がスタート。
斜め前と横のやつがいない。さぼりあがった!!!
なんなんだよまじ。
国語は、現代文は出口先生のやつを実践してるから割と得意。
これはぜひここを見ている学生さんにもおすすめしたい。まじで現代文の点数上がるよ。
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出口の現代文レベル別問題集(5(上級編))改訂版 [ 出口汪 ]
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しかし、古文漢文がまったくわからない。
だから時間配分は大体、現代文8割り、古文漢文1割、睡眠1割となった。
マーク模試、つまり、センター試験の模試だから、基本のことがよくでる。友達は古文漢文簡単だったとか言ってたから、おそらく僕みたいに基本がなってない人以外は解けるはず。
まずは授業をよく聞こう。
英語 80分
まず、単語が分からない。いや、正確にはどっかでみたことあるけどよくわからない。
まじ意味わかんねえよあれ。
まあ、アクセントの位置や、単語の並び替えはいいよ。うん、いい。
「まとまりのある文章にしなさい」ってなんだんだよ!!!!
なんでまとまった文章つくらねえんだよ!!!!!意味わかんねえよ!!!頭おかしいだろ!!!
全部②にした。
長文は、遺伝子について偉そうに語るやつらの話だった。あいつら主張強すぎるんだよ。
リスニング 30分
初めは簡単だったから、おおーこれはいける!!!って思ってたけど、急に早口でしゃべりはじめたおかしなやつら。
最後とかまったくわからなかったから、あみだくじで回答を決めていました。
このように、3つから4つに分岐させるあみだくじは作るの結構難しかった。
3分ぐらいでやっと作り上げたけど、問題点がまだある。
同じ正解の番号が2つ以上でてくることもセンター試験ではあるからだ。
なので1つから4つに分岐させるあみだくじを開発中です。ご期待ください。
昼食
ここでやっと昼食。生きてるということを再認識した。北極にある温泉?砂漠にあるオアシス?そんな感じ。
外に目をやると、やわらかな日差しと、心地よさそうな風にゆれる木々があった。
人々のあふれる笑顔。忙しそうに走る車。彼らはみな生きている。そして、私も生きている。
お弁当に目をやると、おいしそうなお米が身を寄せ合っていた。朝解凍したやつだけど。
それを口にいれると・・・
こんな感じで、スマホをいじりながら残された余生を楽しく過ごしていました。
数学
数Ⅰ・A 60分
1問解いて感じた。
おお!解ける、解けるぞ!!!!!!!!
俺はxやyの正体を突き止めるべく、いまシャーペンを走らせる!
まってろよ黒ずくめのやつら。必ずお前達の正体を暴いてやる!
他にも、ゼミでみたところなどが多数あった。ゼミ最高!(※やってません)
ところで、僕の計算処理時間の遅さはクラスの中でも1、2位を争うぐらいである。
とにかく遅い。夕張みたいに遅い。
大問2番を解き終わったとき、残り時間10分であった・・・。
~THE END~
基本問題ばかりだった。解きやすかったけど、図形の最後の問題は難しかった。
やっぱり公約数とかのほうが簡単だったのかな?
数Ⅱ・B 60分
さて、まあ数学は割りと得意なのでがんばろうかと思ってたんですが・・・。
ここで俺は文句をいう筋合いはあると思う。
たぶん、1A終わりの休み時間に、窓を誰かが開けてたんだと思う。そして、始まりのときに閉めた。ここまではいいよね。じゃあ、なにが起こったのか。
びゅおおおおおおおぉぉぉぉぉおぉぉぉおおぉぉぉぉおおぉぉおおおおぉおぉぉ・・・・・・・
風が隙間から吹き込むと、結構な音量でこれがなる。
まったく集中できなかった。雑音を大音量で流されていながら、問題を解いていたのをみて、窓を開けた人はどう思っていたのだろうか。
〔俺の頭の中〕
xを2乗すれば絶対値が外れるからyがびゅおおおおおぉぉおおぉぉぉぉぉおおぉぉおぉぉぉぉぉぉおぉぉ・・・・・・
~THE END~
基本問題だけど、難しい問題もあったから、やっぱり応用力も要りますね、センターといえども。
物理 60分
びゅおおおはさすがに収まった。
物理はもともとわけがわからない学問だし、それに準じて今回のものもわけわからなかった。
まず、高校3年生の前で『滑らかな坂に物体を置くと、滑り落ちていった。』とかいう縁起悪い語彙を使わないでほしい。
ま、もともと物理苦手だし~俺は魔法のほうが好きだし~。
ちょっと応用した力が必要かなと思った。
化学 60分
なぜか測定器具を使って濃度を測らないやつらや、わざわざ燃焼時に出される熱の量を知りたいアホどものために、俺らは必死に問題を解く。
ん・・・そこ習ってねぇよ・・・おいおい・・・
公式とかを覚えていれば解けそうな問題だったけど、その公式が分からない。
公式はちゃんと覚えましょうね。
地理 60分
ラストだあああああああ!!!!!!
もうずっと問題と向き合ってきた。時間にしておよそ6時間ぐらい。
もうね、ここまできたら集中力が残ってない。
窓を見ると、あれほど高かった太陽が、はや山に沈もうとしていた。
赤い光に照らされた人々はやっぱり忙しそうで・・・
寝てたわ。
よく考えれば解ける問題だったんだろうけど、もうそんな力もない。
適当にマークしてたかな。よく覚えてない。
自己採点
せっかく問題を解いてやったのに、自己採点までしないといけない。
正直、これすごくめんどくさい。
まあ、結果はさんざん。
国語は102点ぐらいで、やっぱり古文漢文できないとこんな感じになった。やっぱりちゃんとしようよ。
英語もやばい。200点満点のはずなのに、100点もない。あれ?100点満点?やだなーめっちゃ高得点ジャン↑。
理科科目は両方死滅。なくなればいいのにあんな教科。
だが、数学が割りとよかった!!!!!
8割ぐらいをキープ。現役生は最終9割を越えるらしいけど、そんなのかんけえねえ!!!!これは赤飯ですわ。
地理も21点満点中21点と高得点!よかった~。
帰宅
なんかすんごい向かい風だった。いみわかんねぇ。
まとめ
こんな感じで、拷問のような時間を過ごすのが模試です。
なにが好きで、1日中問題と向き合うことを強制されなくちゃいけないんですかね、いみわかんねぇ。
本番のセンター試験は2日に分かれてたと思うんだけど、それを1日で終わらせるスケジュールを組んだやつは頭おかしい。
この試験中、ほんと模試を作った奴に対して「頭おかしい」ってずっと心のなかで叫んでました。
そして、これで代休がないとかもう嫌だ・・・土日の休日すら保証されないブラックなところが学校なんだ・・・。
模試は恐ろしいものです。初めて模試を受ける人は覚悟していてください。