演奏・練習曲リスト

 

Missa Brevis (ミサ ブレビス)

作曲G.P.da Palestrina(1525頃〜1594,イタリア・ローマ)

ルネサンス後期の巨匠。ルネサンス風ポリフォニー技法を円熟かつ完璧に仕上げる。2010年11月にコンサートで演奏。

Pastores,dicite quidnam vidisitis?(羊飼いたちよ,言っておくれ,誰をみたのだ?)

作曲C.de Morales(1500年頃〜1553,スペイン・セビリア)

2010年10月の市民合唱祭,11月のコンサートで演奏。

Messe de Minuit(真夜中のミサ)  

作曲M. Charpentier(1645?〜1704,フランス・パリ)

クリスマス曲。2008年のクリスマス・コンサートで抜粋を披露。2010年11月コンサートで全曲演奏。

Hodie Christus  natus est (今日,キリストがお生まれになった)

作曲G.P.da Palestrina(1525頃〜1594,イタリア・ローマ)

キリストの誕生を祝うクリスマスの曲。8声のダブルコーラス曲。2010年11月のコンサートで演奏します。

Hodie Christus  natus est (今日,キリストがお生まれになった)

作曲J.P.Sweelinck(1562〜1621,ネーデルランド・アムステルダム)

キリストの誕生を祝うクリスマスの曲。5声 元気な曲。2010年11月のコンサートで演奏します。

スウェーリンクはオルガン教師としても活躍。フランドル楽派後期の作曲家。

O Magnum Mysterium (おお,大いなる神秘)

作曲T.L.da Victoria(1548頃〜1611,スペイン・マドリード)

クリスマスのためのモテト。2010年11月のコンサートで演奏します。一説によると世界中で一番歌われている合唱曲とか。

Ave Maria (アヴェ マリア)

作曲T.L.da Victoria(1548頃〜1611,スペイン・マドリード)

良く親しまれているヴィクトリアの曲。清楚な曲です。2010年11月のコンサートで演奏します。

Ave verum corpus k.618

作曲W.A.Mozalt(1756〜1791,オーストリア・ウィーン)

1791年,バーデンで療中の妻コンスタンツェを訪れた折に面倒を見てくれた合唱指揮者アントン・シュトルに感謝気持ちをこめて贈られた曲。歌詞は「めでたし,まことの御体,十字架上に犠牲になられ,われらのために血をながしたもう。」2011年前期の練習曲

Bonjour,mon coeue

作曲Orlando di Lasso(1532頃〜1596,ドイツ・ミュンヘン)

16世紀フランドル学派の最後を飾る巨匠。イタリア各地で活躍した後,1556年からミュンヘンの宮廷礼拝堂の楽長をつとめる。曲は宗教曲・世俗曲,フランス,ドイツ,イタリア各国の様式を踏まえた多才な活躍をしている。2011年前期の練習曲

Matona,mia cara

作曲Orlando di Lasso(1532頃〜1596,ドイツ・ミュンヘン)

16世紀,ナポリで生まれた「ヴィラネラ」という形式で作曲された曲。マドリガルの洗練された曲に対して〈田舎の歌〉を意味している。当時イタリアに進駐していたドイツ兵が歌うセレナードの形式を取っており「マドンナ」が「マットナ」に訛るなどドイツ語訛りのイタリア語で歌われる。2011年前期の練習曲

Salve Regina

作曲 Josquin Desprez (1440頃〜1521,フランス・コンデ)

15,16世紀フランドル学派最大の作曲家。当時は「音楽の君主」と呼ばれていた。イタリアで活躍し,最後はフランス,コンデの大聖堂主席司祭をつとめる。それまでは一つの声部にだけ置かれていた定旋律をすべての声部に広げ,各声部が模倣していく通模倣様式を完成させる。 2011年前期の練習曲

Peccantem Me Quotidie(私は日々罪を犯して)

作曲C.de Morales(1500年頃〜1553,スペイン・セビリア)

16世紀スペインで活躍した音楽家。スペインの宗教音楽確立。作風はフランドル学派の影響があり,精緻なポリフォニーを織りなす一方,率直で線の太い情緒表現に独特なものを持ち,スペイン音楽の特徴にもなっている。

Magnificat(マニフィカート)ト短調 RV610

作曲A.Vivaldi(1678〜1741,イタリア・ヴェネツィア)

ご存じ,四季のヴィヴァルディです。この曲の中にも四季の夏を彷彿とさせられる弦楽器のパッセージがあります。ヴェネツィアのピエタ女子孤児院で音楽指導をしてそのための多くの作曲をしています。この曲は何度か編曲され,RV611版もありますが,それはピエタ女子孤児院のソリストお披露目の曲として技巧的なソロの曲も加えられています。今回は最初の作曲であるRV610を演奏。

Il est bel et bon(イレベレボン・・,主人はいい人)

作曲 P.Passereau (1509~1547,フランス)

クレマン・ジャンヌカンやセルミジと同じ時代に活躍したフランスの作曲家。シャンソンを多く作曲しているが,この作品は代表作。フランス語です。訳は様々出ていますが,フランス語が解れば結構キワドイ歌詞とのこと。2人の奥さんのかいわですが,旦那がいい人につけ込んで,遊び放題・・そんな内容かな。

この曲と Matona,mia cara 2曲で2011年の秋の合唱祭に参加。

死んだ男の残したものは

作詩 谷川俊太郎(1931〜,日本) 作曲 武満徹(1930〜1996,日本)

1984年に岩城宏之指揮,東京混声合唱団で初演される。意外な音の重なりが多く,練習するたびに新しい発見がある。2012年の秋の市民合唱祭,コンサート,2013年アンサンブルコンテストで演奏。

小さな空

作詞・作曲 武満徹(1930〜1996,日本)

2012年のコンサートで演奏。

Quatre Motets sur des thèmes grègoriens(グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテト)

作曲Maurice Duruflè(1902〜1986,フランス・パリ)

フランスの作曲家・オルガン奏者。作品は旋法的和声に基づき,流麗で,フォーレの様式を伝えている。2013年前期,コーラスフェスティバルで演奏。

ロマンチストの豚,さびしいカシの木

作詩 やなせたかし・作曲 木下牧子(1956〜,日本)

アンパンマンで人気を博しているやなせたかし(1919〜 )の作詩の曲です。売れない時代が長く,アンパンマンでブレィクした時には50歳を超えていました。優しい詩ですが,売れなかった時代の悲しみが津々と伝わる曲です。 4部合唱版は2003年に発表されています。 2012年のコンサートで演奏。

O Magnum Mysterium (おお,大いなる神秘)

作曲William Byrd(1542頃〜1623,イギリス・マッシー)

イギリス・ルネサンス随一の作曲家。大変多くの曲を残している。2013年前期の練習曲。

Balletto A Cinque Voci(5声によるバレット)

作曲Giovanni Giacomo Gastoldi(1550頃〜1622,イタリア・ミラノ)

イタリアの作曲家。サンタ・バルバラ礼拝堂楽長を務める。作品にはミサやモテトもあるが,バレットが有名。単純なマドリガル様式で書かれた舞曲風の声楽曲で,ガストルディから始まる。2013年前期,1番,6番を市民合唱祭で演奏。

Requiem Opus48(レクイエム)

作曲Gabriel Faurè(1845〜1924,フランス・パリ)

フランスの作曲家。ベル・エポック(Belle Époque(仏:良き時代)。19世紀末から1914年の第1次世界大戦勃発までのパリが繁栄した華やかな時代)を代表する作曲家の一人。フランス歌曲(メロディ)をドビュッシーとともにドイツ歌曲(リート)と肩を並べるものにまで高めた。母の死をきっかけに作曲したと言われていて,ごく親しい人の死を悼む感情が込められている。フォーレならではの透明な音楽。2013年練習開始,2014年コンサートで演奏予定。