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三重定置網に「メガマウス」 尾鷲港
尾鷲市沖の尾鷲湾入り口に張る定置網に十五日朝、世界でも捕獲例の少ないサメの一種「メガマウス」が掛かった。研究用として県外に送られるという。 メガマウスは水深一〇〇〜二〇〇メートルに生息し、体表が黒く口が大きいのが特徴。今回掛かった個体の体長は約五メートルあり、港に上げられた際には生きていた。 港に隣接する魚市場に通う市内の鮮魚店男性(71)は「見たことがない。一トンはあるのでは」と驚き、別の鮮魚加工店の男性(68)も「地震と関係あるんかな」と目を丸くした。 三重大大学院生物資源学研究科水産実験所によると、普段はプランクトンを食べて生息しており、国内では数年に一回捕れるという。尾鷲市でも五年前に別の定置網に掛かったことがある。 (小坂亮太) PR情報 |
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