気象庁 熊本・益城町に臨時の震度計を設置
16日未明に熊本県でマグニチュード7.3の大地震が発生したあと、データが送られていない状態が続く益城町の震度計について、気象庁は代わりとなる臨時の震度計を16日夜に設置し、観測体制の復旧を急いでいます。
気象庁によりますと、今月14日に起きた地震で震度7を観測した熊本県益城町では、16日未明にマグニチュード7.3の大地震が発生して以降、震度計のデータが送られていない状態が続いています。地震に伴う停電が原因とみられています。
熊本県が設置したこの震度計は、設置場所の町役場が倒壊するおそれがあり、立ち入りができないため、復旧の見通しが立っていないということです。このため気象庁は16日夜、益城町の別の場所に臨時の震度計を設置し、データを処理するためのシステムの改修を行っているということです。気象庁はできるだけ早く、観測体制を復旧させたいとしています。
一方、気象庁によりますと、16日未明の大地震のあと、国土交通省が熊本市に設置している津波観測計から潮位のデータが送られてこない状態になっているということです。臨時の観測装置を設置する作業を進めていますが、正常に観測できるようになるには1週間程度かかる見通しだということです。
熊本県が設置したこの震度計は、設置場所の町役場が倒壊するおそれがあり、立ち入りができないため、復旧の見通しが立っていないということです。このため気象庁は16日夜、益城町の別の場所に臨時の震度計を設置し、データを処理するためのシステムの改修を行っているということです。気象庁はできるだけ早く、観測体制を復旧させたいとしています。
一方、気象庁によりますと、16日未明の大地震のあと、国土交通省が熊本市に設置している津波観測計から潮位のデータが送られてこない状態になっているということです。臨時の観測装置を設置する作業を進めていますが、正常に観測できるようになるには1週間程度かかる見通しだということです。