関東甲信越 強風で被害相次ぐ 7人けが

関東甲信越 強風で被害相次ぐ 7人けが
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強風で、関東甲信越では、17日午後3時までにお年寄りが転倒してけがをしたほか、建築現場の足場が崩れるなどの被害が各地で相次いでいます。
このうち新潟県上越市では70代の女性が強風にあおられ転倒し、足の骨を折る大けがをするなど、新潟県内で7人がけがをしたということです。
東京・日本橋の隅田川では、午後0時半ごろ、小型のボートが転覆し、乗っていた男性2人が川に投げ出されましたが、周りにいた仲間に助けられてけがはありませんでした。警視庁は、強風でボートが転覆したとみて調べています。
各地で強風による建物被害も相次いでいます。東京・多摩市では、午前10時半ごろ、京王線の「聖蹟桜ヶ丘駅」の近くにある解体中の9階建てのビルから、ビルを覆っているパネルが多数落下しました。けがをした人はいませんが、パネルはビルの前を通る道路に散乱しました。
また、東京・足立区北千住では午後2時ごろに信用金庫の新築現場の周りを覆っていた足場が強風で傾きました。さらに横浜市金沢区泥亀でも公務員宿舎にかけられていた足場が倒壊しました。
このほか関東甲信越では住宅の屋根の一部が飛ばされたり、ガラスの窓が割れたりする被害も各地で報告されています。