トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

ヤクルト18戦目で初完封勝ち 石川好投、リリーフもピシャリ

2016年4月17日 紙面から

DeNAに勝利し、タッチを交わすヤクルトナイン。右端は最終打者のロペス=松山で

写真

◇ヤクルト4−0DeNA

 ヤクルトの投打がかみ合った。丁寧にコースを突いた先発の石川は6イニング1/3を無失点で2勝目。打線は12安打。1回に雄平の適時打で先制し、バレンティンの4号2ランなどで加点した。谷内は3安打。DeNAは打線が沈黙して3連敗。

 ヤクルトは18試合目でようやく完封勝ち。石川が7回途中まで散発4安打で試合をつくると、ルーキ、ペレス、オンドルセクの新勝利の方程式が機能した。真中監督は「石川は前回の悪いイメージをリベンジした投球。後ろが安定すると野手にもリズムが出てくる」と会心リレーに笑顔だ。

 1週間前と同じDeNA戦。前回は無失点で迎えた4回に3本塁打を浴びるなど一挙5失点で降板していた。前日から「借りを返さないと。松山は球場が広い分、大胆に攻めたい」と闘志を燃やしていた石川が、言葉どおりの好投だ。

 7回1死二塁、88球での降板も「先発があそこまで引っ張ってくれれば十分」と高津投手コーチ。すっぱり継投に切り替えられたのは、後ろの投手が確立してきたから。昨年の勝ちパターンのうち、セーブ王・バーネットとロマンが退団。代わりに取った新外国人2人の存在感が、日々増してきた。 (竹村和佳子)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ