(放課後さいころ倶楽部・1巻/中道裕大)
月刊少年サンデー連載。
京都の女子高生3人がメインキャラクター。
彼女らやその周りの人々が、アナログゲーム(特にに海外製のボードゲーム)を遊ぶ様子を描いています。
アナログゲームというのは、将棋や囲碁、UNO、モノポリーみたいなやつですね。
このマンガで紹介されている中で、私が前に聞いたことがあったものだと、人狼ゲーム(紹介されているのは「ミラーズホロウの人狼」)やカタンがありました。
(同2巻)
基本的に話は1話完結で、1話ごとに1つのゲームを主人公たちが遊びます。
その1話の中で、簡単なルール説明からプレイの様子、プレーヤー間の駆け引きなどのゲームの醍醐味まで描かれます。
複雑なルールのゲームについても、分かりやすく、その楽しさまできっちり描いているのが素晴らしいです。
(同5巻)
分かりやすいルール説明と、楽しさが伝わってくるプレイの様子。
登場キャラクターが楽しそうにプレイしているのを見ると、マンガに出てきたゲームを買って実際にプレイしてみたくなりますね。
現に私も、このマンガを読んで知ったゲームを購入して遊んだこともあります。
マンガに描かれていた通りのゲームの楽しさで、非常に楽しめました。
また、主人公3人も、委員長タイプ、元気で天然なタイプ、おっとりしたタイプ、と個性豊かなのも良いですね。
そこに少しだけですが、恋愛要素も絡んできたりと、キャラクター同士の関係性の展開も見逃せません。
今では知らなかった楽しいボードゲームの世界。
このマンガを読んでその世界に足を踏み入れてみましょう。
(同1巻)