人工透析できず 熊本県の27施設 断水や停電で

人工透析できず  熊本県の27施設 断水や停電で
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厚生労働省によりますと、熊本県内で腎臓病などの患者に人工透析を行っている94の医療機関のうち、17日午前4時半の時点で、およそ3割に当たる27施設で、断水や停電のため人工透析ができなくなっているということです。
人工透析が行えない医療機関の患者は、周辺の医療機関などが受け入れているということで、日本透析医会は、ホームページに「災害時情報ネットワーク」というサイトを開設し、最新の施設の情報を掲載しています。
また、熊本県内の避難所では、人工透析が必要な人が、巡回している医師などに、どの医療機関に通院していたか、また、何日間人工透析を受けていないかなどの情報を伝えれば、受け入れ可能な医療機関のスタッフが、患者を送迎する対応をとっているということです。