昨日4/16土曜日、昨年末に入籍した山崎育三郎・安倍なつみの結婚披露宴が盛大…いや、どちらかと言えば慎ましやかに開催された。かねてより表明している通り、育三郎は私のレッスン生であり、言わば今の彼の歌い手としての素地を最初に見出し、基礎から手ほどきをしたのは私である。あれから17年余、一世を風靡した【時のアイドル・モーニング娘】の初期メンバーの一人でセンターポジションで話題をさらったナッチがその育三郎の一生の伴侶となろうとは夢にも思わなかったが、それを現実にしたのもミュージカル界に今や確実な足場を築き常に話題の諸作品に出演し続けている育三郎とアイドルからの脱皮と新たな活動の範囲を女優・正統歌手としての軌道へと修正したナッチが同じ土壌で巡り合った必然がもたらしたものと、この度改めて思い知った。そしてその場に今回私も列席する事となった訳で育三郎からの熱い要請を受けての判断でもあった。主賓席に寄り添って座る育三郎・ナッチ夫妻に対して二言三言話しかけたが、どうも日頃夫婦間の会話の中で育三郎はかなり詳細にかつて私と共に歌の勉強に勤しんだ頃の経緯をナッチに話しているらしくナッチは私に初対面であるにも関わらず【あぁ～先生、お話しはいつも聞いています！。】っと返答してくれた。今まさに起こっている熊本の大地震災害に思いを寄せ二人の披露宴は極めて簡素なものとなった。…とは言え列席者数は延べ260人。落ち着きのある気品に満ちた披露宴であるにも関わらず、その華麗さはひとしおであった。今後彼ら二人が我が国のエンタメ界にどれ程の貢献を施すかはまだまだ未知数だが、これだけの人々の祝福を受け新たな旅立ちをする訳であるからにはそこに課せられた責任は重大であると認識せざるを得まい。私は今後共、極めて厳しく二人の仕事ぶりを見守り時には【意地悪ジジイ】に徹して率直に意見具申して行くつもりでいる。この夏には二人の間に新しい【命】が誕生する。だからこそ尚更、精進に徹してもらわなくてはならない！。どうか！どうか！今後共、夫婦力を合わせ切磋琢磨して新たな人生の扉を切り開いて行ってもらいたい！。最後にその事を申し述べておく事にする。