日本社会の中にも徐々に浸透しつつある動画配信サービス。
正規の動画配信サービスの普及は、違法な配信サイトへのカウンターアタックになりますからね。
とはいえ、最速放映の直後にアップロードされる違法配信サイトにも、まだまだアドバンテージがある。
その辺にまだまだ課題はありそうですが、それはまた別の記事で。
今日は、浸透してきた正規の動画配信サービスの特徴について取り上げてみたいと思います。
今回取り上げるのは、dアニメストア、dTV、hulu、netflix、Amazonプライムビデオ、バンダイチャンネルの6種類。
ちなみに、今回の情報(タイトル数・タイトル名)は2016年4月16日現在のモノですので、ご注意ください。
動画配信サービス
dアニメストア
月額 400円+税
見放題タイトル たくさん
おススメ度★★★★★
結論から言うと、単純にアニメを見たいだけならdアニメストアと契約するべきだと思います。
クレジットカードさえあればドコモキャリアでなくても大丈夫。
※裏を返すとクレジットカードがなければドコモと契約しなきゃならないんですけどね。
作品タイトル数も圧倒的。春アニメも37タイトルを配信しています。
かといって、旧作も分厚く途中一旦配信が終了したタイトルでも、何かの拍子に配信が再開したりするので全く侮れません。
私の印象では、ノイタミナ枠やテレ東でネット数の少ないタイトルに強い印象がありますね。ただ、今回のノイタミナの甲鉄城のカバネリはAmazonプライムに持っていかれていますけどw。
それでも、アニメ専門配信サービスとして圧倒的だと思います。
値段も税抜き400円と良心的な設定。
あと、最近ではアニソンのMVも配信し始めました。キングレコードとNBCユニバーサルの作品が主体みたいですね。
MV目的でCDを買った作品の大半がNBCユニバーサルでことごとく配信になっているのには喜んでいいのかどうか微妙な気持ちになりました。
また、声優バライティにも参戦ということで、「黒田崇矢のかかってこんかい!with増田俊樹」という番組も4月から始まっています。
黒田さんといえば龍が如くの桐生さんのイメージが強いですが、結構トークも面白いので、声優好きの人は見て損はないと思います。
羊でおやすみシリーズ 特別編 「モテるオヤジのトキメキベッドルーム feat Knock Out VOICE」
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バンダイチャンネル
月額 1,080円
見放題タイトル 1,030
おススメ度★★★★☆
タイトル数は2,928作品のうち見放題対象なのが1,030作品ほど。
その中で、入れ替わる感じなんですかね。私は契約していないのでその辺の事情がちょっとつかめてません。
ただ、見放題の金額が月額1,080円というのがdアニメストアと比較してもちょっとお高い印象。
でも、本当に好きなアニメを漏らさず見たいと思っている人なら契約する価値はあると思います。
dアニメストア+バンダイチャンネルの見放題プランでかなりの隙を埋めれます。
バンチャの特徴は、何といってもガンダムのアドバンテージが大きい。ガンダム作品は基本見放題プランに入っていますからね。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN III [Blu-ray]
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dTV
月額 500円+税
見放題タイトル 286
おススメ度★★☆☆☆
ドコモの配信サービスのうち映画・ドラマも扱う、総合的な配信サービス。
値段的にもdアニメストアに比べてちょっとお高くて税抜き500円。
でも、これで映画もドラマも見たい人ならこっちのほうがいいかもしれませんね。
アニメだけの視点でいえば、基本はキッズ向け。
名探偵コナンやドラえもんなどの全日帯のアニメの配信が中心のイメージを持っていただければいいでしょう。
でも、そんなタイトルに交じって「ブラックラグーン」や「下セカ」などのきわどい、とてもじゃないけどキッズには見せたくないタイトルが混じっているのが何とも笑えてきます。
特にブラックラグーンはdTVだけで、dアニメストアにもなかったw。
チョットその辺の事情が知りたいw。
hulu
月額 933円
見放題タイトル 270弱
おススメ度★★☆☆☆
いま話題の配信サービスで、私の周りでも加入数がじわじわ増えています。実際のところはどうでしょうね。
アニメだけの視点で見ると、配信タイトルは270作品くらいでdTVと同じくらい。
内容的には日テレ作品に強いイメージ。バライティもドラマも、野球中継もhuluで配信している関係で、近年の日テレ作品は大体網羅されている印象がありますね。
日テレでヤッターマンをリメイクした関係か、タツノコアニメもかなり充実しています。
とはいえ、アニメ単独では契約するのには躊躇してしまいますね。
私的には、海外ドラマでビタッとハマった作品があったので、無料期間後も数か月は契約するつもりです。
ka-rinchaco01.hatenablog.jp
netflix
月額 650円・950円・1450円 画質別の3段階の値段設定
おススメ度★★☆☆☆?
登録しないと中身が見れないので実は評価のしようが無かったりします。ごめんなさい。
ただ、前クールでは「亜人」春クールでは「クロムクロ」が独占配信という事なので、個人的には正直鬱陶しいw。
一応、★は2つにしてありますが、配信タイトル数によっては増やすかも。
netflixのいいところは、画質と同時再生媒体の数によって値段設定が分かれているところですね。これは良心的。
スマホで見ることが多い人は、安いプランで、4Kテレビを持っている人は一番高いグレードで、といったようにライフスタイルに合わせて変えられるというところに若干魅力を感じます。
私的には海外ドラマのラインナップに吹き替えが少なそうなので論外なんですけどね。
Amazonプライムビデオ
年会費 3,800円
見放題タイトル 178
おススメ度★★★☆☆
こちらも、「甲鉄城のカバネリ」を独占配信していますね。前クールも「昭和元禄落語心中」を独占配信していましたし。
そもそも、ブロガーの皆さんはプライム会員の人も少なくないと思うのですでに実際見ている人も多いかもしれませんね。
ラインナップとしてはTBS系の作品に強いイメージ。
見放題タイトル数は178とそれほど多くはありませんが、dTVやhulu見たく子供向けでラインナップを稼いでいるわけではないので、深夜アニメ好きにはこっちのほうが見るものが多そうです。
あとは、安さが魅力ですね。年会費で3,800円。しかも、このサービス以外も利用可能とコスパは最高です。
これでプライム会員配送料無料になればいうことなしなんですが。
U-NEXT
月額 1,990円+税 ※1000ポイントつき
見放題タイトル 不明
おススメ度★★★☆☆
月額料金の中にポイントが1000円分含まれていて、見放題以外の作品もポイントを利用して視聴できる仕組み。
個人的にはそのポイントを省いて、見放題&個別課金にしてくれた方が絶対にいい。
ポイントというのが曲者で、そのポイントの失効が相手にゆだねられているので正直好きになれない。
しかし、総タイトル数は不明なものの他のサービスにはないアニメがライナップに含まれているのがとても魅力。
お金に余裕があれば契約してみても面白いとは思います。
最後に
ここまでいろんな配信サービスを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
他にもニコニコ動画やDMMもありますが、見放題というわけではなく個別課金が主流なので対象に含めていません。
また、GEOも配信サービスを始めている様ですね。今回は調査が足りなくて掲載しておりません。
少しでも、皆さんの助けになればと思っています。