04月16日 10時03分
地域政党・減税日本の代表を務める名古屋市の河村市長と、おおさか維新の会の代表を務める大阪府の松井知事が15日夜会談し、夏の参議院選挙を見据えて、両氏がそれぞれの党の幹部に就任するなど、連携を強化していくことで一致しました。
減税日本の代表を務める名古屋市の河村市長と、おおさか維新の会の代表を務める大阪府の松井知事は、15日夜、京都市内のホテルで約2時間にわたって会談しました。
この中で、松井知事は「国会議員の定数削減などの身を切る改革や、地方分権を実現するためには、両党が協力して夏の参議院選挙に臨む必要がある」と述べました。
これに対し、河村市長は「納税者の立場にたった政治勢力をつくりたい」と応じ、参議院選挙を見据えて連携を強化していくことで一致しました。
その上で、具体的には、松井知事が減税日本の幹部に就任し、河村市長がおおさか維新の会の幹部に就任する方向で最終的な調整を進めるとともに、参議院選挙の愛知選挙区では、両党で候補者を一本化することを確認しました。
会談の後NHKの取材に対し、河村市長は「税金を払う人たちの政党を作るために松井知事と前向きにやっていきたい」と述べました。
また、松井知事は「お互いのプライドを大事にしながら共同で戦っていきたい」と述べました。
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