地震の犠牲者 布田川断層帯に沿った地域に集中
14日から続く一連の地震で、熊本県ではこれまでに41人が亡くなっていますが、被害は宇土市の宇土半島から南阿蘇村にかけて伸びている断層帯に沿って集中しています。
14日に震度7を観測した地震以降、15日夜までに死亡が確認された9人のうち8人が熊本県のほぼ中央に位置する益城町で亡くなり、深刻な被害が出ている地域は限定的でした。
これに対し、16日未明の地震以降死亡が確認された32人の亡くなった地域を見てみますと、益城町で12人、東側にある西原村で5人、南阿蘇村で7人、西側にある嘉島町で3人、熊本市で3人が亡くなったほか、南側にある御船町と、八代市でそれぞれ1人が亡くなっています。
16日未明からは強い揺れの地震が広い範囲で繰り返し起き、被害は広がっていますが、亡くなった人は、宇土市の宇土半島から南阿蘇村にかけて伸びている「布田川断層帯」に沿う地域に集中し、地震の震源地に沿って深刻な被害が出ていることが分かります。
これに対し、16日未明の地震以降死亡が確認された32人の亡くなった地域を見てみますと、益城町で12人、東側にある西原村で5人、南阿蘇村で7人、西側にある嘉島町で3人、熊本市で3人が亡くなったほか、南側にある御船町と、八代市でそれぞれ1人が亡くなっています。
16日未明からは強い揺れの地震が広い範囲で繰り返し起き、被害は広がっていますが、亡くなった人は、宇土市の宇土半島から南阿蘇村にかけて伸びている「布田川断層帯」に沿う地域に集中し、地震の震源地に沿って深刻な被害が出ていることが分かります。