報道をちょこっと見た。
豊肥本線が土砂崩れでまた不通に・・・・私が知る限りでも、JRになって2度は不通になっとるなあココ・・・・と思って調べたら、2回どころではなくこれで4回目。
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阿蘇・竹田などの多雨な山間部を通っているため、集中豪雨や土砂災害などの災害が発生しやすく、そのたびに数か月から災害の規模によっては1年以上も不通となることもある。
1990年7月2日の集中豪雨では緒方 - 宮地間が不通となり、復旧に1年3か月を要した[15]。
1993年9月2日の台風13号では三重町 - 豊後清川間が不通になり、全線復旧まで8か月を要した。
2004年9月に三重町 - 豊後清川間の百枝トンネルが土砂崩壊により不通となり、12月の復旧までバスによる代行輸送を行った。
2012年7月12日の九州北部豪雨では緒方 - 肥後大津間の各所で土砂流入・築堤崩壊・橋梁流出などの災害が発生した[16]。緒方 - 豊後竹田間および宮地 - 肥後大津間は同年9月3日までに順次復旧し、被害の大きかった豊後竹田 - 宮地間は、同年8月20日より代行輸送(同日から9月2日まではジャンボタクシーによる代行輸送、9月3日より七城観光バス・大野竹田バス・亀の井バス(湯布院営業所)等によるバス代行輸送)を行っていたが、翌2013年8月4日に復旧し運転を再開した[17][18]。復旧にあたって、被害を受けた区間では路盤やトンネルが強化や土石流対策が施され、九州北部豪雨と同程度の雨が降っても耐えられる物となった[18][19]。
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それに加えて今回だから、こういうのを営業利益から出すやりかたはおかしいと思う。
JR北海道なんか典型例だけれども、厳しい自然に立ち向かえば立ち向かうほどメンテナンスコストは高くなるのは当然である。
なのに、コストに見合った利益なんか得ようと思うほうがおかしい。だって公共交通なんだから。
ただ、そういう意味では、自然に逆らった交通を確保するという行為自体が問題という議論はあるように思う。
自動車は通して鉄道は通さないのか、という議論に陥る場合もあるだろうけど、そこはある程度は需要と供給の考え方はあるかなあ・・・
鉄道といえば、九州新幹線の脱線問題がある。
震度6にもなれば脱線して当然であり、いちいち問題究明なんてやってられない。
たとえば時速300km/hで直下型に襲われたら、激しく脱線転覆して大勢の死者が出てもおかしくないと思う。
これまで50年以上震災に巻き込まれなかったのは運がいいだけで、新幹線に乗っていて死んだらもう、運が悪いとしか言いようがないと思う。
いまの私は、さすがに新幹線に天変地異に対する安全性を求めることまでは必要とは思っていない。
ではどうして原発は問題と私は言うのか?
大勢が反対しているから、という理由で共鳴している、というのではない。
鉄道が脱線転覆するとしても、50年間で1回のことだから、運が悪かったと諦められるだろう。
けれども、原発が事故を起こしたら、福島第一原発で見たとおり、いったいいつ収束させるのかわからなくなるから問題なのである。
特に、愛媛県の伊方発電所は最悪の原子力発電所である。
中央構造線の真上で、私も存在を知ったときは、なんでこんな危険な場所に原発を作るのか目を疑った。
伊方原発はいずれ、福島第一原発以上の大災害を引き起こす運命にある。
それと、私は、今回の地震と阿蘇山の噴火の関連性について指摘した。
地中にはプレートの移動によるエネルギーがあり、それが地震や、その他のゆっくりとした動き、そのときの摩擦に変化する。
その変化したエネルギーは、岩をも褶曲させるチカラとなる場合もあるが、また一方では、熱となり、マグマに変わる。
だから私は、火山のマグマと、地震のエネルギーは、もともと同じチカラが異なった表現で出てきたものと認識している。
だから、阿蘇山の噴火に繋がると考えている。
いや、阿蘇山は昨年噴火して、この震災の予兆を示してくれたというべきか。
そこはわからない。
最後に、こんな記事を読んだ。
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荻上さん同書でこう記します。
「まず、そもそも『間違った情報』に乗らないことがとても重要です。しっかりとした活動実績のあるNPO法人やボランティア団体は、たいてい公式ホームページを開設していますので、そういったものにアクセスして『公式の情報』をつかむことが一番です」
大災害が起こった時、私たちは「一刻も早く支援をしたい」「何かしなければ」と焦ってしまいがちですが、こういう非常時だからにこそ、SNSでの出所不明な情報ではなくて、「公式情報」を参照し、「誰が・いつ・どこで」発信した情報なのか見極める沈着さが必須だと言えるでしょう。
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私はコレは、半分正しいけれども、半分は間違っていると考える。
”しっかりとした活動実績のあるNPO法人やボランティア団体”というのは、ウラをかえせば派閥抗争を経てきた歴史がある。
そういう、思想的に偏った者達が運営している団体が、大多数の考えを汲み取ることはあっても、少数の民意を汲み取ることはなかなか難しい。
そうすると、”しっかりとした活動実績のあるNPO法人やボランティア団体”以外の少数の人々が抱えている問題は必ずある。
本当に困っている人々は、拡散などを求めるのではなく、あなたと対話を求めてくると考える。
対話の相手をしてあげるだけでも、じゅうぶんな支援になると私は考える。
そもそも、4/14夜に地震が襲って、怖い思いをして15日が明けて、すごい震災だと思って恐怖に怯えたまま床についたら、その夜、今日未明にさらに大きな地震に襲われたのである。
そうすると、夜になればまた地震が来るのでは、という恐怖がどうしても頭をもたげてくると思う。小さい子は特に。
たとえインターネット上であっても、そんな人々の不安なツイートに対して合いの手を入れるだけでも、立派な支援になると考える。
拡散するのではなく、余計なモノを送りつけるのではなく、相手が求めている対話をするのであれば、大して誰の迷惑にもならない。
強いて言えば、自分が”人々の不安なツイート”に見せかけたなりすましツイートに乗らされて、本心ではないことを書いてしまうくらいか。
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