なんにも知らない人がこういうことを言う(ロマン氏の連載↓)
ただ一部、私にも言わせてほしいところはある。本文中の、以下引用部分だ。
なぜあの本が、私の意に反して『こじらせ女子の日常』なるタイトルになったか、詳しくは書けない。が、当初の希望タイトルが『コスプレで女やってますけど』であったことだけは確かだ。そして、色々な人から「どうしても、『こじらせ』でないと出せない」と言われたのも事実。下記にあるような「弱さ」から、私が押し切られた=物書きとして失格といわれるなら、まあ彼にとってはそうなんだろう。他の多くの人にとっても、そうかもしれない。
でも私は、書くことをやめたくないから出版を取った。あのタイトルを断れば「本が出せない」と思った。恐怖が勝ったのである。本が出ないと、私には「社会的な居場所」がない。これは、ロマン氏の次の指摘にもつながる。
私は弱い。ライターとして稼げるようになって2年ほど。さまざまな出版社からお声がけいただくが、業界の事情がわからず、右往左往して失敗ばかりだ。優先順位がわからない。
「精神疾患」にかんするアドバイス、御礼申し上げる。が、すでにわたしの治療歴は約10年になる。学生時代から、鬱と拒食と適応障害、自傷など、さまざまな精神疾患を繰り返してきた。「治療に専念」しようとしたこともあるが、私はお金を稼がなければならないから無理だ。
何の支援も得られない上、あることがきっかけで多額の資産を失ったからである。「治療に専念すべき」なんて、簡単に言わないでほしい。お金がないと私は死んでしまう。
今こうして、批判を受けながらも文章を書いているのは、他にできる仕事がないから。コンビニバイトもしたが、覚えが悪くてパニックになり倒れた。会社員時代は人目が異常に気になり、女性ホルモンのバランスが崩れ、体内が更年期障害状態になった。更年期障害になると、若いのに下腹が出る。私は過激なダイエットを繰り返し、朝昼晩と異常な摂食障害行為を繰り返していた。
社会性がない私には、自分の頭の中を吐露できる「物書き」が、最後の仕事に思えたものだ。
私は10代の頃から、病むたびに文章で立ち上がってきた。一方でややこしいのは、文章によって精神疾患に陥ることもある、ということだ。今も衝動的な自傷行為や、自死願望がときおり襲ってくる。私は、ハタからみれば「病人」だろう。24時間、誰かがそばにいないと自死願望が抑えられない。
タイミングが悪いときに、悪いことが重なると、衝動的に死にたくなる。「死んでお詫びします」、あれは脅しでも何でもない。あの夜、少しタイミングが遅ければ私は、吐瀉物にまみれて死んでいただろう。自殺がときに衝動的な行動であることが理解できないなら、ロマン氏は私が「弱さを世間にアピールしてチヤホヤされようとしている」などと書いたことを、いますぐ後悔すべきだ。
さて、
ここ「だけ」は当たりである。時期は未定だが小説を出そうとしているので、まあ正解。短歌も学生時代にはじめ、数千首は読んでいる。短歌のほうが得意(アララギ派+前衛短歌タイプと自認する)だが、俳句も詠む。
長くなった。反論は異常、ではなく以上だ。
そしてスッキリする人がいる。上記記事を読めば、「私のことを嫌いな理由」がハッキリして嬉しい人がたくさんいるだろう。吉田光雄@WORLDJAPAN
北条かやとは何なのか:ロマン優光連載55 https://t.co/rDe5kkMp6Y
2016/04/17 01:58:37
春は能町みね子@nmcmnc
ロマン優光さんは本当に名文家だと思っていて(ちなみに掟さんもジャンルは全く違うけれど同等くらいの名文家だと思っている)、毎回ブッチニュースの連載は楽しみなのですが、そんな方が少なからず私も絡んだ問題について連載でこってりと語ってくれ、とても爽快ですし、感激しています
2016/04/17 02:10:38
ただ一部、私にも言わせてほしいところはある。本文中の、以下引用部分だ。
北条氏本人が望んで(※引用者注:こじらせ女子の)代表になろうとしたわけでも、代表として定義付けしたかったわけでもなく、編集者の要望やイベントでの要望に近視眼的に応えただけなのだろうが、物を書く人間としてそのことの意味を考えずに乗っかることは物書きとしての資質に疑問を抱かざるを得ない。クライアントの要望に応えるというのは職業意識の高さの表れかもしれないが、そういう要請されるがままに乗っかってしまうだけの応え方はタレントのやり方で物書きのやり方ではない。
なぜあの本が、私の意に反して『こじらせ女子の日常』なるタイトルになったか、詳しくは書けない。が、当初の希望タイトルが『コスプレで女やってますけど』であったことだけは確かだ。そして、色々な人から「どうしても、『こじらせ』でないと出せない」と言われたのも事実。下記にあるような「弱さ」から、私が押し切られた=物書きとして失格といわれるなら、まあ彼にとってはそうなんだろう。他の多くの人にとっても、そうかもしれない。
でも私は、書くことをやめたくないから出版を取った。あのタイトルを断れば「本が出せない」と思った。恐怖が勝ったのである。本が出ないと、私には「社会的な居場所」がない。これは、ロマン氏の次の指摘にもつながる。
氏は「自分の弱さがいけない」というようなことを言う。しかし、ほんとにいけないのは弱さゆえに流されてしまうことではなく、弱さを世間にアピールすることで批判や追求から逃れようという弱さゆえの姑息さだ。もし、それが何らかの精神的疾患によるものならばインターネットから離れて治療に専念すべきだろうし、
私は弱い。ライターとして稼げるようになって2年ほど。さまざまな出版社からお声がけいただくが、業界の事情がわからず、右往左往して失敗ばかりだ。優先順位がわからない。
「精神疾患」にかんするアドバイス、御礼申し上げる。が、すでにわたしの治療歴は約10年になる。学生時代から、鬱と拒食と適応障害、自傷など、さまざまな精神疾患を繰り返してきた。「治療に専念」しようとしたこともあるが、私はお金を稼がなければならないから無理だ。
何の支援も得られない上、あることがきっかけで多額の資産を失ったからである。「治療に専念すべき」なんて、簡単に言わないでほしい。お金がないと私は死んでしまう。
今こうして、批判を受けながらも文章を書いているのは、他にできる仕事がないから。コンビニバイトもしたが、覚えが悪くてパニックになり倒れた。会社員時代は人目が異常に気になり、女性ホルモンのバランスが崩れ、体内が更年期障害状態になった。更年期障害になると、若いのに下腹が出る。私は過激なダイエットを繰り返し、朝昼晩と異常な摂食障害行為を繰り返していた。
社会性がない私には、自分の頭の中を吐露できる「物書き」が、最後の仕事に思えたものだ。
私は10代の頃から、病むたびに文章で立ち上がってきた。一方でややこしいのは、文章によって精神疾患に陥ることもある、ということだ。今も衝動的な自傷行為や、自死願望がときおり襲ってくる。私は、ハタからみれば「病人」だろう。24時間、誰かがそばにいないと自死願望が抑えられない。
タイミングが悪いときに、悪いことが重なると、衝動的に死にたくなる。「死んでお詫びします」、あれは脅しでも何でもない。あの夜、少しタイミングが遅ければ私は、吐瀉物にまみれて死んでいただろう。自殺がときに衝動的な行動であることが理解できないなら、ロマン氏は私が「弱さを世間にアピールしてチヤホヤされようとしている」などと書いたことを、いますぐ後悔すべきだ。
さて、
北条氏のような自己愛の強すぎる人は分析したり研究したりより創作の方が向いていると思う。短歌とかある意味本人らしくて面白いし。
ここ「だけ」は当たりである。時期は未定だが小説を出そうとしているので、まあ正解。短歌も学生時代にはじめ、数千首は読んでいる。短歌のほうが得意(アララギ派+前衛短歌タイプと自認する)だが、俳句も詠む。
長くなった。反論は異常、ではなく以上だ。
北条かや【noteやっているよ】@kaya_hojo
B面の北条かや(死ぬまで読み放題)、1記事あたりで売る仕組みをやめました。不謹慎って言われるし、全文転載されるリスクも高まるから。全部読んで理解してくださる方にだけ届けばいいです。|note(ノート)https://t.co/NOFZ7wBzTp
2016/04/16 10:43:43