転載元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1338714214/
Web漫画を配信しているサイトを徹底比較したからよく聞け
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5011053.html
闇


8: 本当にあった怖い名無し 2012/06/05(火) 12:12:28.87 ID:8iWc0kiq0
スレ立て乙

人が生きるのにはやっぱり希望が必要だよね
明日は楽しいかもしれない
来週は楽しいかもしれない
来年は楽しいかもしれない

そういうの考えれなくなったら人間おしまいでしょ

14歳の子が生んだなら責任果たせと思うけど
自分が生んだ子なんだから、自分で育てないと。

学校行って家事やって寝て起きて学校いく生活
14の子供にやらせることではないと思う。小公女セーラみたい。

というか自分が
仕事いって家事やって寝て起きて仕事行く奴隷生活すればいい
前の旦那から生活費もらえばいい、義父義母実父実母と同居すればいい、
14の子供の人権奪わなくてもいくらでもできるんじゃないかな。




9: 本当にあった怖い名無し 2012/06/05(火) 12:16:19.11 ID:Qg/5lP+10
兄弟が可愛くても、ずっと面倒見るのはキツイ。

子供が子供の面倒を見たり、家事手伝いをしなきゃいけないのは、悲しいよ。
本人も妹も母親に甘えたかっただろうに…。

母親が馬鹿。

学生の頃の友人は、一生モノとも言う。
自然と遠巻きにされて、友達も離れていく気がしたんじゃない?




31: 本当にあった怖い名無し 2012/06/05(火) 23:27:08.74 ID:vq64KZ0pi
>>9
前スレの「たすけて」読んだ事有るけど。
母親は家事は長女に丸投げ、だけではなくダメ出し。
しかも、母親本人は忙しいからと、ロクに家事は教えない。
にもかかわらずダメ出し。
仕事の忙しさを理由に、次女(赤ん坊)の育児も丸投げ。
長女は家事と育児に追われ、友達と遊ぶ事や部活等も全く出来ない。
それでも母親は「母子家庭だから当然」と、一切の息抜きをさせず。
長女の死後、奴隷がいなくなり家事や育児や仕事に当然、行き詰まるのだが、勝手に死んだ長女や、母子家庭に優しくない世間を逆恨み。
ラスト、長女の唯一の友人だった少女が
「他にも母子家庭の子供はいるが、一切の息抜きを許されるなかったのは、長女ちゃんだけ」
「他の母子家庭の子供は、友達と遊びに行く事はあった。長女ちゃんみたく、こき使われてはいなかった」
「おばさん、何で長女ちゃんを死ぬ程こき使ったの?」
と、ハッキリと指摘。
でも、ラストは「何で死んだか分からない」
母親が最後まで自分の罪から目を背けていたのが、後味悪かった。



101: 本当にあった怖い名無し 2012/06/07(木) 23:08:58.28 ID:xMSSnrJe0
>>31
その話、この前読んだ。
家のことばかりしていた主人公はクラスの子と遊べなくて浮いてたんだよね。
でもある日、友達が遊びに誘ってくれて「一日くらいならお母さんが家事してくれるかも!」って楽しみにしてた。
で、母親に言おうとしたら「お母さんあのね・・」「あー、忙しいから後にして」って聞いてもらえず、
結局、遊びにも行けなくて、自殺しちゃった。
庭りかだっけ?せつない後味悪い漫画も書くよね。




104: 本当にあった怖い名無し 2012/06/07(木) 23:54:00.57 ID:V654dkbh0
>>101
しかも、いじめで自殺したと思い込んで担任に「いじめを見て見ぬふりしてたんでしょ!」と怒鳴り込んだり
同級生の家に一軒一軒電話をかけて歯切れが悪い親には「御宅の子もいじめに加わってたかも知れないんですよ!」と電話で怒鳴り散らしたりしていた。
それでも証言が出ないと「クラス全員でいじめてたのね!だから学校ごと口裏合わせして娘の死を闇に葬ろうとしてたんだ!」と
勘違いして弁護士事務所に相談しようとしていた。
レディコミだけど桐野さおりの話で小学校の時にクラス全員にばい菌扱いされていじめられていた女性が
怨みをぶちまけてやろうと同窓会に乗り込むも
逆に同窓生全員に「お前はクラスの女王様でみんなをいじめていた」と口ぐちに責め立てられる。
わけがわからいまま、女性はクラス全員に土下座してほうほうの体で逃げ帰る。
その後同窓生達
「ああ、面白かった、あいついじめるの30年たっても楽しいな」
マジでこいつら全員死ねと思ったわ。



134: 本当にあった怖い名無し 2012/06/09(土) 00:14:29.90 ID:zzt1qgTG0
>>104
後者の話、単純にいじめていた方は忘れていたか主人公の記憶違いオチ
かと思ったら思った以上に胸糞
40以上のいい歳したおっさんおばさん達が反省無し所か更に虐めるとは・・・
報復、お咎め無しのまま終わったんなら後味悪い



22: 本当にあった怖い名無し 2012/06/05(火) 16:02:15.71 ID:KJPnoBVx0
前にTVのドキュメンタリーで見たやつを思い出した。後味悪いってよりも胸糞かも
上手く書けないんで箇条書き

・障害を持った両親が子どもを作った
・長女は健常者
・弟は障害者
・「自分たちの世話をさせるために子どもを作った」と公言して憚らない両親
・弟の世話ももちろん長女の仕事
・介護漬けの生活に、子どもなのに何もかもに疲れた目をした娘



30: 本当にあった怖い名無し 2012/06/05(火) 22:22:44.50 ID:UE7ozo800
>>22
それ見た。過去スレでも何度か出てるよね。
両親はかなり重い身体障害持ち(知的障害もちょっとあるっぽい感じ)で
長女の下に弟二人だったか弟妹だったかとにかく二人いてどっちも結構重度な障害。
長女は5年生くらい?だったかな。
カメラを向けられても笑うでもなく嫌がるでもなくまったく無表情で
黙々と炊事や掃除を続けてて、何か精神的に病んでるっぽい感じだったのが印象に残ってる。
あの子がどんな人生を送っているのか今でも時々考えるよ…。



37: 本当にあった怖い名無し 2012/06/06(水) 02:30:39.70 ID:nJshwGjGP
>>22>>30
これ読んで思い出したNHKの海外ドキュメンタリー
読みずらかったらスマン

聴覚障害持った兄夫婦(両方聾)と身内に聴覚障害のいる弟夫婦(両方健常)
両夫婦に子供ができ、2人ともに聴覚障害がみつかる
(聾は遺伝原因強いらしい)
今は人工内耳という手術をすれば聴覚は得られる

普通の親なら手術するんだが、自分が聞こえない親の方は結局
「娘が自分たちと話してくれなくなる」
「聴覚なくたって私達は何でもできる」
「子供に手術なんて可哀想」(手術は子供の時じゃなきゃ意味ない)
とかなって娘には手術せず、聾学校に入れる

弟夫婦は兄たちに
「貴方達は障害者の事理解してくれてると思ったのに」とか
「子供に傷をつけるなんて」とか
「ありのままを愛せないのか」とか
ファビョりまくられる
しかし夫兄弟の母親(健常)が
「もし昔そういう手術があったらお前(兄)に絶対手術してる」
「持たなくて良い障害ならない方がいいに決まってる」
とか言って弟夫婦は手術を決意
弟夫婦の子供は耳が聞こえる様になった



54: 本当にあった怖い名無し 2012/06/06(水) 14:13:17.53 ID:Ei4EExaVO
>>37
兄弟母の言った、「持たなくていい障害なら持たない方がいい」って、普通の親なら絶対に思う事だよね。
子供の事より自分達の事しか考えられない人は親になる資格ないよ。
娘にとっては耳もそうだけど、親が一番の障害だよね。



55: 本当にあった怖い名無し 2012/06/06(水) 14:48:31.98 ID:6JuK/cDn0
>>54
障害って言葉の通りマイナスの物だからな。どう言い繕ってもそこは変わらない。
しょうがい者とかって言葉の差別をなくしたって、健常者と平等に行動するなんて無理なんだから。
差別と区別は違うよなって思う。



70: 本当にあった怖い名無し 2012/06/07(木) 07:16:02.47 ID:YQl4XEp3O
女か、虎か

昔々、王女と奴隷が愛し合い、王は奴隷を闘技場に送る。
闘技場には扉が二つあり、一方には王女より美しい女奴隷、もう一方には人食い虎がいる。
王は、女奴隷の扉を選べば二人を結婚させて罪を許すと宣言する。

王女はどちらが虎かを知っている。
奴隷は王女に目で問う。
王女はどちらを教えるだろう?
愛する男が虎に食われるか?自分より美しい女と結婚して生き延びるか?

どっちにしても後味悪い



71: 本当にあった怖い名無し 2012/06/07(木) 07:42:11.50 ID:YU6S2tWw0
>>70これって前から聴く話だけど
女性ってこんなんでも判断迷う物なの?

どっかのサイトに
女性は自分より美女と付き合わせることはしないので
虎の扉を教えるってかかれてたけど、ちょっと理解できん。




78: 本当にあった怖い名無し 2012/06/07(木) 10:58:42.43 ID:pud8lv9J0
>>71
もしあなたの愛する女が、
あなたの裁量で、

1、虎に食われる
2、イケメンで金持ちで超絶絶倫の男と結婚する

のどちらかの運命をたどるとしたら、
2を何の迷いもなく選べるの?




80: 本当にあった怖い名無し 2012/06/07(木) 11:37:00.69 ID:YU6S2tWw0
>>78
多分大抵の男性は特に迷わずに2を選択すると思うよ、

まず男性には最愛の人を虎に食わせるって言う選択肢がない
全部失うならせめて生きててくれたほうが良いと思う

この設問自体、女性だろうが男性だろうが
普通の人は1を選ぶと思って疑ってなかったからなぁ・・
2を選ぶメリットなくないかな。
1を選べば、俺はこれだけ愛しているんだよっていうメッセージ伝えれる分
お得な気がする。




92: 本当にあった怖い名無し 2012/06/07(木) 19:00:58.32 ID:V654dkbh0
人気長寿児童書としてはズッコケ三人組も後味悪い巻多いよね。
児童書ものは主人公のクラスメート達って悪役を除いて性格良い派が大多数なのに
ズッコケ三人組のクラスメート達ってリアリティのある性格悪い子が多くて読んでて嫌な気持ちになる(しかも女子)。
女子のイジメ描写がリアリティあってかなりエグい。女の子特有の陰湿さを冷徹な描写で描き切ってる。
クラスで一番の美少女が優等生の癖に性格悪くて女子のイジメが起こると、たいていそいつがいじめる側についていじめられている子を詰る。
主人公ハチベェの幼馴染(未来の結婚相手)は、その性悪女と仲が良い上に性悪女と人気を二分してる人気者で、いじめを止められる立場なのに
全くイジメを止めようとしない。
ハチベェの幼馴染は設定「だけ」は「クラスの女子皆から慕われてる姉貴肌」のはずなのにシリーズ通して
幼馴染が苛めを止めたり困っている女子を助けたりする描写なんか一切ないし。
作者の那須さん小学校時代女子にいじめられてたのかな?



94: 本当にあった怖い名無し 2012/06/07(木) 19:58:30.55 ID:+a1aNOvDO
ズッコケ三人組なつかしいな



113: 本当にあった怖い名無し 2012/06/08(金) 04:58:45.69 ID:g/TBgNi5P
NHKのドキュメンタリー
死の国の旋律~アウシュビッツと音楽家たち

ナチスはユダヤ人たちを速やかにガス室に送るため、
収容された音楽家たちに楽隊を組ませ、
ガス室までの道のりに陽気な音楽を演奏させていた

ドキュメンタリーの対象の老婆はその楽隊の生き残り
同胞のユダヤ人たちからはナチスの協力者として裏切り者扱いされているため
生き残りの楽隊仲間たちとだけ時折集い、ひっそりと暮らしている
老婆は開放されてからも音楽を聞くことすらできず、
アウシュビッツ跡地を訪れる時だけ心が安らぐと話していた

どんな気持ちで明るい音楽を奏でていたのかと思うと、、
今でも他のユダヤ人からは阻害される、それも理解できるだけにやりきれん
他のユダヤ人にとっては開放はあったかもしれないが、
楽隊員たちは開放されてからもずっと地獄の中にいるんだろうと思う



115: 本当にあった怖い名無し 2012/06/08(金) 08:59:00.70 ID:z/F8xZb30
ユダヤ人の大量虐殺ガス室送りって捏造じゃなかった?
日本における朝鮮人の慰安婦問題と同じで



116: 本当にあった怖い名無し 2012/06/08(金) 10:15:52.92 ID:UoJAvMi40
>>115
初めて聞いた。もう何が真実なのかわからんな。



117: 本当にあった怖い名無し 2012/06/08(金) 10:53:59.50 ID:XboKTdC00
ガス室そのものは怪しいんだが、大量死に関しては言い訳しようがないからなあ。
疫病を放置とか、伝染を確認できたら生きてても死体扱いで死体室逝きとかは確認できてたし、
それを糊塗しようと色々やらせてても不思議じゃないと思われ。



120: 本当にあった怖い名無し 2012/06/08(金) 14:58:38.28 ID:e+Ja0e1v0
ユダヤ人の大量死の原因は餓死
戦争が激化し収容所にまわす食料がなかった
ガス室はその一部でしかない



122: ムーミン1/2 2012/06/08(金) 18:39:10.44 ID:b0Cyojzm0
後味悪いかは微妙かもしれん
アニメのムーミンでハァ?って思った話がある

ある日ムーミンの屋敷にミィの姉のミムラがやってきて、母親とミィの兄弟達(10人くらいいる)をしばらく泊めてほしいと頼んでくる
近所で火事があり、消火で家がずぶ濡れになってしまい生活ができないので、ムーミン屋敷の世話になりたいとの事
ムーミン夫婦は二つ返事でOK
一方まだ部屋でぐっすり眠っていたムーミンはミィの兄弟たちのドタバタで目を覚ます
ドタバタっていうかムーミンの部屋に勝手に入って、跳んだり跳ねたり大暴れ
ミィの兄弟だけあって、全員もれなくクソガキ。家中飛び回るようにドタバタしている
耐えかねたムーミンが台所(ここも既にめちゃくちゃになってる)へ行ってムーミンママに抗議したんだけど、ママは「しばらく我慢し
なさい」って言うだけ。パパも右に同じ
ミィママは「んもぅ子供達ったら☆大きな家に興奮してるのね~」ってのほほんとお茶してるだけ



123: ムーミン2/2 2012/06/08(金) 18:40:36.15 ID:b0Cyojzm0
騒がしい日が続き、そろそろ限界なムーミンはスナフキンに相談
スナフキンのよくわかんないアドバイスをもとに自分の家を建てることを考えた
パパの本を参考に材料を集め、土台を作り壁を作り…
嵐のような雨風の中で屋根を作ったりもして、自分の理想の家を作っていく
なんだかんだで、見た目は歪で当初の予定とはだいぶかけ離れちゃったけど、工夫を凝らした楽しいムーミンハウスが完成
さっそく、お披露目しようとパパやママ達を呼びに行ったムーミン
ところが戻ってきたムーミン達が見たのは、ムーミンハウスを乗っ取ったクソガキ達でした
急いで追い出そうとするムーミンをあしらうクソガキ達
多勢に無勢でヘトヘトなムーミンをよそに、ミィママは「子供たちがこんなにイキイキしてるの久しぶりだわ☆」て感動してるし、ムー
ミン夫婦も子供たち元気だなぁって感心してるしカオス



124: ムーミン 2012/06/08(金) 18:42:16.31 ID:b0Cyojzm0
すまん入りきらなかった

しまいにはムーミンパパが「どうだろう、ミィママおよび子供達はこの家に住むことにしては」とかドヤ顔で言いだす
やっぱりお前も迷惑してたんじゃねーか自分とこから追い出したいだけだろ
と、ムーミンが思ったかどうかは分からないが、ムーミンはションボリしたまま大人しく「ハイ」って言っておしまい

息子より外面重視のムーミン夫婦にもウヘァだし、あげく息子が一生懸命作った家を勝手にやっちまうとかまんま乞食一家に搾取される
餌付け夫婦にか見えなかった
ムーミンがかわいそうでしょうがなかったよこの話



130: 本当にあった怖い名無し 2012/06/08(金) 22:55:30.09 ID:1uNk/3G50
宮部みゆきの『紅の玉』という短編時代小説が後味わるい。

佐吉は腕のいい飾り職人(かんざしとかを作る職人)だが、結婚した年に施行された『ぜいたく禁止令』のため、仕事を失っていた。
しかも、恋女房は心臓を悪くしてしまい、ほとんど寝たきりになってしまう。
お金さえあれば、恋女房に薬も買ってやれる。
だが、ぜいたく禁止令が出ているので、装身具であるかんざしを新しく作ろうと思う客なんていない。

腕がなまらないように、売るあてもないかんざし作りをする佐吉のもとに、あるとき、1人の老武士が訪れる。
「この高価な珊瑚の玉を使って、かんざしを作ってもらいたい」
このご時世、ぜいたく品は売ったほうも買ったほうも罰せられる。
最初、いわゆる「おとり捜査」で、わざと高価なかんざしを作らせては職人をひっくくるつもりかと警戒する佐吉。
だが、聞けば嫁入りする娘に持たせるものだという。
『ぜいたく禁止令』のため派手な嫁入りは出来ないが、ご政道に逆らってでも、せめて1つくらい立派なものを持たせてやろうと思う老人の心意気(と破格の報酬)に打たれ、佐吉はかんざしつくりを引き受けた。



131: 本当にあった怖い名無し 2012/06/08(金) 22:56:05.17 ID:1uNk/3G50
久しぶりの仕事に佐吉は熱中した。出来上がったかんざしは自分でも会心の作で、佐吉はこの作品に自分の名を彫りたいと考える。
老人にきいてみると、見事な出来映えに満足した老人はそれを許してくれた。

「どんなものにも曲げられぬ、おのれの筋というのはあるものだ。
このご時世に、堂々と名前を刻んで残しておこうと言うおまえの心ばえは、町人ながら見上げたものだ」

そう褒め称ええて、老人は報酬にさらに5両、上乗せして払ってくれた。




132: 本当にあった怖い名無し 2012/06/08(金) 22:56:58.69 ID:1uNk/3G50
2日後。
佐吉はあだ討ちがあったことを知る。
近隣の噂話をきいていると、あだ討ちを行ったのは二十歳そこそこの娘で、『髪にまっさらの、見事な珊瑚玉のついた銀のかんざしをさしていた』。
自分には縁遠い世界の話だと、話半分に聞いていた佐吉はぎょっとする。
新品の、珊瑚玉のついた銀のかんざしなど、この世に2つとあるわけがない。
そのかんざしは、佐吉が作ったものだ。佐吉の名前が彫られたものだ。

あの老人が言っていた、嫁入りの話は嘘だったのだ。娘は嫁入りではなく、あだ討ちをおこなったのだ。
佐吉は老人を呪う。
(あんたはあのかんざしを、あだ討ちの場にさしていくことを知っていた。
知っていたなら、俺が名前を彫りつけたとき、やめたほうがいいと言ってくれてもよかったはずだ)

結局、高価なかんざしを作った佐吉はお上にひっくくられる。
そのあいだ、心臓の悪い恋女房に何かがあったら、その仇はいったい誰がとってくれるんだろう?
というところでEND。




143: 本当にあった怖い名無し 2012/06/09(土) 01:40:55.55 ID:d8ROROLti
昔見たドキュメンタリー。
よく、お涙頂戴系のドラマや小説で
「女性が癌宣告をされるが、同時に妊娠発覚」
「この時点で子供を諦めて、治療に専念すれば助かるが、女性は子供を選択」
ってな話しの現実の後日談みたいなの。
癌患者の女性が、妊娠を継続する為には、特別な体制が必要。
しかも、かなりの部分が保険対象外。ぶっちゃけ、通常の治療よりも金がかかる。
(家族は患者の事を慮って、金の事は口にしないが、大抵は莫大な借金をするハメに)
無事に子供が生まれても、治療が制限?%B



147: 本当にあった怖い名無し 2012/06/09(土) 09:27:17.63 ID:d8ROROLti
>>143
通信エラーで途中だけ送信されていた。
無事に子供が生まれても、治療が制限されていたので、結局手遅れで母親アボン。
「自分の命と引き換えにして、新しい命を」
と、感動的に描かれるが、現実の場合は逆。
遺族には借金と手の掛かる赤ん坊だけが遺される。
そして、無理を重ねて生まれた赤ん坊は、父親や兄姉や祖父母達から
「こいつさえいなければ」
と、育児放棄や虐待に晒されるケースが多いと、関係者の嘆きを紹介。
番組のラスト、そうした理由で施設に捨てられた少女が紹介されていた。



148: 本当にあった怖い名無し 2012/06/09(土) 10:28:51.26 ID:NWmuIBw00
>>147
そして税金を食い潰す…



157: 話1 2012/06/09(土) 19:40:30.23 ID:1ZqCpVvWO
『あるところに、少し気の弱い女の子がおりました。
女の子は親の言うように、大学に行き、すくすくと成長しました。
成人し、就職をして、親の言うように、子供を産み、幸せに見える家庭を築きました。
ところが、女性となった元女の子は鬱病を患いました。
鬱病というのは、コップに一滴一滴、溜めた水(感情)が溢れた状態です。
女性は、泣き崩れ、来る日来る日も泣いていました。子供は心配しましたが、何もできません。
夫は、何もしてくれません。




158: 話2 2012/06/09(土) 19:41:24.87 ID:1ZqCpVvWO
女性は、精神科に通い始めました。
精神科の先生は言いました「あなたは昔から良い子であろうと努力した、もう両親のために頑張らなくていいのだよ」
女性は、二年間カウンセリングを受けた後、明るくなりました。
家族を連れて旅行に行き、パートをし。また数年がたった頃。
女性は、介護の資格を取り、真面目な働きも評価され、一つの介護の事業所を任されることになりました。
老体となった両親は、素直に喜びます。
しかし、一人で生きていく力を手に入れた女性は、不仲だった夫と別れ自由に生きることにします。




159: 話3 2012/06/09(土) 19:42:31.70 ID:1ZqCpVvWO
子供も後押ししてくれました。
女性は語ります「私は両親のお飾りじゃない」「私はおとぎ話の鉢かつぎのように、鉢をかついでいる状態だった」
女性は、気の合う男性と生きていく…』
以上、五年くらい前に母の書いた本の内容。
これを読んだ、祖父と祖母は二人とも病を煩うようになり、祖父は去年ガンで亡くなりました。
祖父も祖母も、子供の私に直接言うことはありませんでしたが、かなり頭にきていたと思います。



160: 話4 2012/06/09(土) 19:44:06.71 ID:1ZqCpVvWO
後押しした子供というのは、妹の方。私たちは、姉妹です。
家を母が出て行った後、母を避難するメールを送ったところ、私の存在は抹消されたようです。
父とは確かに不仲で、父はかなり空気の読めないタイプの人間でしたし、オタクでしたが。母が、家を空けがちになり(自己申告では趣味の山登り)、介護の仕事をし初めて家のことを疎かにしても、何も言いませんでした。
母は、自分を悲劇のヒロインにしてしまったのでしょう。
鉢かづきの物語を、千回くらい読み直して欲しいです



181: 本当にあった怖い名無し 2012/06/10(日) 16:08:30.27 ID:0UgksvL60
>>159
子供が大人しいのをいいことに、親が自分の価値観を押し付けたから
我慢が溜まりに溜まって鬱病になったんじゃないの。
自分らの勝手気儘を反省することもなく頭に来るって、後味悪い親だな。



168: 本当にあった怖い名無し 2012/06/09(土) 23:23:45.49 ID:AZNvb+Zs0
>>160
妹さんはお母様擁護で、どうしてあなたは避難派に
なったのですか?
どこでお母様の物語を受け入れられなくなったのかなと
思いました。
人がある物事に対して作る物語って
人によって全く違いますよね。




186: 本当にあった怖い名無し 2012/06/10(日) 18:58:55.15 ID:S4cOSi0OO
わたしのいもうとって絵本が後味悪い
妹が学校でいじめられて不登校になって死ぬ話
昔読んだけど絵は怖いし救いがなくてほんとにトラウマになる



187: 本当にあった怖い名無し 2012/06/10(日) 19:47:20.52 ID:AtISnceF0
>>186
小学校の時読んだきりだけど今も覚えてるわ
転校した先でくさいぶたとか言われたり色々いじめられて
引き籠りになるんだよね
食事しなくなってお母さんが必死にスープ飲ませたりするけど
最後に死んじゃう
お姉さんの淡々とした語りと
いじめてた同級生達は楽しそうに中学生とかになってる描写がなんか辛かったな



188: 本当にあった怖い名無し 2012/06/10(日) 21:12:39.03 ID:UwmYb69SP
>>186
ググったけど絵も怖いな、、、



223: 1 2012/06/11(月) 23:16:56.87 ID:SHoy6/gJ0
池上遼一の漫画版「スパイダーマン」。かなり長文です。

主人公・小森ユウは、高校の実験室で放射能制御装置の影響を受けたクモに噛まれ、
超人的な能力を得る。
小森にはルミという北海道在住の文通相手がいたが、その彼女がある日上京してくる。
母親が心臓病で入院したため、集団就職で川崎に行った兄に相談しようとしたが、
音信不通になってしまい、小森に兄を探してほしいという。小森は彼女と共に
兄の行方を追うが、職業を転々としていてなかなか見つからない。

母親の入院費に100万かかるというルミに対し、小森は最近発生している銀行強盗の
電気人間エレクトロを捕まえた者に懸賞金1000万を出すという広告を見て、自分の
スパイダーマン能力でエレクトロを捕まえて懸賞金をもらい、ルミの母親の
入院費に充てようと思い立つ。

小森はスパイダーマンとなりエレクトロと対決するが、その最中、エレクトロが
放った光線が、誤ってエレクトロを改造した博士を直撃してしまう。エレクトロに
取り付けられた帯電装置はその博士以外に外すことができないもので、エレクトロは
慌てて博士にすがりつくが、そのために博士は感電死してしまう。

普通の人間に戻れなくなったエレクトロは逆ギレしてスパイダーマンに向かっていくが、
スパイダーマンはエレクトロに渾身の一撃を加え、マスクをはぎ取る。
その下から現れたのは、ルミの兄の顔だった。

ルミの兄は、自動車で子供をはねて身体障害を負わせてしまい、500万円の賠償金を
求められていた。そのために金になる職業を転々としていたが、そこをその博士に
付け込まれた。博士は兄が障害を負わせた子供の父親の友人で、兄に大金を稼がせるために
兄を電気人間に改造する人体実験を行ったのだという。兄はそうした事情と恨み言を残して死亡。

その後、小森は入院費をルミに渡し、ルミは北海道へ帰っていく(ルミはエレクトロが兄だった
ことを知ったようだが、「兄は不幸な青年だった」とその場ではしめくくる)。


224: 2 2012/06/11(月) 23:18:01.55 ID:SHoy6/gJ0
しかしルミの母は結局病死し、ルミは天涯孤独に。ルミは再び上京してきて小森の家に
滞在するが、兄を殺されただけでなく、その当時スパイダーマンの偽者が現れて犯罪を
繰り返していたことからスパイダーマンを激しく憎む。小森はその偽者を捕まえることに
成功するが、その頃にルミは置手紙を残して小森の家から姿を消していた。

しばらく後、ルミはゴーゴー喫茶で働いている所を発見されるが、ルミは小森の将来のことを
思って小森が訪れるたびに拒絶する。また、ルミは店のマネージャー(中年男)にお願いして、
小森に辛辣な言葉をかけさせてもう会いに来ないように仕向ける。

そしてある日、ルミは乗っていた車が暴走車に追突され、小森が駆け付けるが間もなく死亡。
警察官から渡されたルミの手帳には、

「でも今の私はユウちゃんを好きになってはいけないのです」
「ユウちゃんには将来立派な科学者になるという夢があります。
 私に会うためにゴーゴー喫茶に通うユウちゃん。私はユウちゃんがこのまま夢を捨てて、
 ダメになってしまう気がするのです」
「ゴーゴーガールの私は純粋なユウちゃんの夢を蝕む悪魔のような女です。
 私はユウちゃんの将来を邪魔しているのです」
「私はユウちゃんと会えなくなることは死ぬより辛いことです。
 でも、私は決心しなければならないのです」

というルミの気持ちが綴られていた…。

一応のヒロイン・ルミちゃんに関する部分を抜粋してみました。
この池上遼一版スパイダーマンは他の話も後味が悪いものばかりです…。



228: 本当にあった怖い名無し 2012/06/12(火) 01:38:00.71 ID:a++DG9atO
>>223
本家のスパイダーマン自体が後味悪い話なんだよね?
映画も原作も見たことないんで、詳しくは知らないんだけど。



232: 本当にあった怖い名無し 2012/06/12(火) 09:38:10.19 ID:mTs7N0ea0
>>223
池上遼一版スパイダーマン、俺も全巻持っているよ。そうそう、そうだった。
カッコイイヒーロー物かと思ったら主人公や登場人物の屈折度合いが半端ない感じでびっくりした。
1970年頃の作品だから時代背景を反映しているのかなー。



235: 本当にあった怖い名無し 2012/06/12(火) 14:30:45.69 ID:EQcF/nSA0
ウチの近くには開かずの踏切がある。

違う会社の路線が2つ並んでいて、同時に閉まると10分開かないとかはザラ。
(10分で開かないとか言ってしまって申し訳ないが…)

駅に辿り着こうとするとウチからの場合迂回するにも迂回できる場所が相当離れてるし
他に道もないのでどうしてもこの踏切を渡らないといけない。

一度閉まると次にいつ開くかがわからないので遮断機が降りてから
無理やりくぐり抜けていくバカが後を絶たない。

無理やりくぐると大体踏切でブザーが鳴り、迫ってきている電車は緊急ブレーキをかける。

当然、更に遮断機が降りている時間が増え、待っている方はたまったもんじゃない。

ある日俺は、いつもどおりに踏切手前で開くのを待っていたのだが
その横を踏切をくぐり抜けていく中年のサラリーマンがいた。

当然ながら鳴り響くブザー。
俺は「またか」と思いつつも、迷惑な奴は轢かれて死ねばいいんだ。
と、心のなかで思った途端、そのオッサンが俺の方を振り向いた時
すごい音と同時に、オッサンはへしゃげた。

もちろん口には出していないし、口に出してたとしても電車も迫っていたし聞こえてなかった…はず。

ニュースで見る程度なら迷惑ジジイざまぁwwwwwwwwww
な程度なのだが、さすがにコレはトラウマになった。
周りにもたくさん人がいたけど、何も言われなかった。
俺のせいかもという思いもあり、今でもあのおっさんの顔が忘れられない。




236: 本当にあった怖い名無し 2012/06/12(火) 15:27:00.99 ID:jC+hKW1U0
細かい所はうろ覚えだけど、アンビリバボーか何かでやってた冤罪事件の話。

主人公は小さな村の警察官で、正義感の強い人だった。
ある事件の容疑者として捕まったのはその場に居合わせた若い青年。証拠が不十分であるにも関わらず、やり手の刑事の取り調べで自白があったとの事だった。

これに「冤罪ではないか?」と異論を唱えたのが主人公だった。
実際、青年は本当は犯人ではなく、刑事の拷問に近い取り調べで無理矢理自白させられていた。
主人公は何とか青年の無実を証明しようとするんだけど、そこからがすごく後味が悪かった。

署内は全員が刑事の味方で、青年が無実だと信じる人は誰もおらず、主人公は基地外扱い。机を壁の前に移動させられ仕事も与えられず一日中壁と向き合うイジメが始まった。
被害は自宅の妻や子どもにも及び、主人公の家は基地外一家と言われ村八分になってしまう。息子は小学校でイジメにあい、妻は商店で物を売ってもらえない。

ある日、主人公の家が放火されてしまう。犯人は村人なのだけど、放火犯として捕まったのは主人公の息子だった。
そこでも拷問刑事が息子の取り調べを行う。寝るのもトイレに行くのも許してもらえない息子は極限状態まで追い詰められていく。
そんな中で刑事が暖かい親子丼を出して、「自白したら食べていい」と言う。完全に心の折れていた息子は、とうとう「僕がやりました」と言ってしまう。

そして基地外と放火犯の家としてその後もずっと主人公一家は迫害を受けつつ、なんだかんだで青年の無実が証明されて拷問刑事も捕まるんだけど、その頃にはもう主人公は亡くなっていた。

大人になった息子さんにインタビューしてたんだけど、「僕はあの時のショックで、今でも親子丼は食べられない」と涙を浮かべてた。
拷問刑事が捕まったとは言え、放火犯の村人はお咎めなしで、主人公は基地外扱いされたまま亡くなってしまった。
父親の正義感が原因で家族が不幸になってしまった、すごく後味の悪い事件だった。



949: 本当にあった怖い名無し 2012/07/04(水) 06:08:59.77 ID:jGQDfmpo0
>>236
拷問刑事が特に捕まったりしてないぞ
自分から警察辞めてる
その数カ月後に急死したのはちょっと後味いいのかな



259: 本当にあった怖い名無し 2012/06/13(水) 08:53:32.30 ID:g+7cDXjKP
脳に関するスペシャル番組で脳の奇病についてやってた。
取材対象となる女性は三十台のイタリア人の主婦。
彼女の一族は致死性家族性不眠症という奇病で殆ど五十代で亡くなっており、
その病気は突如不眠症に落ち入り、発症すると一年程で死ぬ。
しかも、意識はあるのに眠れないので、患者は拷問の様な苦しみを味わいながら、
半分気が狂い死んでいく。
実施の映像もあり、初めは常にウトウトしてるだけが、最終的には別人のように衰弱、ベッドで舌出しながら痙攣。
治療法は無く、素因遺伝子を持つのはイタリアのごく一部の人々だけだという。
今は遺伝子検査で発症するのは分かるが、彼女は恐ろしい未来を知りたく無いと言い
検査を頑なに拒んでいたが、子供が欲しい為、番組内で遺伝子検査を決意。
果たして結果はどうなのだろうか??彼女の運命は??

で番組終わっていた。多分クロだったんだろうけど、後味悪すぎた。
そしてこの病気の原因はプリオン症、つまり、同族食いに由来するかもしれないらしい。
(故人の脳を食べる一族=クールー=ヤコブ病、
牛同族食い=狂牛病=ヤコブ病は全てプリオン異常)
つまり彼女の祖先は理由は分からないが人間の脳を食べてた可能性があるとのこと。
(確か祖先神父とか居た)



266: 本当にあった怖い名無し 2012/06/13(水) 15:20:40.31 ID:oSsVmj/p0
>>259
説明がとても上手いですね分かりやすいです



260: 本当にあった怖い名無し 2012/06/13(水) 10:00:49.41 ID:4Xry/VZo0
人間にしろ牛にしろ、共食い行為にリミッターがついてるのが面白いよな
同族の脳を食べるとプリオン異常が起こる不思議



261: 本当にあった怖い名無し 2012/06/13(水) 10:13:04.11 ID:9ir+iHkS0
脳ってのが不思議
他の部位ではならないの?



262: 本当にあった怖い名無し 2012/06/13(水) 12:26:17.88 ID:g+7cDXjKP
>>261
多分脳
脳を食べてたクールー出た一族も辞めたら一世代で病気なくなったらしいから
因みにBSEも脳や脊髄の肉骨粉が原因て言われてるぽい

あと、カニバリズムのwiki見てたらちょっと気になる記述
>>1274年にフォッサヌォーヴァ修道院で死んだトマス・アクィナスの遺体も
修道士たちによって食されている[6]。
ホイジンガによれば、修道士たちは、当時高価であった聖遺物の散逸を恐れ、
師の遺体を加工保存し、頭部を調理したとしている

例のイタリア一族となんか関係ありそうな気がしてしまった



268: 本当にあった怖い名無し 2012/06/13(水) 17:04:28.08 ID:CumB1nMu0
>>261
他の部位でもプリオンの影響はあるが、脳は再生しない=プリオンが溜まって破壊が進んで、の加速度的な変化のみなんだよ。
検査で検出されたらもう手遅れ、症状が出たら死へのカウントダウン(大概年は持たない)。



271: 本当にあった怖い名無し 2012/06/14(木) 00:21:08.15 ID:oJuZFMjwO
昔リーダーズ・ダイジェスト日本版で読んだ、精神科病棟の看護婦の手記。

・美しい自殺なんてない。映画では、透けるようなネグリジェをまとった美しい女優が致死量の睡眠薬を酒で流し込んでおしまいだが、実際は穴という穴から内容物が流れる。
・こめかみを銃で撃ち抜く→顔に醜い傷が残り、半身不随。
・列車への飛び込み→四肢切断。
・首吊り→脳障害、半身不随。
・服毒→肝臓がやられるので、激痛でのたうちまわる。

・彼らの不幸は、以前の自分が健康で不自由なく生活できていたのを覚えている事。
・万が一成功したとして、天井に飛び散ったあなたの脳漿や床に垂れた糞尿を、誰に拭かせるのか。

最後の一節は、
・これだけ申し上げても決行なさるのですね。
・わかりました、あなたが残された機能だけで生きて行けるようサポートしましょう。
・勤務先でお目にかかるのを楽しみにしております。

脳内補完は目をつぶってくれ。



291: 本当にあった怖い名無し 2012/06/14(木) 15:21:13.06 ID:NLW5y6tl0
>>271
スレチで申し訳ないが、この手の話に興味がある人は
「自殺のコスト」って本を読んでもいいかも。
これを読むと、いかに綺麗に死ぬ事、死にきることが難しいか分かる。



290: 本当にあった怖い名無し 2012/06/14(木) 15:19:37.02 ID:h/CoRQyw0
ハワイの津波の生き残りの教師の話

「私が授業をしている最中、友達が「津波が来るわよ」というので友達と二人で海に行きました。
 1回目の波はとても小さくて「これが津波なの?」と友達に聞き返しました。
 2回目はそこそこ大きくて友達と一緒に波をバックに写真を撮りました。
 次はどんな大きな波が来るのかしらってワクワクしていたら
 死を覚悟するような大きな津波が着たので逃げました」

子供達は全員死亡、その教師だけが生き残った。



292: 本当にあった怖い名無し 2012/06/14(木) 16:06:31.17 ID:LpclSZe2P
>>290
それ何で読んだの?詳しく教えて欲しい



293: 本当にあった怖い名無し 2012/06/14(木) 16:23:32.41 ID:h/CoRQyw0
>>292
ディスカバリーチャンネル
教師がインタビュー受けてて自分がどれほど津波で酷い目にあったか話してたけど
津波って聞いた時点で子供達避難させろよ…ともやもやした



294: 本当にあった怖い名無し 2012/06/14(木) 16:39:54.88 ID:LpclSZe2P
>>293
死んで詫びろだな
普通の神経なら生きてそんな証言できんわ



312: 本当にあった怖い名無し 2012/06/15(金) 08:03:36.89 ID:qy0KUDut0
この前見た北海道姉妹孤立死のドキュメンタリー

姉妹は40代で、その内妹が知的障害持ってて自力で生活出来ない
2人の収入は妹の障害年金/月7万円程度
姉は妹の介護もしており、働きたくてもなかなか働けない上に40代というのもあって
面接受けまくっても雇ってもらえない
病院で診てもらうも原因不明の頭痛で体調も芳しくない
 
姉は体調不良を押し、職探しと並行して妹を受け入れてくれる施設探しもしていた
施設も職も見つからず、耐えかねた姉が3回に渡り区役所に生活保護の相談にいく
だが元担当者は姉に考え直すように説得したり
「職探しをしていると生活保護は貰えない」など何かと理由をつけて拒否
姉は生活が困窮している事を元担当者に再三訴えるものの、渡されたのは
申請書ではなく、障害者団体が作った非常食用の缶に入ったケーキ/10日分
漸く姉はスーパーのレジ打ちのバイトが決まるも、妹の介護が必要で数日で辞める

恐ろしい程寒い真冬の北海道で、料金滞納でガスは11月末で止められたまま
結局生活保護を受けられず、姉は脳内血腫で急死、妹はその後自力で生活出来ず凍死
姉の頭痛の原因は脳内血腫の初期症状だった
姉の携帯電話には、姉の死後妹が押したであろう111の発信記録
遺体発見後も、いとこが引き取るまで1週間以上も引き取り手が見つからなかった



313: 本当にあった怖い名無し 2012/06/15(金) 08:04:27.79 ID:qy0KUDut0
この出来事だけでも相当後味悪いんだが、この中に区役所で
姉妹の担当やってた奴のインタビューがあって、それがまたひどかった

それで元担当者へのインタビューだが
インタビュアー「どうする事も出来なかったのか」
インタビュアー「姉達が苦しんでいる事は分かっていたのに」
元担当者「SOSを受け取る事は確実に出来る」
インタビュアー「ならば他に何か出来た事があったのでは」
元担当者「だがこちら生活保護の押し売りは出来ない」
元担当者「姉が『申請します』という言葉を言ってくれればよかったのに」
インタビュアー「」

つまり
姉「生活保護ほしいです」
元担当者「しんせいのじゅもんを いってください」
姉「妹が介護必須で職探しも難航しててとても困窮してます」
元担当者「じゅもんが ちがいます」

だから生活保護が出せなかった、こちらから提案は出来ない
『申請します』という言葉を言えば申請書あげたのに、自分は間違ってないと
あまりにひどい責任逃れの言い訳と屁理屈で見てるこっちも絶句した
3回も相談に来てこのままじゃ生きていけないからと切実に訴えたのにな
本当に必要で申請したいから3回も相談したのにな
しかもこの元担当者、インタビュー受けながら度々ニヤっと笑ってたのがまた胸糞悪かった



348: 本当にあった怖い名無し 2012/06/16(土) 12:32:28.19 ID:jZr219gq0
PS3/xbox360「レッド・デッド・リデンプション」というゲーム

舞台は20世紀初頭のアメリカ、西部開拓時代。

主人公ジョンは元ギャング団の一員で、現在は足を洗い、牧場を営んでいた。
しかし、連邦捜査局により、妻と子供を人質に取られ、かつて所属していたギャング団の
団員達を処分することを命令される。

アメリカとメキシコを奔走し、無事妻子を取り戻した主人公は元の生活に戻る。
しかし、つかの間の平穏はすぐ終わりを迎えた。かつて無法者だった主人公を政府が許すはずがなく
政府軍により襲撃を受ける。妻子を逃がし、奮戦したが、主人公はあえなく銃殺されてしまう。

3年後、後を追うように妻も死亡(病死?)してしまう。残された息子は復讐の為に黒幕の情報を聞き出し、
ついに対峙する。決闘にもつれるも、これに勝利し、復讐を果たしたところで物語は終わる。

かなりはしょったので分かりにくいが、メキシコまで渡って妻子の解放の為に奔走したのに
結局殺されてしまった主人公と、両親が亡くなり、復讐を果たした子供は天涯孤独の身に
なってしまったという結末が、なんとも後味の悪いものだと感じた・・



349: 本当にあった怖い名無し 2012/06/16(土) 14:13:22.77 ID:Fb6D35oR0
平山夢明の東京伝説~閉ざされた街の怖い話~から

小学生の時「親子ゲーム」と呼ばれる妙な遊びが流行った
狙った家に電話して『○○ちゃんが車にはねられて病院に運ばれた!」と叫び
親が慌てる様子を見学する、というものだった。
大体の親は告げられた病院へ血相を変えて飛び出していく
その様子を見て大喜びするというのだ。
その遊びをしていると噂のある子はみんな成績がトップクラスの子ばかりだった
多分勉強のストレスを歪んだ形で発散させていたのだろう
当然学校は問題視し、禁止したがゲームは終わらなかった。

ある日、そのゲームが大変な事態を招いた
ある母親が電話を受け、慌てて自転車で駆けつける途中、一時停止を無視し
飛び出したところをトラックにはねられ重症を負った
その母親は旦那さんを交通事故で亡くしていた。
もしも息子までもが事故で・・・と思うといてもたってもいられなかったのだろう
一時は意識不明の重体にまで陥った。
ある子がゲームをしている子たちが校舎の裏で輪になって集まっているのを偶然見た。
全員が笑っていたという
学校が犯人捜しにやっきになったが、結局犯人は見つからなかった。



350: 本当にあった怖い名無し 2012/06/16(土) 14:14:30.85 ID:Fb6D35oR0
だがこのゲームは唐突に終わりになった
ある時、リーダー役の少女が自分の家に電話をさせたのだという。
思いっきり心配させてやろうと「死んじゃった!」と泣いてみせた
だが、母親が「はい、わかりました」と普通に答え、すぐには病院に行かず
買い物に出かけてしまった。
帰宅したリーダーは母親に、なぜ慌てないのか問い詰めると
「だって死んだのなら急いだって仕方ないし、お葬式の準備もしなきゃならない
お姉ちゃんの受験もあるし、つまらないことで騒ぎたくないの」
母親はしれっと答えた。

それからリーダーの子は成績が急に落ちだし、高校は志望校どころか公立すら
受からなかった。
レディースに入り、無茶な暴走のあげくに事故で死んだという。
同級生たちに葬式の案内もなく、いつどこでやったのかもわからないありさまであった。



352: 本当にあった怖い名無し 2012/06/16(土) 15:26:05.52 ID:kg/TF+iSP
昔話とかだと、その後本当に事故にあうものの、「またいたずらね!」と無視されて死んでいくオチだな



354: 本当にあった怖い名無し 2012/06/16(土) 15:56:20.62 ID:DeIcalHP0
>>352
いや、本当に事故にあっても淡々とスルーされる/処理されるのが続く、のほうがリーダーと合致するかと。



363: 本当にあった怖い名無し 2012/06/16(土) 21:46:27.60 ID:1kIHnk5s0
俺の通ってた工業高校の思い出。男女比率が圧倒的に男が多くて女は各科に数名程度
行事やなんやかんやで女は専門以外は科をまたいで行動させられることが多く基本いっつもグループで行動してた
うちのクラスには眼鏡のずんぐりした体型の女の子がいて2年の半ばくらいまではグループで仲良くやってたらしいけど、
経緯やきっかけは知らないけどしだいに女グループから爪弾きになってきて不登校に。
その眼鏡の子は成績よくて利発で、はた目からでも浮いてる感じ、その他のが俺と同じようなボンクラ揃い。

数ヶ月姿見ないなと思ってたらなんか躁状態で復帰して英語の授業中に「◯◯君の隣がいい」と席替えを要求
英語の先生もうちの担任じゃないし、でもなんかテンパッてる人ににどう接してやればいいかわかんないみたいなかんじで
◯◯君に「どうする?」て聞いちゃった、そしたらまあ「えぇ・・・嫌です」と。

蚊のなくようなつぶやきを聞いた途端に眼鏡が教室(一階)の窓から走ってどこかにいっちゃってそれ以来学校来なくなった。
1年以上見てないのにどうしてか卒業はできたみたいだけど。

俺は機械設計やってて加工依頼でメガネの実家の工場に行ったことがあって、メガネの件で何度か学校に来ていた眼鏡のお父さんを知ってたんで
同級生だということを言うと向こうからいろいろ話してきた。
眼鏡はひとりっ子で小中でトップクラスの成績だったのだが高校は進学校でなく推薦枠で近場のボンクラ工業を選んだ。
両親は反対したが、眼鏡はたぶん、自分が家業を継がねばとか思っていたらしい。

女グループのなかでは虐めにあったわけではないが会話がまったく噛み合わず些細な事を気にしだしてノイローゼになって今も入院中。
誰が悪いとかじゃなく色々と合わないことがあったら無理すること無いのに抱え込んでしまった、とのことだった。

その後偶然に別の科の女とあった時に眼鏡のこと聞いてみたんだけど、おぼえてないや、と言っていた。
あと眼鏡のところの工場も人員整理してほとんど社長ひとりでやってる。社長の代で工場は閉鎖するとのこと。

実話なんでつまんないか。



371: 本当にあった怖い名無し 2012/06/17(日) 08:12:50.29 ID:DyvV94i70
>>363

親子がもっと話し合ってたら良かったのにな
お前が跡を継がなければならないわけじゃないから好きな高校いきなさいって

同じく一人娘が責任背負い込んでどうしても婿もらわなければと
明らかにおかしいブサコミュ障寄生虫体質野郎と結婚して
すごくやつれてみずぼらしくなってしまった女の人がいる
それまでは綺麗な感じだったから変に婿取りとか望まなければ
普通にいい結婚できてたんじゃないかと思う



399: 本当にあった怖い名無し 2012/06/18(月) 06:34:38.78 ID:fzg3g3d50
世にも奇妙な物語から「ネカマな男」

失業中で妻との夫婦仲も冷え切った主人公の唯一の安らぎは、出会い系サイトで知り合った女子高生のミドリちゃんとのメール。
彼は妻の名前を使いネカマとして、夫(自分)の愚痴などをメールしていた。(男で登録したら誰からもメールが来なかったため)
それに対して「旦那さんも頑張ってるだろうから…」などと優しく返信するミドリちゃんに、妻からは無能扱いされていることもあって次第に惹かれてゆく主人公。
そもそも夫婦仲が冷え切ったのは、主人公が株で作った借金を妻が所有していた物件を売り払うことで穴埋めしてからであった。
しかも、また新たに借金を作ってしまい闇金から督促されている上に、就職活動もロクにせずに女子高生とのメールに夢中になっているというクズっぷり。
ある日、主人公はミドリちゃんにリアルで会わないかともちかける。
会ってしまえば、ミドリちゃんなら笑って許してくれるだろうと思ったのだ。

(1/3)




401: 本当にあった怖い名無し 2012/06/18(月) 06:49:58.60 ID:fzg3g3d50
それに対してミドリちゃんは、会うことは了承したものの、自分が本当は42歳だということ、そしてネカマであることを告白する。
さらにミドリちゃんこと総一郎は、主人公(相手から見れば妻)に惚れていると打ち明ける。
主人公は(自分のことはさておき)「騙すなんて最低だし自分は人妻だ」と拒絶するが、そこから総一郎がストーカー化し始める。
家に来ただの職場まで行っただのというストーカーメールが来る一方、主人公は妻から「最近つけられている気がして怖いから迎えに来てくれ」と頼まれる。
しばらく送迎を続けていたある日、闇金業者に捕まり借金を返すように迫られる主人公。
業者は、妻が死ねば保険金や妻の所有する物件が手に入るのだからそれで返せばいいと持ちかける。
ちょうど総一郎からのメールが犯罪を仄めかすような脅迫文になってきていたこともあり、主人公はこれを利用しようと思いつく。
次の日、面接があるから迎えに行けないと嘘をつき、主人公の思惑通りその日に妻は亡くなった。
借金も家庭内ストレスも消えほっとした主人公は、数日前に総一郎からメールが来ていたことに気づく。

(2/3)



402: 本当にあった怖い名無し 2012/06/18(月) 06:55:13.47 ID:fzg3g3d50
そこには、ミドリこと総一郎が実は妻本人であったこと、ストーカーが主人公の気をひくための狂言であったこと、さらにまだ愛していることと面接への応援がしたためられていた。
それを読んで愕然とする主人公…で終わり。

妻がなぜ死んだのかとか、そもそもどうやって出会い系で主人公を見つけたのか、とか分からない部分はあるが、主人公のクズっぷりもあってなかなか後味悪うございました。



408: 本当にあった怖い名無し 2012/06/18(月) 10:36:06.01 ID:H1S5K38v0
うろ覚えなので、細部が間違ってるかもだけど。

近未来の日本。
主人公の男性は目覚めると、見知らぬ病室に居た。
自分が誰なのか、ここが何処なのか全く記憶がなく、混乱するが
直ぐに医者が来て説明を始める。
「あなたはコールドスリープで20年眠っていました。
20年前、あなたは当時の技術では治療出来ない
大病を患ってしまった為、治療法が見つかるまで
コールドスリープで眠っていたのですよ。
そして晴れて治療法が見つかったので、こうして
コールドスリープから目覚めたのです」と

記憶が無いため釈然としないが、
言われるまま病室で休むことにする。
数日後、自分にそっくりな男性を見かける。
一体どういう事なのかと病院内を調べると
ある部屋で身体にナンバーの入った
自分のクローンが何体も作られているのを発見する。

医者にどういう事なのかと詰め寄ると、
治療とはクローンを作り、そこから移植をする事なのが分かる。
何体もクローンを作り、一番出来の良い物を移植に使う。
クローンは移植をする為死んでしまうが、治療なのでしょうがないと言われる。
病院で見かけたのもクローンの1体ですよと言われ安心する。

手術直前、麻酔が聴き始めた時に、ふと自分の腕に巻かれた包帯が気になり
取ってみると、あの部屋で見たクローン達と同じように、自分の腕にも
ナンバリングがされていた。
自分がクローンだと気がつき、逃げ出そうとするも
麻酔が効いてしまって段々と意識が…。
朦朧とする中、オリジナルの「自分」がニヤリとクローンを見て終わる。



413: 本当にあった怖い名無し 2012/06/18(月) 18:56:14.95 ID:aVl7buZL0
実話です
自宅の斜め裏の男の子か4月に進学したばかりの高校を、ゴールデンウィークが開けた途端
突然通学しなくなり、そのまま引きこもりになってしまいました。
その男の子の父親の職業は大工で、かなり鉄火な性格をしており、それからたびたび息子を屋外まで
追いかけ回して激しく罵ったり、怒鳴りつける姿を見るようになりました
時には包丁を持ち出すこともあったのですが、男の子の方は何か意味不明な事を叫ぶばっかりで
見かねた近所のおじさん(元高校野球時でかなりガタイのいい人)が仲裁に入ったり、
時には通報を受けた警察の方が駆けつけたりしていたんですが
それから何事も進展しないまま4年くらいが経過した後に
その男の子の両親は、男の子を自宅ごと捨てて出て行ってしまいました。

世話をしていた件の近所のおじさんが男の子に聞いたところ、
毎月5000円の仕送りと、光熱費はその出ていった両親が支払ってくれているそうです。
元高校生だった男の子は1人残された家で小さな家庭菜園などをしてどうにか暮らしているようですが
今でも引きこもりのままです。
彼が引きこもりになってかれこれ14年近くの時間が経過しています。
ちなみにご両親は未だ戻っていません。



414: 本当にあった怖い名無し 2012/06/18(月) 19:13:39.96 ID:UP0hyZVL0
>>413
その男の子引きこもりでも以外と自給生活力あるな…
いっそ完全に親が蒸発してたら施設なり生活保護なり受けられたのかもしれんけど
自立させたいのか知らんが飼い殺しみたいにするのはひどいな



417: 本当にあった怖い名無し 2012/06/18(月) 22:08:54.18 ID:qovBWFx70
田舎って本当に近所にすむ人の家庭状況が筒抜けなんだな
『毎月5000円の仕送り』とかなんでそんな事を他人が知る事が出来るんだよ...怖すぎる



418: 本当にあった怖い名無し 2012/06/18(月) 22:44:00.73 ID:aVl7buZL0
>>417
他人つか住宅地のご近所様なんだよ
親が引きこもりの息子を放置して逃走してるから
今はいいけどいずれ金がなくなったらなんか犯罪行為に走らない保証はないんだし
近所の人間たちは戦々恐々としてるんだよ



423: 本当にあった怖い名無し 2012/06/18(月) 23:57:11.87 ID:ZgU7OERh0
今日見た2時間ドラマ
イジメで3年間引きこもりになった少年Aが自室で自殺
母親は精神的に病んでしまい自殺前の記憶のまま生きていると思い込む
夫は息子が死んだ事実を再び妻が思い出し後追い自殺しようとするのを
恐れて死亡届けを出さず息子の遺体を庭に埋める
過去にAにイジメから助けて貰ったのにAがターゲットにされた時には
見て見ぬフリをしていた元同級生の青年Bは罪滅ぼしにAのフリをする
演技に協力を申し出る
しかしそれらを嗅ぎつけていたヤンキーに脅迫されるB
それを知ったA父はヤンキーを刺殺
カモフラージュにBも軽く刺した
当然ながら主人公警官に全て暴かれて逮捕、妻は精神病院に入院

過去にイジメていた連中は回想シーンに出てくるだけで全くお咎め無し
なのが一番後味悪かった



424: 本当にあった怖い名無し 2012/06/19(火) 00:56:39.20 ID:0PeR8JeKO
>>423
2時間ドラマって、大概犯人に感情移入しちゃうから、後味悪いのが多くなるよね。



449: 1/2 2012/06/20(水) 00:43:19.98 ID:WBOUX3ST0
映画「シンプル・プラン」、原作は読んでない。

アメリカの田舎町に住む主人公・主人公の兄・兄の友達は、森の中で墜落した小型飛行機の残骸を見つけた。
中には白骨死体と、高額紙幣の札束が詰まったトランクがある。
三人はそれをマフィアのヤバい金だと推理するが、ネコババ決定。
主人公は、ほとぼりが冷めるまで自分が一括して保管することを主張し、兄と兄友もしぶしぶ賛成する。

理由は、高額紙幣を使えば田舎町では目立つこと。
マフィアが網を張っているに違いないこと。
三人の中で主人公が一番まともであること。

兄は頭の弱い無職で、生活保護を受けている。
兄友は粗野なアル中で定職につかず、古女房とは喧嘩ばかり。
主人公は安月給とはいえ定職があり、美しい妻がいる。

札束の山を見た身重の妻は、一部を戻すように言う。
高額紙幣だから一部でも大金。マフィアが見つけたら、これで全部だと思って撤退するに違いない、という主張。
三人はしぶしぶ、言う通りにする。



450: 2/2 2012/06/20(水) 00:44:42.16 ID:+QHFuglX0
しばらくして、FBIを名乗る男が町にやって来る。
しかし、それはFBIを騙るマフィアだった。
兄友は殺され、兄も主人公を庇って殺される。

全てが片付いた後で、本物のFBIの話を聞いた主人公は愕然とする。
紙幣のナンバーは控えてあるから、飛行機から金を盗んだ窃盗犯は必ず足が付くというのだ。

主人公と身重の妻は、紙幣を焼き捨てる。
また明日から、安月給でこき使われる毎日が繰り返されるのだ。死ぬまでずっと。


夢見てんじゃねーよゴミカス田舎者、と言われた気がして後味ワルー。



458: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 2012/06/20(水) 11:55:12.28 ID:KjLg2RKG0
既出かと思うのだが、ようつべで見た世に奇妙より「7歳になったら」ってやつが適度に後味悪かった。
ありきたりな話ではあるのだけど。

主人公は誕生日を目前に控えた、エリート校の国立小に通う小学校1年生。7歳を迎えることを楽しみにしている。
両親も主人公を猫っ可愛がり。
主人公の誕生日には、普段は多忙なお父さんも休みを取って、家族皆で遊園地に行くことも決まっている。

ある日、体育の授業で跳び箱を行うが、主人公は跳び箱が大の苦手。案の定その日も跳べなかった主人公だが
跳び箱なんて大の苦手だったクラスメイト男子が余裕で飛び越えているのを見て
主人公は、彼になぜ飛べたのかと聞く。すると男子はこう答える。
「7歳になったら、きっとお前も分かるようになるよ」
そんな男子を「余計なこと言わないほうがいいよ…」と咎める女子A。
「余計なことって?」主人公は女子Aに聞くが、いったん口を開きかけた彼女は言葉を濁す。
そんな女子Aを、担任はやたらキツく注意。主人公は何が何だか分からない。

下校時間、割と仲の良い女子なので、主人公は女子Aにしつこく問い詰める。
「余計なことって何?」「7歳になったらどうなるの?」

それでも、女子Aは頑なに口を閉ざす一方で、主人公の疑問は増すばかり。


459: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 2012/06/20(水) 11:56:52.08 ID:KjLg2RKG0
そんな中、主人公は塾に向かう途中、両親が見知らぬ男の子と仲良く歩いているのを目撃する。
帰宅してから両親にそのことを問うが、両親は出かけてすらいない、そんなことは知らないの一点張り。
おかしいと思った主人公は、誕生日を明日に控えた翌日学校で女子Aに
両親が嘘をついて出かけていたようだ、と報告。
女子Aは一言「それ、知らない男の子と一緒と一緒じゃなかった?」
主人公はどうして分かったのかと驚く。
「だって、それは…私達が7歳になったr」女子Aが言いかけた瞬間、会話に割り込んでくる担任。
「前も言ったわよね?もし言ったら分かってるわよね?」担任は先日の体育と同じように、女子Aにやたらキツく当たる。
女子Aはうつむいたまま、結局何も言わずに帰ってしまう。
しかし、いつもと違っていた。
「さよなら」の後、主人公に「…また会えたら会おうね」という意味ありげな言葉を残して彼女は去っていったのだった。



460: !ninja 2012/06/20(水) 11:58:29.89 ID:KjLg2RKG0
7歳になれば、何かがあるらしい、ということには感づいた主人公。
その日、主人公が学校から帰っていると見知らぬ男に捕まり、そのままひっさらわれる。
着いた場所は大きな建物で、中は同じ年くらいの子供だらけだった。
なぜこんなところに連れてこられたのか?主人公は戸惑うが
1人の少年が主人公の腕を掴んで、外へ連れ出してくれる。
少年を見て主人公は度肝を抜かれた。少年は主人公にそっくりそのまま生き写しだったからだ。
お互いに話をしていくと、同姓同名であり、誕生日まで全く同じだと分かった。
ただ少年は、生まれた時から施設(この建物)で暮らしており、両親とは月に1度しか会えないとのことだった。
そんな少年を、主人公は気の毒に思うが、少年は言う。
「ここにいても楽しいぜ!俺跳び箱も得意だし、勉強もちゃんと教えてもらえるんだ」
そして2人は必ずまた会おう、という約束をし、別れる。

その夜、夜中にふと目が覚めた主人公。
両親はまだ起きているようだ。こっそり覗くと
両親が重い顔つきで「明日で最後かもしれない」と話し合っている。
ここで主人公は7歳になれば、よくないことが起きるのかもしれないと薄々感づく。



461: 本当にあった怖い名無し 2012/06/20(水) 11:59:13.58 ID:KjLg2RKG0
そして翌日。主人公の誕7歳の生日である。
前々から楽しみにしていた遊園地、主人公ははしゃぐが
両親はずっと浮かない顔つき。笑顔もないし、話しかけても心ここにあらずという感じ。
主人公もだんだん不信感を抱き、両親に何があったのか聞くが
「何もないのよ」と母親。
「嘘だよ、何か隠してるでしょ」
「何もないって言ってるでしょう」
「7歳になったら何かあるんでしょ?今日で最後かもしれないってパパとママ昨日言ってたの聞いてたんだよ」
「いい加減にしなさい!」
という言葉と同時に母から手を上げられる。呆然とする主人公、泣き出す母親、神妙な顔で黙ったままの父親。
不穏な空気の中、父親の携帯に着信が入る。ある人物から、指定場所へ行く指示の電話らしい。
3人が指定された場所へ向かうと、そこには主人公をさらおうとした男と、あの生き写しの少年が立っていた。
驚く主人公と少年。そして、そのまま両親少年共に、男にどこかへ連れていかれる。



462: 本当にあった怖い名無し 2012/06/20(水) 12:03:35.64 ID:KjLg2RKG0
着いた場所で、主人公と少年は全てを知らされることになる。
産まれた赤ん坊の細胞を培養し、クローン人間を作るということ。
産まれた子供はそのまま両親が育て、クローンは施設で育てられると言うこと。
衰退しきった世の中、優秀な子供だけを育てあげるために。
果たしてどちらが優秀な子供かどちらが劣った子供か、それを見極めるのが7歳の誕生日であった。
測定の結果、クローンが優秀と断定された。
その瞬間、クローンに突然優しくなる両親。
主人公は泣いて両親にすがりつくが、私達はもう親子ではない、と絶縁宣言。
両親を泣き叫びながら呼ぶも、一切相手にしてくれない。
主人公はそのまま、劣等とされた子供回収車へまるでモノのように回収され、どこかへ連れ去られてしまう。


バスの中で目覚める、主人公の顔をした少年。
「いけない、寝過ごしちゃった」
慌ててバスから降りると、住宅街の中をあの子供回収車が走り抜けていった…


結局夢オチなのか(多分そうじゃないんだろうけど)どうなのか
分からないところも余計に後味悪かった。
優しかった両親の態度がコロッと変わるのが怖かったしw
もう自分はいい年だけど、これ主人公くらいの子供が見たらトラウマ必須な気もするんだが。



466: 本当にあった怖い名無し 2012/06/20(水) 15:21:58.38 ID:9Yk1Z0fK0
>>458
この話見たとき、クローンは明らかに英才教育受けてるし
ただ普通に育てられただけのオリジナルが太刀打ちできるわけねえだろと思った
結局両親もクローンだったわけだし、出来レースじゃねえかよ



463: 本当にあった怖い名無し 2012/06/20(水) 13:01:57.50 ID:Up0a68q2O
子供が酷い目にあう話はきっついわー。
筒井康隆の「善猫メダル」だったかを思い出したじゃないか。

外国のショートショートで、天 才 児 を安楽死させる未来国家の話よりも後味悪いわ。



503: 1/2 2012/06/20(水) 23:09:43.86 ID:0KBydgqP0
以前やる夫系スレで読んだ話。

ねえ、ドッペルゲンガーって知ってる?
自分と姿がそっくりで、好き勝手動いて、見ると死んじゃう。
という一文ののちに本編スタート。

主人公とその友達2人で町を歩いていると、かわいい女の子が声をかけてきた。
「主人公さん、この間は助けていただいてありがとうございました」
しかし主人公にそんな覚えはない。
しかもその女の子が助けられた場所は東京駅で、そのとき主人公は名古屋の実家に帰っていた。
そしてそのあとさまざまな人から「××で見た」「きれいな女の人と歩いていた」などと
身に覚えのないことを言われる。
友人が「まさかドッペルゲンガーってやつじゃないか」というと、「ハハハまさか」と言いながらコンビニに立ち寄った。
するとそこのコンビニの店員が主人公と瓜二つだった。
話を聞くと、姓は違うが名前が同じ、声もそっくりのただのそっくりさんだった。最近この町に引っ越してきたという。



504: 2/2 2012/06/20(水) 23:11:34.94 ID:0KBydgqP0
そしてそのそっくりさんが、女の子を助けたり、あちこちで目撃されていたということが分かった。
あまりにそっくりすぎて、主人公の知人はみんな主人公と勘違いしていただけだった。
なあんだすっきりしたとコンビニを出ると、見知らぬ女が立っていた。
「ようやく見つけた!よくも私を騙したわね!」とわけのわからぬことを叫んでいる。
話の内容からしてそっくりさんのほうの関係者じゃないかと思い声をかけようとするが、
狂乱した女は友人の制止をふりきりそのまま主人公を刺殺した。

ねえ、ドッペルゲンガーって知ってる?
自分と姿がそっくりで、好き勝手動いて、見ると死んじゃう。
最後に冒頭の一文が繰り返されてEND



528: 1/2 2012/06/21(木) 18:19:53.38 ID:/qEJnF/l0
昔読んだ絵本「たすけて!ガブガブくん」より

主人公のガブガブくんは石油を食べるモンスター
タンカーの事故が起こると流出した石油を全部飲んでくれるので皆からは感謝されていた
そんなある日、石油を吸い取るロボットが某国の博士によって発明される
事故が起こってもこいつが石油を吸い取ってしまうので、ガブガブくんの出番はなくなってしまった
ガブガブくんは仕方なくサンドイッチを食べて暮らすことになり、さらにずっと家の中にいたので太ってしまう
そうなると人間達は「役立たずの癖にあんなに太ってけしからん」とかガブガブくんに難癖をつけるようになった
ついにはガブガブくんを町から追い出す運動を始め、ガブガブくんはストレスでさらに太ってしまう



529: 2/2 2012/06/21(木) 18:22:55.72 ID:/qEJnF/l0
そんな中、北の海でタンカーの事故が起きて例のロボットが出動した
けれどもこのロボは寒さにめっぽう弱かったらしく、石油を吸い込んだ直後にぶっ壊れてしまう
そして皆は「そうだ、ガブガブの奴がいるじゃないか」といきなり手のひらを返して、ガブガブくんに助けを求める
当然ガブガブくんは断るんだけど、彼の世話をしてくれている怪物博士が説得して最終的には出動することにした
冬の海は寒かったけど、脂肪をつけてたガブガブくんは見事に石油を全部飲み干す
みんなも喜んで「ガブガブくん復活!」な感じでEND

ハッピーエンドなのでパンチは弱いかもしれないけど
人間達からガブガブくんに対する仕打ちの謝罪が一切出てこなかったので
当時の俺は子供心になんだかなぁと思った



561: 既出だったらごめん 2012/06/23(土) 10:13:41.08 ID:edPTqx/O0
何年も前の「世にも奇妙な・・」から

主人公(いっせい)は大学受験の合格発表の掲示を見て家に戻る。
家族(父、母、姉、祖父)に合格を伝えると皆はとても喜んだ。
みんなの異常な喜び方に少し驚く主人公。

ある日、突然祖父が喉に食べ物を詰まらせて救急車で運ばれた。
祖父は間もなく死亡した。
そして一夜明けると姉がいなくなってる。
母にどうしたのか聞くと
「なに言ってんの。今日から留学しに行くんじゃない。」
と一喝されるのだが絶対にそんな話をされた記憶はない。

次の日起きると父親が大きな荷物をもって出かける準備をしている。
聞くと今日から単身赴任だとか。もちろんその話をされた記憶はない。
あまりにも突然な出来事にとまどっていると、
夕方にある会社の人に話があるとその会社に連れて行かれる。

そこで主人公は今の家族は
その会社の派遣したレンタル家族だと知らされるのだった。
本当の両親は主人公が小さい頃アマゾンに研究に行くことになり
自分たちに何かあったときの為に自分たちが帰るか、
主人公が大学に受かるまでという期限でレンタル家族を雇っていた。
そして本当の両親はアマゾンで行方不明になり
とうとうレンタル期限を迎えたのだった。
今までの家族との記憶を回想しながら家路につく主人公。
家には主人公の大好物を作ってくれて母が待っていた。
お互い言葉少なに最後の食卓を噛みしめます。

そして朝。
誰もいない食卓で一人朝ご飯を食べ、主人公は今までと変わらず出かける。
もう誰もいない家に向かって今までと変わらず「行ってきます。」と言葉を残して。



571: 本当にあった怖い名無し 2012/06/23(土) 16:16:10.96 ID:kRSDDkkA0
>>561
これまた穴だらけな話だけど(レンタル期間中本当の家庭はどうしてたのかとか)
しんみり来るラストだね…

しかし主人公の合格に「異常なくらい」喜んだのは契約期間が切れて解放されるから…と考えると後味悪いかもw



564: 1/2 2012/06/23(土) 12:11:59.62 ID:2HH0gtimO
ミステリ系のレディコミで見た話。
作者はいかにもレディコミの、単行本の出ない作家だったと思う。

病院の特別室で、死期の近づいた老人と付き添いの老妻が和やかに話している。
老人は、老妻という最上の伴侶に巡り合ったことをひたすら感謝する。
なぜか話は、過去の恋愛談になる。
老妻は、
「あたくしは貴方一人しか存じませんから」
と穏やかに微笑む。

老人は高校時代、どうしても恋人が欲しかったので、当時の自信がない自分に釣り合うレベルのブスと付き合ったがすぐに別れた。
大学時代、同窓の美人と付き合ったがバカなので別れた。
卒業後、教養ある美人と付き合ったが、がさつなので別れた。
色々あって、老妻と知り合いスピード婚。おしどり夫婦として羨まれる。

老人の長い話が終わり、老妻は穏やかに話しはじめる。
「今更おっしゃらなくとも、全部存じておりましたのに」
「申し上げましたでしょ、あたくしは貴方一人しか存じませんと」



565: 2/2 2012/06/23(土) 12:12:49.89 ID:2HH0gtimO
「高校時代、貴方に告白されて天にも昇る心地でしたの」
「貴方に捨てられて、ショックで激ヤセしましたの。ついでに整形しました」
「大学でもう一度捨てられて、猛勉強しました」
「教養とマナーを身につけるのは難しかったけど、貴方を手に入れるために頑張りましたのよ」
老人、ショック死。老妻、さめざめと泣く。

ストーカー乙。
さすがレディコミだが、名前とか過去の話とかでばれなかったのかしら?



607: 本当にあった怖い名無し 2012/06/24(日) 20:44:28.75 ID:aip2d+7i0
>>564
>作者はいかにもレディコミの、単行本の出ない作家だったと思う。
レディコミでは単行本でないのが当たり前の作家っているのか…

自分にはその現実が後味悪かった。



566: 本当にあった怖い名無し 2012/06/23(土) 12:28:47.46 ID:mw2eEsh80
>>564-565

ただ、自分の気を引こうとがんばってくれて自分の理想の女性になってくれた生涯の伴侶だからいい話とは思っちゃうな

でも、ふられるたびに整形して全く別人になったこととじいさんがショックを受けたことが後味が悪いww



567: 本当にあった怖い名無し 2012/06/23(土) 13:07:14.81 ID:wT+KXe7r0
結局3回整形したのか
無理あり過ぎな話だなww



589: 悪魔の花嫁1/2 2012/06/24(日) 01:37:19.03 ID:Mx8zaF7dO
悪魔の花嫁という昔の少女漫画の一編。

主人公(美人)のクラスメイトに成績優秀でクラスの委員長をしている不細工な女の子がいた。
口うるさく性格もツンケンしているので心ないクラスメイトから言葉の暴力を頻繁に受け主人公が庇うが委員長は美人に見下されてると思い込み「別に気にしてないからほっといてよ」と素っ気ない態度を取るが内心自分がブスであることにひどく悩んでいた。
委員長はそんな時廃洋館にある古い肖像画の美少年を見て心を癒していた。ある日主人公と比較され美人とブスの圧倒的差を見せつけられ(どんなエピソードか忘れたスマソ)耐えきれなくなった委員長は例の肖像画の前で泣いていると廃屋だと思っていた部屋から人影が。
慌てて涙をぬぐい不法侵入した事を謝り出ていこうとすると声の主に呼び止められる。声の主は肖像画の美少年そっくりの所かそれ以上の美少年で委員長の息が止まる
話を聞くと自分は病弱で産まれてから殆ど外に出ておらず同世代の友達は一人もおらずここで会ったのも何かの縁だし友達になってほしいとお願いされる



590: 悪魔の花嫁2/2 2012/06/24(日) 02:36:43.25 ID:Mx8zaF7dO
委員長は戸惑いながらも必死に懇願する美少年に承諾をし話し相手になる。
委員長は美少年と好きな本の話などで盛り上がり時々委員長が私みたいなブスに…と卑屈になると
美少年は「そんなこと無いよ!委員長さんはとっても可愛いよ!!」と言ってくれてたとえ嘘でもお世辞でも美少年の優しさに惹かれていく

クラスで男女ペアのダンスパーティーをやることになり相変わらずクラスメイトに「委員長はどうせ相手いないだろwwwww」と馬鹿にされ委員長はつい「私も行くわ」と言って教室中がざわ…と嘲笑で包まれた
勢いとはいえ本当に相手はおらず悩んでいる中駄目元で美少年に頼んでみると最近委員長と話していて元気が貰えたから1日位なら…とまさかのOKが貰えて有頂天の委員長。
その様子を偶然見かけた主人公は次の日委員長のいない教室で委員長を馬鹿にするクラスメイトに擁護のつもりで
「委員長は本当に恋人がいる。それもとっても綺麗で素敵な恋人なんだから」と余計な事を言うが当然誰も信じない。

ダンスパーティー当日
美少年を迎えに洋館に行く委員長。おめかしをした委員長を見て「とっても綺麗だね!!」と無邪気に言う美少年。それ以上に正装をした美少年は本当に美しく
(こんな綺麗な人が私のパートナーだなんて…)とうっとりし舞い上がり今まで自分を馬鹿にしてきたクラスメイトの驚く顔が浮かんだ。
美少年は何気なく「君以外の女の子を見るのは初めてだから楽しみだなぁ」みたいな事を言いその言葉にギョッとする委員長。
詳しく聞くと美少年は本当に病弱で外の世界から一切遮断された温室中の温室育ちで委員長と会うまで異性は自分の祖母しか見たことが無い人間だった。
委員長に可愛いとか綺麗と言ったのはお世辞ではなく本心からだったと悟った委員長は
美少年をダンスパーティーに連れていって主人公や他の綺麗なクラスメイトを見たら…と考えた瞬間委員長はハサミで美少年の目を刺してしまう。
「どうして…どうして…」と言いながら倒れる美少年と「こうするしかなかったのよ」と泣き崩れる委員長。

場面は変わってダンスパーティーでは主人公が軽いノリで嘘つきwwwとからかわれクラスメイト一同委員長プギャーwwwwwで話は終わる

ちなみにこの漫画は主人公、でなかったけど悪魔固定で話が進むオムニバス短編集なので委員長と美少年のその後は無い



591: 本当にあった怖い名無し 2012/06/24(日) 04:16:04.82 ID:WDbPcEGLO
>>590
美少年は、悪魔の力で肖像画から抜けて来たんだよね。
最後のカットは、肖像画の美少年の目から血が流れてるシーンだったんじゃないかな?
悪魔の花嫁は、主人公の女の子が全く共感出来ないキャラなので、人気なかったんだよねw
主人公のせいで周りの人間がどんどん不幸になったり死んだりするし。



630: 本当にあった怖い名無し 2012/06/25(月) 01:31:47.90 ID:HHFWEBU50
昔読んだ児童向けの怪談本

読者投稿形式になっていて報告者は中年のおばさん。

田舎育ちの報告者が小学生の時、珍しく都会から転校生(以後A)が来た。
垢抜けた雰囲気に憧れた報告者は関心を引こうと学校に伝わる怪談話を教える。
しかしAは「田舎の人ってつまらない嘘つくのね、馬鹿みたい」と鼻で笑う。
怒った報告者はAが一人でトイレに入ったところを見計らい
「開かないよ~開かないよ~」(←どういう台詞だったかはうろ覚え)と
自分が語った怪談そのままの演技をした。
ちょっと脅かして笑ってやろう程度に思っていた報告者だが、
予想以上にAはビビりまくり、そのまま早退→不登校→再び転校となった。
不登校になった理由は誰も知らないとは言え、報告者はずっと自分のせいだと心を痛めていた。
しかし年月が経つにつれ、その出来事も報告者の記憶からもいつしか消えていく。
さらに何年も経ち、報告者は結婚し子供も生まれ普通に過ごしていた。
やがて子供たちも独立した頃、近所のおばさん連中たちとバスツアーに出かける。
途中バスは休憩のためSAに立ち寄り、報告者はトイレに向かい用をたす。
そしてドアを開けてバスに戻ろうとした瞬間

「開かないよ~開かないよ~」

真後ろで声が聞こえた。
パニック状態で報告者は飛び出すが、そこには誰もいなかった。
青ざめたままバスに戻る報告者はこのSAが昔Aが転校して行った先の地方だと気付き、心の中で必死でAに詫びるのだった。

Aの生死は不明でオチらしいオチもないのでひたすらもやもやした。



645: 本当にあった怖い名無し 2012/06/25(月) 19:54:48.70 ID:4ceuVfN+P
小学生の頃に読んでちょっとモヤモヤした小中学生向け雑誌の投稿コーナー。

投稿者の女性AにはボーイフレンドのBがいて、クリスマスイブに初めてのデートをする事に。
喜ぶAだったが、デート当日、やたら段取りが悪く、キョドってばかりのBに幻滅し、そのデート後自然消滅という形で別れたらしい。
これだけだったら単なる愚痴話なんだが、同じ雑誌の同じ号にそのBからの投稿もあった。(事実かどうかはわからないが、雑誌はそんな感じに紹介していた)
Bは初デートという事で気合を入れまくり、デートの日のずっと前から回る予定のスポットなどを直接見に行ったり充分下調べをしたらしい。
が、単なる休日とクリスマスイブじゃ色々様子も変わっており、それによって戸惑ったり計画がズレてしまったらしい。
結局、Aとは別れてしまったが、初デートでAを喜ばせる事ができなくて残念だった、という投稿だった。



658: オレンジ色のランドセル1/2 2012/06/26(火) 02:11:37.07 ID:lf0nUmCs0
少し前、家庭板まとめで読んだ「オレンジ色のランドセル」が個人的に後味悪かった。

報告者(主婦)の一人娘の入学祝いに姑がオレンジ色のランドセルをプレゼントすると言い出した。
この姑、何でも気前よくプレゼントをくれるのはいいが
自称・都会派で周りの人が選ばないようなものや変わったものを
本人の趣味や希望を無視してごり押ししてくるため、ありがた迷惑以外の何者でもなかった。
本当の都会派は他人の希望を尊重するし、内容が違うだけで
勝手な何でも押しつけてくる典型的な田舎の婆さんなのだが
本人はセンスある都会派セレブ気取りでまったく聞く耳なし。

田舎でオレンジ色のランドセルなんて持とうものなら悪目立ちしてしょうがない上に
娘も引っ込み思案なタイプで人と違ったものなんて絶対にいやだと本気で拒否。
どんなに説明しても姑には話が通じないため、報告者は先手必勝で
先に娘が欲しがっている赤いランドセルを買ってしまうことにした。
自分の選んだ赤いランドセルをさっそく担いで嬉しそうな娘。
しかし翌日、娘が目を覚ますとランドセルはなく、父親(報告者の夫)が
「このランドセルあるからいいだろう」と祖母が買っておいたオレンジ色のランドセルを渡す。
夫は母に逆らい切れずに娘の赤ランドセルを捨て、どうしても
オレンジランドセルを受け取らざるをえない状況に追い込んだのだった。



659: オレンジ色のランドセル2/2 2012/06/26(火) 02:16:47.28 ID:lf0nUmCs0
それが起きたのは入学式の前日で新しいものを買い直そうにも既にどこにも在庫はない。
捜し回ってどうにか式までに赤ランドセルをゲットしてきたが、
報告者の夫と姑への不信感は爆発し、娘に至っては父の顔を見ると泣き出すほどまでに傷ついたようだった。
その後はスレ住人の助言も受けてビジネスホテル→実家に逃げ、無事離婚になる。
最後に夫自身、子供時代からずっと自称・都会派の母に振り回され
自分の気持ちを踏み躙られてきた事が判明する。

習い事も服もみんな母親のごり押しで決められ、本人の希望は全て否定。
目が弱く、ちかちかするテレビ画面が苦手でゆっくり本を読むのが好きなのに
「流行っていてここいらじゃ持っている子はいない」からと
プレゼントはファミコンで使わずにいると「もったいない」と
どんなに辛さを訴えてもこれまた無理やりファミコンで遊ぶことを強要されていた。
娘のランドセルを平気で捨てられたのも娘を可愛く思っている反面、
「自分は子供時代なんの希望も親に聞いてもらえなかったのに
こいつは何でもわがままを聞いてもらっているんだ」と
親への怒りを娘に転化していたところもあった。
(わがままと言っても誕生日やクリスマスのプレゼントを希望どおりにするくらい)
別れる最後の日、報告者は中古だけどと昔から夫が読みたがっていた漫画をはなむけに渡す。
夫はぽつりと呟いた。
「そうか、もういい大人なんだし自分で買えば良かったんだよな」

夫は確かに駄目な奴だけど、ある意味親の犠牲者でもあって気の毒だった。
母親(姑)さえいなければ平穏に妻子と暮らしてたかもなと思うとやるせない。



660: 本当にあった怖い名無し 2012/06/26(火) 02:19:45.82 ID:gGA0XPZd0
純粋っていうより無自覚が罪ってことかな
本人は善意で行ってることが他人に迷惑かけてるときと同じ感覚



661: 本当にあった怖い名無し 2012/06/26(火) 02:29:45.38 ID:FliibKVV0
オレンジランドセル奥、懐かしい。
何処かのまとめブログで読んだことあるけど、娘はランドセルと一緒に中に入ってた筆箱やキーホルダーも捨てられちゃったんだっけ。
ビジホに退避してから、目を離すと大事なものがなくなるんじゃないかと不安になった娘が
赤いランドセルと投稿主の腕をずっと離さなかったっていうのを読んで切なくなったなぁ…



682: 本当にあった怖い名無し 2012/06/27(水) 00:01:19.02 ID:xkeJ+r/30
楠桂の読み切りで双子姉妹の話が後味悪かった。

主人公AとBは双子の女子高生で、Aは二人の幼なじみCと付き合っている。
Aは地味で平凡な劣等生。対してBは明るくバスケ部キャプテンも勤める
皆から愛されている優等生。
そんなBがある日掃除の時、誤って階段の踊り場の窓から転落死する。
A含め周りは皆嘆き悲しむが、やがて日が立ちその記憶も薄らいでいくかと思われた。
しかしBが皆から期待され慕われていた事、なまじ同じ容姿を持つために
周りはAを見ず、Aを通してBを見るようになり、Aは次第に追い詰められていく。
唯一Aの味方であるCは無神経な言動からAをかばったり励ますのだが
Bとの比較によるAへのバッシングはエスカレートしAは
だんだん居もしないBの存在を感じてしまうほどのノイローゼ状態になってしまう。



683: 本当にあった怖い名無し 2012/06/27(水) 00:11:07.43 ID:xkeJ+r/30
続き

ある夜家を出たAを探しCは学校に向かう。
Aの行き先はBが転落した踊り場。
Aは窓に写る自分の顔に向かって「そう…私と入れ替わるべきだと言いたいのね」
「確かにあなたが生きていた方が皆喜ぶものね」等
まるでBと会話するように独り言を呟いていた。
「A!」Cが呼び掛けAが振り返ったその瞬間、窓に写る顔はAと一緒にそのままCを見つめていた。
固まるCにAは「私は生きていてもしょうがない。Bに戻ってもらう」と窓から飛び降りる。
瀕死のAの傍へと駆け付けたCにAは「どうしてAは私を嫌うんの…私はAが大好きなのに」と呟いた。

生前BはAと距離を置くようにしていた。
慰め役をCに丸投げするBにたまにはお前が慰めてやれというと
「あの子には私がいない方がいいでしょ」と諦めたように笑っていた。

結局一命を取り留め、入院するAにCは早くBの事を忘れるよう話すが
「え?Bって誰?」「?誰ってお前の双子の姉だろ」「変なCね。私は昔から一人っ子よ?」
吹っ切れたように明るいAにCはこれはよくある精神の防御反応だと理解するが、
それでもあの日踊り場で見た窓の向こうからこちらを見つめる顔が忘れられなかった。

Aが記憶を封じ込めて心を守り生きようと決めたのか、
それともA(の精神)は死んでしまってBが乗り移り生まれ変わったのか
はっきりしないところや周りのAへの扱いがひどすぎて鬱だった。



693: 1/3 2012/06/27(水) 02:56:08.44 ID:9v7fJloz0
米ドラマのスーパーナチュラルシリーズの恐怖のマネキンって話
各地で起こる異常な事件の裏にいる幽霊や化け物を退治して旅する兄弟を描いた作品

ある日兄弟はとある学校の理科室で清掃員が額を横一文字に斬られて殺されていたという事件の現場に来ていた
警察に成りすまし手始めに霊の痕跡を探して電磁波探知機(幽霊が出ると特殊な電磁波がその場に残る設定)を持って歩き回っているといると人体模型に反応が
それからすぐに別の町の工場で起きた夜勤で働いていた男が同じように殺される事件の現場にあったマネキンにもまた電磁波の反応があった

被害者達に恨みを持った同一の幽霊の仕業だと考えた二人は幽霊の正体を掴むために被害者の身辺を洗おうと決める。その時兄弟の兄ディーンの携帯が鳴った
電話の相手はディーンが前シーズン終わりから今シーズン初めの間の一年、化け物退治をやめて一緒に暮らしていた恋人の息子だった
ママがピンチだから来てくれという彼だが、ディーンは仕事の方が優先だと言って行こうとしない
ディーンが以前吸血鬼化してしまった時にその息子に突き飛ばして以来、恋人との関係がギクシャクしてきていて会いに行きづらかったのだ

それでも弟サムの説得もあり事件を任せて恋人の下に向かったディーンだったが、彼を向かえた恋人は派手に着飾っていておよそピンチには見えない
話を聞けば彼女は近くに住む医者とパーティに行くそうだ
混乱するディーンに恋人は「貴方は私が新しく歩き出そうとする度に現れる。もう来ないでほしい」と悲しげに言った
父のように慕ってくれていた彼女の息子からも失望の言葉をかけられ、失意のディーンは幸せだった一年間と恋人の息子を傷つけてしまったことを思い出しながらサムの下へと帰っていく

一方二番目の事件があった工場の従業員にまた警察の振りをして事情聴取をしていたサムは少し前に工場で働いていた女性が一人行方不明になっていることを知った
女性が幽霊の正体かと疑うサムは聴取の際に彼女のことも聞いていたのだが、一人その名を出すと露骨に挙動不審になる男がいた



694: 2/3 2012/06/27(水) 03:01:56.90 ID:9v7fJloz0
ある日その男が夜勤で見回りをしていた時、何の前触れもなく額が切り裂かれていき血が流れ出した
傷が額の半ばほどに達しこのまま死ぬのかと男が恐怖していたところにどこからかサムが現れ、男を安全な場所に連れて行き行方不明になった女性に何をしたんだと問いただす
実はこの男と今は遠くにいるもう一人の男それと被害者2人の4人はこの工場で働いており、あまりモテたことのなさそうなその女性に匿名でラブレターや花束などを送ってからかっていたらしい
そしてどこかの部屋に呼び出して種明かししたはいいが怒って帰ろうとする彼女の手を掴んで引き止めた拍子に転ばせてしまい、彼女は椅子で頭を打ち額に大きな傷を作って死んでしまった
男の一人が警察に連絡しようとしたが別の一人に止められて結局はどこかの森の中に遺体を埋めて隠蔽したのだ
それを聞いたサムは憤りながらも男を見捨てることができず遺体の場所を聞き出して塩で清めて焼き霊を除霊した
これで終わりだと胸をなでおろしたサムだったが次の日、男が額を切り裂かれた遺体として発見された
ちゃんと除霊したはずだといぶかしむサムは合流したディーンと共に近くに来ていた女性の妹に会いに行く
姉の体の一部や生前に身に着けていた指輪なんか残ってないかと尋ねる二人に女性の妹は「姉の腎臓を移植した」と答えた
まさか彼女を殺すなんてこともできるはずもなく、なすすべがなくなる兄弟
とそこへ誰も乗っていないはずのディーンの車が一人でに動き出して突っ込んできた。兄弟達が妹に危害を加えると勘違いした女性の霊の仕業だ
あわてて逃げる兄弟達は何とか車をかわすが車はそのまま近くの潰れた店のショーウィンドウに激突し、ガラス片を撒き散らした
そしてその内の一片が女性の妹の腎臓に突き刺さってしまった。血を流して倒れる彼女に駆け寄る兄弟だがどうすることもできない
そこに悲しげな顔をした女性の霊が現れ「ごめんなさい。こんなはずじゃなかった」と言い、腎臓がなくなったことにより消滅した



695: 3/3 2012/06/27(水) 03:06:40.08 ID:9v7fJloz0
それから数日後、車の修理を終えたディーンはサムに言う
「俺達は何をしてるんだ。まっとうな人生を捨てて化け物退治なんかして、できたことは罪のない女の子を犠牲にしてゲス野郎一人助けただけじゃないか」
サムはそんなディーンに「それでもやるしかないよ。それに兄貴は僕を助けてくれた」と慰めの言葉をかけたがディーンは「小さなことだ」と吐き捨てる
そうして暗澹たる気持ちを抱えたまま兄弟は新たな町へと旅立って行った

サムの「助けてくれた」という発言は前シーズン最後に地獄に落ちた彼を前の話でディーンが現世に戻したことからきてるんだけど
本当は地獄に落ちてすぐ魂は地獄に置き去りのまま肉体だけは蘇ってて、魂=感情がない状態でディーンが休んでいる間も化け物退治をしてるんだよね
だけど感情がないから一般人を囮に使って見殺しにしたりかなりあくどいことも平然とやってる
ディーンはそんなサムの魂を戻したんだけど地獄でもかなり壮絶な扱いを受けてきたから魂がボロボロでそのままだと廃人になるから記憶を封じての復活で
その記憶封じもいつ解けるかわからないしあくどいことした記憶もないけど蘇れば本来優しいサムはそれに苦しめられることになるから手放しに喜べてないとこがまたね
三番目の男を殺す時に霊が憑依したのが空気嫁だったりコミカルな面もあるけど兄弟達は事件が起きてから動くからほぼ毎回一人は死ぬ。そんなドラマ



700: 本当にあった怖い名無し 2012/06/27(水) 11:30:22.75 ID:WOBbTht60
>>693
面白かった!
今度DVD借りてみよーっと。



698: 本当にあった怖い名無し 2012/06/27(水) 10:12:03.46 ID:/E08zAtU0
スーパーナチュラルって霊媒師兄弟の冒険活劇だと思っていたからびっくりした
天使が役立たずだってイメージがあったからもっとコメディ調かと…
前に出たスパイダーマンといい、アメリカはハリウッド調なバーン!ドーン!
悪者は死んだ!みたいな感じを好むのかと思ったら意外とそうでもないのね



699: 本当にあった怖い名無し 2012/06/27(水) 10:37:22.08 ID:VcZo9fxB0
スーパーナチュラルは、後味悪い話が多いね。
報われない話とか切ない話。



701: 本当にあった怖い名無し 2012/06/27(水) 12:09:00.87 ID:XW8yDD5g0
向こうのドラマは仕事と家族の両方を描くから好き

日本だと刑事のドラマは警察の仕事の部分しか描かないから
人間の弱さがない完璧超人みたいな人、多いんだよね



702: 本当にあった怖い名無し 2012/06/27(水) 12:20:44.15 ID:KdTfmLcm0
どっちかっていうと完璧超人の方が好きだけど
日本でも昼ドラとかでは、結構エグい話が多い気がする



725: 1/2 2012/06/28(木) 11:02:46.84 ID:8PxisNUIO
まつざきあけみの短編漫画。たしか80年代後半の作品。

昭和30年代、山奥のお屋敷に年増だが美しい、気のふれた未亡人が住んでいた。
老女中との二人暮らしで、市松人形を実娘と思い込んで可愛がっている。

都会からドライブにやって来た青年が、村人に未亡人のことを根掘り葉掘り尋ねる。
村人1「またあの奥様のことを訊く男がやって来た、気がふれていても美人だからなぁ」

未亡人は20年前に夫に死なれ、忘れ形見の幼い娘を大層可愛がっていた。
ある日山狩りがあり、凶悪犯が屋敷に逃げ込む。座敷で昼寝させていた娘が泣き出し、驚いた凶悪犯はとっさに刺し殺してしまう。
以来未亡人は気がふれてしまい、老女中が与えた市松人形を我が子と思い込んでいる。

村人2「その後の事も話したのかね?」
村人1「いいや、よそ者に教える義理はないよ」

娘を殺された未亡人は怒り狂い、凶悪犯はその気迫と形相に呑まれて動けなくなった。
未亡人は刃物を取り上げ、凶悪犯を刺した。
老女中が山狩りの連中を連れて戻ると、未亡人は凶悪犯の死体をミンチのように切り刻んでいる最中だった。

都会からやって来た青年は、たびたび未亡人の屋敷を訪れるようになった。
無論財産目当てである。



726: 2/2 2012/06/28(木) 11:07:16.12 ID:8PxisNUIO
夫に死なれて20年、庭の手入れは行き届いているしいつも流行の着物を着ている。

青年は、未亡人が市松人形に宝石を隠していて、売っていると推理する。
あちこちから借金を重ねて高級品で着飾り、本命の女からはダイヤの指輪を取り上げてプレゼントし、老女中には賄賂を掴ませてプロポーズする。

首尾よく市松人形を盗んで解体するが、何も見つからない。バラバラになった人形を見て、未亡人は動転する。
開き直った主人公は指輪を返すよう詰め寄るが、未亡人の形相を見て蛇に睨まれた蛙のように動けなくなる。

ラストシーン、老女中が裏庭に青年の死体を埋めている。
「何が英国製生地のオーダーメードだ、血まみれじゃなんにもなりゃしない」
「今度の男はちっぽけなダイヤに金無垢の時計、金無垢の万年筆。いくらに売れるかねぇ」


未亡人が青年を刺し殺した。
青年のように邪推した男が大勢いて、貢がせては殺していた真相が匂わされて終わり。

未亡人がアラフォーなのに娘のように派手な着物で、娘のように髪を垂らして頭頂にでっかいリボンつけてるのが薄気味悪かった。
当時の令夫人というのは着物の時にはすっきりと髪を結うものだと思っていたから、髪型で狂気を表したのかな、なんて思ったりもする。



788: 1/4 2012/06/30(土) 11:44:11.89 ID:zFYSxKVx0
最近見た映画「スノー・ホワイト」
普段ロム専なのでまとめるの上手くなくてすまん。
現在上映中なので嫌な人はスルーお願いします。


スノーホワイト(以下姫)は、とある国のお姫様。
優しい両親や国民に囲まれ幸せに暮らしていたが、
王妃が病死して王が絶望しているところを闇の魔女につけこまれて国を乗っ取られてしまい、
城の者は全員死亡、姫は幽閉されてしまう。



790: 2/4 2012/06/30(土) 11:49:48.18 ID:zFYSxKVx0
姫がいい年ごろになった頃、魔女の永遠の魔力と美貌を保つためには姫の心臓を食らわなければならないことが判明。
魔女はさっそく姫の心臓を奪いに行くが、うっかり城の外へ逃げられてしまう。

姫が逃げ込んだのは魔法が効かないややこしい森だったため
魔女は森に詳しい飲んだくれハンターに、死んだ妻を生き返らせることと引き換えに姫を捜索させる。



791: 3/4 2012/06/30(土) 11:57:23.44 ID:sFfiOftnO
投稿しすぎ言われたので携帯から続き。

しかし死んだ人を生き返らせるなんて無理と知ったハンターは魔女を裏切り姫を匿う。
その後なりゆきで姫の幼なじみであり公爵の息子ウィリアム(以下王子)のいる城へ姫を連れていく事になる。



793: 4/5 2012/06/30(土) 12:01:59.92 ID:sFfiOftnO
なんだかんだあって王子と合流し、城まで一緒に向かうが、
途中で王子に化けた魔女が姫に近づき、毒リンゴを食べさせ殺してしまう。
(正確には永遠に眠らせる?ハンターが異変に気づいて心臓を取られる前に魔女を追い払ったのでセーフ)
嘆く王子が姫にキスするが特に何もなし。城へ遺体を持ち帰る。



794: 5/5 2012/06/30(土) 12:06:11.42 ID:sFfiOftnO
その夜部屋でハンターが一人、姫の遺体に向けて語り出す。(妻が死んで飲んだくれていたが君に出会って云々)
姫にキスをし部屋を立ち去ると、姫復活。
復活して即効民衆のもとに出ていき「魔女の城を攻めよう!」と意気込み翌日出兵。
うまいこと魔女を倒して姫が王座につき、国民に祝福されてハッピーエンド。



795: 本当にあった怖い名無し 2012/06/30(土) 12:10:36.09 ID:sFfiOftnO
話としてはハッピーエンドなんだけど、ストーリー的に「運命の相手?」はハンターなのに
毒リンゴを食べる前に姫の方から王子にキスしていたり、復活の理由がハンターのキスだという事をたぶん誰も(本人たちも)知らなかったり、
姫復活以降ハンターとの絡みが殆どなかったり、結ばれるフラグが全くないことにすごくモヤモヤした。
王子いい奴だったし、あのままだと王子と結ばれるとしか思えない…



828: 本当にあった怖い名無し 2012/06/30(土) 22:19:27.53 ID:69o403S00
地獄少女の10話
地獄少女は午前零時に地獄通信って所にアクセスして怨みを晴らしたい相手の名前を書くと、
地獄少女がやってきて、藁人形を渡してくれるんだが、
その藁人形の赤い紐をほどくとその相手を地獄に送ってくれる。代償として死後、自分も地獄へ落ちる。

それで、10話は中学生の女の子が主人公なのだが、
その子には仲のいい友達が一人いた。
けど、ある時からその友達に別の友達が出来て女の子とは疎遠になってた。
寂しい女の子は友達にメールを何通も送ったりしたが、それが逆効果になって友達にはストーカー呼ばわりされて、クラスでも孤立して一人ぼっちになってしまう。
ある時、女の子は愛情の裏返しからか単純に恨んでたのか、地獄通信にアクセスして友達の名前を書く。
それで藁人形を受け取って、どうせなら友達を目の前で地獄に送ろうと思い放課後まで藁人形を持ってたんだけど
それを友達に見られて、友達が盗んでしまう。
「こんなもので私を呪うつもり? 逆にあんたを呪ってやる!」とか言って
藁人形を木に打ちつけるが、当然効果はない。
女の子の方は藁人形を無くしたショックで次の日学校を休む。
その日は修学旅行の班決めなんだが、友達は前から一緒に班を組むって約束してた子に裏切られ、何故か孤立。

そこで友達は女の子にメールを送り、「今までごめんなさい」って送って、女の子の方も「私がどうかしてた」みたいな感じになって友達に会いに行って、
そこで和解して本当の友達になる……んだけど、
友達の方が藁人形を持ってて「これで私達を裏切ったクラスメート全員呪ってやろう」とか言い出す。
その藁人形は友達を地獄に落とすためのものだから女の子は本当の事を言えず、戸惑ってて、
女の子が友達に使った方も地獄へ落ちると教えても友達は引かなくて、
女の子に「私達本当の友達だよね? だったら私の為に地獄に落ちて!」的な事まで言い出す。
女の子は抵抗するが、結局無理矢理赤い紐をほどかされて友達地獄行き。
最後女の子は「私は悪くない、悪いのは友達のほうだよ。私の事も考えずに……」みたいなことを言って、
「私もいつかそこへ行くからね……」って言って終わり。



868: 本当にあった怖い名無し 2012/07/01(日) 21:35:13.22 ID:9VHkpVpAO
昔、コロコロに連載していた漫画


ある日、超能力に目覚めた主人公Aは、実は家族全員が超能力者であることを知る。
家族は超能力で世界征服を企む組織からの誘いを拒み、組織と対立していた。
その戦いは激化しAは学校や友達との日常を失う。そして家族は一人また一人と散っていく。
家族全員が死に、一人ぼっちとなった主人公は、衛星軌道上で組織のボスと対決する。
超能力で劣るAは最後の力を振り絞り、ボスごと大気圏に突入する。

地上ではAのガールフレンドが一筋の流れ星を見つけお願いをする。
「Aが早く帰ってきますように…」

しかし、その流れ星こそAであった…



870: 本当にあった怖い名無し 2012/07/01(日) 21:55:30.01 ID:sZupj5MRI
>>868
おいおい009か



871: 本当にあった怖い名無し 2012/07/01(日) 22:36:26.52 ID:8nyZMQRq0
>>868
面白そう
タイトル分かる?



899: 本当にあった怖い名無し 2012/07/02(月) 13:38:48.40 ID:yDgqUyPo0
>>868
その「流れ星に願いを落ち」って、当時かなりの数同じ落ちの話があったらしいな

星新一ショートショートの広場1に書いてあった



917: 本当にあった怖い名無し 2012/07/03(火) 04:26:45.42 ID:qxOeeSqH0
血統書つきの子猫飼ったんだけど、とても元気のない子で心配だった。
予防接種の時に熟練の獣医の所に行ったら
異変に気がついたらしく、予防接種を中止して便の検査してくれて
子猫のおなかに大量のバクテリアがわかった。

このまま予防接種なんてしようものなら入ってきたウイルスに対して
抗体を作るどころか、弱った身体を更に弱らせて死に追いやる可能性もあったらしい。
感染源は母親じゃないかって話。

血統書に書いてあるこの子の他の兄弟2匹は大丈夫だったんだろうか?
ペットショップでそのまま予防接種だけ受けてたとしたら…



919: 本当にあった怖い名無し 2012/07/03(火) 08:54:10.93 ID:fuo2PSy30
>>917
熟練してない獣医師だって、元気のない個体に
いきなり予防接種はしないから大丈夫だろ。
ペットショップ付きの医師だったら商品管理の
観点もあるだろうし。



921: 本当にあった怖い名無し 2012/07/03(火) 11:46:44.53 ID:egcITgZm0
ペットショップなんて早くなくなって欲しい
新興国で日本位じゃないの??
あんな生き物をモノみたいに売ってる店って

血統書なんかただの人間の見栄のためだし
血が濃くて弱い身体を無理矢理作られちゃってんのに

保健所に探しにいけとは言わないし、特徴のある犬が可愛く思えるのも
理解できなくはないけど、やっぱりペットショップで当たり前に犬猫買う人見ると
後味悪い、、



971: 1/3 2012/07/05(木) 01:02:44.02 ID:9qrbEOhA0
昔女性誌かなんかで読んだマンガ。

主人公は一人暮らしのOL。テレビのドラマとかに出て来る「都会のトレンディな生活()」に
憧れて田舎から就職上京してきた。
でも現実はそんなドラマみたいなわけがない。無理して借りたオサレな高級マンションで
給料のほとんどが家賃で消えてしまい、まともな食事もできない有様。
さらに田舎者丸出しなのにオサレなトレンディドラマ()を目指そうとしてた主人公は
勘違いっぷりに職場の女性たちに遠巻きにされてしまっていて、友達すらいない。
元々の性格もあんまりよくなくて、嫌われてこそいないものの避けられてる。
毎日ただ仕事から帰ってきて、菓子パンを囓るだけ。
夢見た生活では、毎日都会のオシャレな友達が遊びに来て、マンションでパーティ。
そのために揃えたグラスや食器も一度も使われないまま。

そんなある日、ポストに隣宛ての郵便物が間違って入っていた。めんどくさいなあ、と思いながら
隣に持っていくと、隣の部屋には上品なお金持ちっぽい老婆が飼い犬と一緒に一人で住んでいた。
「まあ、まあ、私、誰かとお話しするの3ヶ月ぶりなの。ねえ、ちょっと上がっていってお話してくれない!?」
と泣きながら訴えてくる。本当に上品で優しそうなおばあさん。
でも性格のよくない主人公はウザいと思って「いやちょっと…」と振り払う。
閉められたドアの前で「ねえ、お願い!」と泣きすがるおばあさんに、同情どころかうんざりしている。
それからも何度か隣のおばあさんが訪ねて来るものの、毎回ドアも開けない。


972: 2/3 2012/07/05(木) 01:04:24.00 ID:9qrbEOhA0
ある日会社から帰ると救急車が止まっていて、しかも隣の部屋がざわついていた。
隣の老婆が亡くなっていたらしい。最近来ないと思ったら死んでたのか。あーせいせいした!
と思う主人公に、弁護士が訪ねて来る。隣に住んでいた老婆は資産家の未亡人で天涯孤独だった。そのおばあさんから
主人公に遺言がある、と聞いてびっくりする主人公。
「隣の方にはとてもお世話になったから、友達をプレゼントする」
とそれだけ。意味不明。どうせなら遺産でもくれればいいのに、と舌打ちする主人公。

そしてある日、主人公は職場の同僚女性2人に声をかけられる。
あなた、すてきなお家に住んでるんでしょう?遊びに行かせて、と。
初めての訪問者に浮かれて張り切る主人公。
おばあさんの言ってた友達ってこれ?結構役に立つじゃないの!とウキウキしながら迎える。
でも読者目線では2人の言動が最初からなにか変な風に描写される。
少なくとも主人公に好意は持ってない。微妙に小馬鹿にした表情で、主人公の部屋のインテリアや
食器を見て、いちいちイヤミっぽくプゲラしてるような。

さすがに主人公も「なんなのこの人たち…」と不快になった所で、同僚が手土産に持って来た
花束(もらってすぐ活けてある)が、3人の見ている前でいきなり枯れてしまう。
悲鳴を上げると、いきなり棚のカップが落ちて割れたり、誰もいないはずの部屋から物音がして
最後に白い人の形のモヤがドアを通り抜けてすうーっと現れる。
同僚二人はここで悲鳴を上げてマンションから逃走。主人公は動けず白い影に接近される。



973: 3/3 2012/07/05(木) 01:07:59.34 ID:9qrbEOhA0
場面変わって、救急車が衰弱した主人公を担架に乗せて、マンションから搬送している。
「1週間の無断欠勤を訝しんで同僚が訪問して発見しました」と救急隊員や警察が記録している横で
しおらしく聴取に答えた後、同僚2人が嫌そうな顔で運ばれていく主人公を見送る。
「私だってこんな化け物屋敷二度と来たくなかったわよ。でもあんたがポーチ忘れるから…」
「だってあのポーチ、彼氏にもらったし、中の化粧品だって高かったんだもん…」

同僚2人は、最初から主人公はどうでもよくて、分不相応ないい部屋に住んでるらしいから
見に行ってみようか、くらいの気持ちで来てただけで、ポーチを忘れなければ
あんなことの後に主人公が無断欠勤してても、どうでもよかったし来る気もなかった。
さらに職場全体も「なに無断で休んでるんだよ」程度で誰も心配もしてなかった。

衰弱死寸前で救助された主人公が救急車で運ばれていく。
白いモヤは救急車の中にも一緒に乗ってきて横にいる。
主人公が怯えて逃げようとしても、錯乱していると思われて鎮静剤を打たれるだけ。
「早クアノ部屋ニ帰ロウネ。私ノ大切ナオ友達。一生ズット一緒ダヨ」
と白いモヤがあの老婆に似た笑い方で、ニヤーッと笑って終わり。
全方向に胸くそ悪い話だった。



990: 本当にあった怖い名無し 2012/07/06(金) 00:45:11.38 ID:sZNus3pc0
>>971
ほんと全方向に気持ち悪いな
同僚、くそばばあ、ともになんなんだって感じ。



993: 本当にあった怖い名無し 2012/07/06(金) 00:49:15.29 ID:b+3Ilbg+0
>>990
主人公が性格よくてばあさんのお茶のみ相手になってたら
女社長「こんにちは」
主人公「あなたはお隣の…!!?」
っていう風なサラリーマン金太郎みたいになってた気がしないでもない




俺が異世界に行った話をする

ジョジョ作者荒木飛呂彦の健康法

終電逃してヒマなので、独断と偏見で中央線の駅紹介していく

妊婦がいる前でタバコ吸う喫煙者って結構多いけど頭おかしいの?

終わりが秀逸な漫画

売れてるから名作 ←分かる 売れてないけど名作 ←は?