今日は私がWiggleでホイールを買った時の経験をまとめてみたい。今後ホイールを買ってみようかなぁと思っている人の参考になれば幸い。

Wiggleで買うことによるメリットは、ひとえにその圧倒的な安さ。私の場合、Wiggleで¥40,000で、ショップでは¥72,000だった。ただし基本的に、Wiggleで買ったものの面倒は、ショップでは見てくれない。たとえ完成車を買ったショップであってもだ。私の場合、有料でも面倒は見ない、バイク全体のオーバーホールを依頼されてもホイールはやらない、他の店をあたってくれと言われ、その店にお金を落とす気持ちが一気に失せた。おかげでWiggleにべったりw　このような店は多い。場合によっては、Wiggleでホイールを買ったことが完成車を買ったショップとの縁の切れ目になることもあるので、トラブルは自分で対応する気構えを持つとともに、近場に他店買いのバイクのメンテナンスを受けてくれるショップを見つけておいた方がいい。あさひやイオンバイクなら確実に見てくれるし、個人店でも鷹揚なところもある。私がラチェットスプリングを注文したのは、完成車を買ったショップとは違うところだ。

さて、このようなリスクを考慮しても、やっぱりWiggleでホイールを買ってみようとなったときに、ホイールと一緒に買わなければならない工具がある。まずロックリング回し。

LifeLine – Shimano カセットリムーバルツール

これと、ホームセンターで替える大型(30cmくらい）のモンキーレンチ。あるいは、

LifeLine -カセットロックリングリムーバルツール

これ１本で済ませてもいい。私はこっち。

次に、チェーンウィップ。

LifeLine – 10スピード チェーンウィップ

ぱっと見使い方がわからないが、これはロックリングを回すためにスプロケットをロックするためのもの。これがないとスプロケットも一緒に回ってしまい、絶対に外せない。それとフリーをグリスアップするためグリスも必要。デュラエースグリスならスポーツバイクショップのほとんどに置いてある。

私が買ったRacing3はリムテープがいらないタイプのホイールなので必要なかったが、そうでなければリムテープも忘れずに。ついでにタイヤとチューブも買ってしまうのがおすすめ。Wiggleならいいタイヤも安い。Continental Grand Prix 4000s や、Michelin Pro4あたりがいいと思う。あと老婆心だが、自分のロードバイクがシマノコンポならシマノフリー、カンパならカンパフリーのホイールを選ばないと、つかないので注意。

Wiggleからホイールを買う時は、荷物が大きくなるため追加料金を払わなくてもParcelforceで、追跡可能なかたちで発送される。めでたく工具とホイールほかが到着したら、まずはホイールにタイヤを装着する。参考までに、私が購入したRacing3とContinental Grand Prix 4000s は、かなり硬くはめにくい組み合わせの部類に入ると思う。買う時は覚悟が必要w

その後チェーンウィップとロックリング回しを使って、元のタイヤからスプロケットを外す。体重をかけて全身全霊を込めれば外れてくれるはず。外したらディグリーザーでスプロケットを洗浄しつつ、新しいタイヤに移植。フリーの選択を間違えていなければ、スプロケットの穴とフリーの穴が噛み合うところではめていけば、間違えることはない。

すべてはめたら、ロックリングを締める。締める場合はチェーンウィップはいらない。前回でも書いたが、締めるときガキンガキンと大きな音がするが、ビビらず締めること。締めが甘いとガタの原因になる。下から上に回し、腕の力だけで締められる限界まで締めたら、それでOK。

前輪と後輪をセットして、クイックをきつく締めたらできあがり。さあ幸せを味わうのだw

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