ここから本文です

熊本大地震 熊本城も大きな被害 復旧には数十年単位か

フジテレビ系(FNN) 4月16日(土)19時42分配信

14日、最大震度7を観測した熊本地震を含め、震度6弱以上の地震は7回発生している。
熊本のシンボル、熊本市中央区の「熊本城」は、大きな被害が出ているため、休園となっている。
多くの観光客が入り口として使う「頬当御門(ほほあてごもん)」は、現在、報道陣にのみ公開されている。
入り口を入ると、正面に飛び込んでくるのが「天守閣」。
天守閣の瓦は、ほとんどずり落ちていて、木の土台がむき出しになっている。
そして、石垣も崩れている。
ここは、きれいな石垣が観光客を出迎え、右奥へと通路が広がる場所だが、現在は、見るも無残な姿になっていて、土ぼこりの臭いもしている。
熊本城管理事務所によると、こうした箇所は、数カ所、もしくは数十カ所にのぼるとみられ、復旧は数年、もしくは数十年単位で進んでいくものと思われる。
桜の季節が終わり、新緑の季節を迎えた熊本城。
観光には、最高の時期を迎えただけに、天守閣のたたずまいが、どこか寂しげに感じる。

最終更新:4月16日(土)23時27分

Fuji News Network