京都・東山、八坂神社の門前町として発展してきた「祇園」は、300年以上の歴史をもつ花街。細い路地に、昔ながらの紅柄格子のお茶屋が50軒以上、軒を連ねている。夕暮れ、お座敷に向かうのは美しく着飾った芸妓と、舞妓。国内外から訪れる多くの観光客にとっては憧れの的だが、芸舞妓が客をもてなすお茶屋は、「一見さんお断り」。彼女たちの本当の姿を見ることはほとんどない。
番組では、その知られざる世界を長期間取材した。お客に披露される優美で艶やかな舞、そして、厳しいしきたりの世界でひたすらに芸をみがく芸舞妓たちの日常。彼女たちは、どんな思いでこの街に生きているのだろうか?花街・祇園に生きる女たちの物語。
<オムニバス項目(抜粋)>
●中学卒業後、屋形とよばれる家で共同生活をしながら、しきたりや、芸を学ぶ新人舞妓。
●江戸時代に創業、維新の志士たちや各界の賓客をもてなしてきた、お茶屋「一力亭」。
●厳しい試練や挫折をへて、芸の道を誇り高く生きるベテラン芸妓。
●140年間、祇園の舞の伝統を守り伝えてきた京舞井上流。その家元、五世・井上八千代さんが生きてきた厳しい芸の道。
●着付けや儀式のとりしきりなど、影で芸舞妓たちを支える「男衆(おとこし)」。
●4年半の舞妓生活をへて、芸妓になる儀式にのぞんだ21歳の決意…。
●古都に春を告げる年に1度の大舞台、100人近い芸舞妓が作り上げる「都をどり」。
日本海に面した山陰海岸、中でも多彩な表情を見せるのが鳥取の海。広大な鳥取砂丘に”山陰の松島”とも呼ばれる風光明媚な断崖がつづく。
冬はズワイガニ漁船が日本海の荒波に踊り、夏は「鳥取ブルー」と呼ばれる波静かな海に豊かな生き物が集う。
集落では独自の習わしが連綿とつづく。海の幸をおすそわけして分け合う「わけもん」、お盆に水平線のかなたへと船で御霊を送る「精霊船」、小正月に子ども達が上半身裸で集落を練り歩く「火祭り」。海と共に生きる人々の姿を見つめる。
戦乱の世を生き抜いた城。そびえたつ天守。建てられた当時の姿を留める城の数は、全国で12に過ぎない。その城は、なぜ建ち続けてきたのか。
冬から春へ。北から南へ。現存する12天守をめぐる旅。それは、城がいかにして今日まで建ち続けてきたかを知る旅となる。
長野県・松本城は、城を守り続ける神様と、その神様を守り続けた藩士の末裔を紹介。
愛知県・犬山城は、歴代藩主を務めた成瀬家の、最後の城主の長女・淳子さんを紹介。
滋賀県・彦根城は、堀をめぐる屋形船を運営する地元の若い経営者達を紹介。
兵庫県・姫路城は、50年前の「昭和の大修理」の際、腐ってしまった城の心柱を新しくするため、地元の神社のご神木が寄進されたことを紹介。
国宝の城をはじめとする日本各地の現存12天守の美しい城の姿と、人と城の様々なエピソードを描いていく。
「新日本風土記セレクション」(木)午後11:45 BSプレミアム
4月 7日 広島 七川 春模様
14日 京都洛西 嵐電慕情 ←地震のため休止
21日 京都洛西 嵐電慕情
28日 寿司
*21日に予定していた「会津」は、5月5日に放送予定です。