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【プロ野球】

則本、一発に泣いた 開幕4連勝ならず

2016年4月16日 紙面から

ソフトバンク―楽天 好投一転、4回裏に内川に先制3ランを打たれた則本=ヤフオクドームで(古瀬哲裕撮影)

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◇ソフトバンク3−2楽天

 「すごい悔しいですね。あの1球だけなんで」。今季初黒星を喫した楽天則本が声を絞り出した。7回まで投げ被安打2ながら、一発に泣いた。

 4回、後藤の失策などで1死一、二塁のピンチ。ここで、内川に初球の落ち損ねのフォークを左中間スタンドに運ばれた。8日の日本ハム戦で11奪三振。近鉄・野茂や日本ハム・ダルビッシュも成し遂げられなかった、史上初の開幕3連続2桁奪三振&3連勝を達成した。開幕から4試合連続2桁奪三振となれば、ダルビッシュが2010年にマークした5試合連続に次ぐ快挙だったが、結局、8奪三振止まり。開幕勝利同様、こちらも途切れた。

 チームは危機的状況だ。藤田、岡島に続いて、今江がケガで戦線離脱。3連敗で乗り込んだ敵地ヤフオクドームで、絶対エース則本で落として今季初の4連敗。報道陣から「今が踏ん張りどころか?」と問われると、梨田監督は「おっしゃる通り。故障者続出と言っても、いる者でやるしかない。なんとか、元気が出してやっていくしかない」。果たして、救世主は現れるか?  (竹下陽二)

 

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