前回の更新から少し時間が空いてしまいました。現在多忙につき中々更新が難しく・・・皆様のブログへもお邪魔出来ず申し訳ありません。ちゃっちゃと今やってる事を片付けてのんびりしたいのは山々ですが、一区切りつく見通しが立たないので厳しいですね~(汗)4月のフェアには行きたいと思ってるので、それを生きる糧にして頑張りたいと思います・・・(笑)
まあそんなことは置いておいて、
ネタ切れにつき近所で撮影した写真でも上げようかと。このブログ、本格的に昆虫カテでやってていいのか?ってレベルになってきましたがそこはお気になさらず・・・(汗)
☆イギリス サウスヨークシャー シェフィールド☆
新年最初の記事でもちょこっと書きましたが現在はオランダではなくイギリスのイングランド、シェフィールドで生活しております。
シェフィールドって日本人にはあんまり馴染みのない街(というか普通聞きませんよね、私も知りませんでしたが・・・)ですが、マンチェスター(サッカーで有名ですよね)のお隣のイギリスの中では5番目に大きな都市です。日本で5位の都市というと福岡とか札幌とかでしょうか?日本人なら誰でも知ってますが、イギリス人に福岡札幌知ってる?と聞いても殆どの人が答えられないと思いますし、おんなじ事なんでしょうね~

近代的なビルが立ち並ぶ新しい街という感じですが、古い建物も残ってますね。うちの大学(と馴れ馴れしく言ったものの、まだ入学許可が下りたわけでは無いので正確にはうちの大学では無いのですが涙)にもかなり古い建物がいくつか残っています。
画像は大学の教会。教会と言っても現在は教会としての機能は果たしておらず、多目的ホールとして使われてるみたいです。

街の中心街。やはりこうして見るとフランスやドイツとはどこか違う、なんとな~くイギリスっぽいです。
どうでもいいですが中心街の事をアメリカ英語だとダウンタウン、イギリス英語だとシティセンターって言うんですよね。最初にこっちに来たとき「シティセンター?ってどこのことだ?」って思ってしまいました。てっきり「シティセンター」って名前のショッピングモール的なのがあるのかと(笑)。ただ中心地の賑わってる場所って事なんですね~



私がよく訪れる場所、ウィンターガーデン。

ただの室内通路なんですが適度にあったかくて、様々な木々を眺める事ができ人々の憩いの場になっています。

今年はかなりの暖冬みたいですね~雪も一度しか積もりませんでした。東京の方がよっぽど寒いですね。もう最近は春みたいな暖かさですし、今後また降る気配もなさそう・・・

積もったと言ってもこの程度・・・(笑)これじゃあシティセンターに雪景色を撮りに行こうと思っても、昼には溶けてしまいますね。

芝生の上の雪をかき集めて誰かが作った雪だるま。こちらでは雪だるまと言うと3重がデフォの様です(!?)
我々に馴染みのあるのはドラえもん型といいますか、鏡餅型といいますか二重構成の雪だるまですがこちらの雪だるまも面白いものです。頭部+胸部+腹部で昆虫の様な体の構成となっております~
さてこんな感じのシェフィールドですが、なんとイギリスでは最も犯罪率の低い安全な町として知られています。・・・・ってな話を一週間前に防犯講習会的なもので警察から聞いたのですが、つい一昨日テスコー(イギリスの有名なスーパー)のATMの前でホームレスを口から血が出るまで殴った若者がいて警察沙汰になっているのを見ました。・・・・やっぱり日本が一番ですね(汗)
モンサンミッシェルへ行ってきました
☆ モン・サン=ミッシェル Mont Saint-Michel ☆モンは英語でいうところのマウント(山)、サンは聖なるという意味のセイント、ミッシェルは三大天使ミカエル、ラファエル、ガブリエルのうちのミカエルから。つまり天使ミカエルの聖なる山ということですから、不動明王のお告げによって出来た成田山新勝寺みたいなもんですね。
今から約1300年前、オーベル司教と言う方が天使ミカエルのお告げを受けた事をはじめに寺院の建設がはじまったそうです。
朝のまだ太陽が登らない時間にパリ市内からバスに乗り込み、途中休憩を挟みながら4時間・・・いや5時間という長時間の移動を経て到着(汗)パリへ行く人は多いけど、モンサンミッシェルまで行くには長時間に耐える覚悟な無いとダメなので比較的観光客は少ないかもしれませんね~
さあ世界遺産とご対面!

・・・なんか悪の居城みたいになってますね。
恐らく多くの方がイメージするモンサンミッシェルは水面に浮かぶ孤島でしょうが、今回訪れた時は丁度潮が引いており陸続きになってました。さらに天候に恵まれなかったというのもあり、ご覧の様ななんだかおどろおどろしい感じの一枚になってしまいました。
まあこれはこれで味があって中々良いですけどね~!狙ってこんな雰囲気の写真撮ろうと思っても撮れるものでは無いでしょうし(笑)

島へは一本の道路が続いています。バスは島から数キロ離れたエリアに停まった後、無料送迎バスでこの橋を渡り島まで行きます。
この道路、昨年に完成したのですがちょっと話題になってましたね。以前はアクセスを簡単にするため砂を盛り上げて道(というか堤防)を作っていたのですが潮の流れを遮る事になり砂が溜まり、かつての孤島の姿が失われてしまったそうです。そこでこれじゃあいかんと言うことで現在の橋を10年がかりで建設したそうですね。この橋も普段は大丈夫なんですが、たまに完全に水没するときもあるらしいので面白いです。

上陸!

小さな島にギッシリと建物が詰まっているので入り組んだ造りになってます

修道院のてっぺん。


ここは修道院なので、以前取り上げたノートルダム大聖堂なんかとは打って変わって内部の装飾はが殆どありません。歴史的に見ても一時期牢獄として機能したりした様なので、中はスッカラカンなんですよね~。しかしその分壁や天井、柱などがよく観察出来ます。

スタンド使いでも出てきそう・・・

この巨大な滑車は修道院の高い場所にあるのですが、中に囚人がはいり人力で回し荷物を引っ張り上げてたそうです。漫画でよく見るアレの実物版ですね、恐ろしい・・・


修道院へたどり着くにはひたすら険しい階段階段&階段です。

去り際、なんと一瞬だけ太陽が!なんとか青空(!?)の下のモンサンミッシェルを撮影出来て満足です。予報では一日中雨だったのでラッキー

しかしバスに乗り込んだとたんまた雲行きが・・・(笑)
この写真は荒野に佇む廃城って感じでまた違う印象ですね。モンサンミッシェルは撮影する場所、気候、時間帯によってコロコロと表情を変えるのでとても面白いですね。ああ~やっぱり次回は満潮時の夜景をとってみたいですね!

バスはどんどん離れていく・・・
ご覧の通り、このあたりは田舎で何も無いです。綺麗な緑と自然が広がってますね。後で知ったのですがこのあたりはラムサール条約登録地だそうで、ああなる程なと納得しました。何も無いと言ってもここに家を構える方のお宅がポツポツとあるのですが、夏になると民宿もやるらしいです。暗雲の下のモンサンミッシェルもいいけど、次はやっぱり季節のいい時期に行きたいなぁ。で、民宿に泊まって夜のライトアップの写真を撮る、と。
そんなこんなでモンサンミッシェル、やはり噂通り素晴らしい場所でした!