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結構いいかんじ?

Category : クワガタ標本


ちょっと未展足品を整理していたら中々よさげな一品が出てきたので展足しました。



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太いマンディ。いままで気づきませんでしたが中々カッコイイですね~!アゴ開いてるので分かりにくいのですが、そこそこに太い個体だと思います。

この虫は構造上アゴが根元からちょっといったところで下に向かって急激にカーブする為、中々写真に撮りづらい。この個体は元々太いのでスマホで近くでとるととても肉眼で見たのとは違う超極太になっていまいます。上画像のはニコンD7000の標準レンズで標本より約50cm離しズームで撮影。これが一番実物に近い太さ・スケールになっています。

微妙に右前足がガタってしまい残念です。上手く軟化出来ていなかった様で、それに気づいたらのほこの右前足以外の展足を全て終えた時でした(;´Д`)もう一からやり直すのは面倒臭いんで、気にしないことにします。
それと一部符節が飛んでた標本だったので、パラドックス83mmからとってきてくっつけました。よ~く見ると微妙にサイズが小さいのですが、まあ修理した人間じゃない限りパッと見わからないレベルなので大丈夫でしょう!

最初折角の大型フタマタだから、たまには気分転換でM田型でやってみるかな~と思っていたのですが、気づかないうちにいつものF田型(改)になってしまいました。癖ですね。


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そこまでアゴをガン開きしてるわけではありませんが、この個体はアゴの張り出しが強く、開いて見えます。110mmジャストの割にはアゴの真っ直ぐな個体だと思いますが、さっき岡○さんの有名な117.5mmの標本見たら全然まだまだでした。まあアレは逆に外に向かってカーブしてるのでちょっとおかしいレベルなので比べちゃいけないのかも知れませんけどね(笑)

標本をやる人にはそれぞれ「こだわり」があると思います。一番分かり易いのが展足の形。それから針、ラベル、使う材料etc・・・。
そんな中、私は「パーツ欠けの標本は箱に入れない」と言うのがあります。入れたとしてもよっぽど凄い個体だけです。これ、微妙にこだわりじゃないのかも知れませんが・・・。別に符節が一本無くなったくらいで学術的価値がガクンと下がるとかいう訳じゃありませんが、なんか気になるんですよね。じゃあかなり神経質なんだね?と言われるとそうでも無く、上翅の穴や喧嘩傷、アゴや突起欠けなんかは殆ど気になりません。パーツ取れだけですね、気になるのは(笑)ですので欠けてる標本は大抵パッキングしたままパーツ取り替えが効く標本が入るまで寝かせてます。こんなことしてる人間はあまりいないかも知れませんが・・・




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また倒れてました。強風による影響ですね。画像じゃ伝わらないんですが、この木は幹の太さが1m近くもあるような大木です。日本の台風に比べれば大した強風じゃないのにも関わらず、各所でこんな大木が倒れていたので不思議に思っていました。しかしその謎が解けましたね。

この画像の根の部分を見てください。樹高十数メートルもある木なのに根が短すぎると思いませんか?通常この手の木の根は、幹から葉がついている枝の先端までの距離と同じ長さだと言われているので明らかに短いです。

実はこれ、オランダの土地事情が関係してるんですね。オランダの国土の半分は昔干拓によって人工的に作られた土地です。勿論ここアムステルダムも海抜0m以下。地面を掘ればすぐ海水の染みた土が出てくるので深く根を張ることが出来無いんです。なので結果として大きな木なのにも関わらず貧弱な根しか張れず、すぐに強風で倒れてしまうと言う・・・と。これ、メチャクチャ危なくないですかね?(汗)絶対一年の内何件かは建物に直撃して被害出てそうなんですが・・・。それともちゃんと考えて植えられてるのかな?(笑)


どうでもいいですがドンの第二便が来てますね。♀が多いってことはやっぱり現地で♂抜いたからなのか発生の問題なのか。現に今現地で70~80mmの♂いっぱい採れてますし(笑)もう大量に採れてるんですね。もう別にレア種じゃ無くなったか。今の内まだは高く売れるのでebayでも現地の標本商もまだそれなりに値段つけてますが・・・欲しい人の手に渡りきったらかなり値落ちしそうな予感。これはいいですね、もうちょっと待てばかなり安くなる筈なので買いたいと思います。タテイタの中でもかっこよさはピカイチですからね~。流石に他のヘルマンやラミニフェルみたいに一匹300円とかにはならないと思いますが・・・


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Posted by 魁秀(かいしゅう) on 31.2015   8 comments

欲しいなぁ

Category : ゾウカブト標本


ちょっと前のできごとになりますが、テナガの逮捕者やら出品やら、フローレンシスを買ったらギデオンだった・・・だの色々起こってますね。ここ最近いろんな場所で今まであまり関心が向けられていなかった外来種への認識の再確認をするブリーダーが増えてきて誠に結構な事だと思います。まあ私もそのうちの一人ですから、何わかったような事言ってんだ、って感じですが・・・(笑)

ところで素朴な疑問なんですけど環境省は何故ギデオンを特定外来生物に指定しないんですかね?
よく「ギデオンは飼育は規制されてないですよ」なんて言いますが、実際は「(環境省が定める特定外来生物としては)規制されてない」ですよってことなので農林水産省の植物防疫法を全く考慮してないトンチ見たいな話になってるんですよね。環境省は特定外来生物に関しての所持や飼育についてはうるさく言ってますが、リスト外の生物についての言及は無い(ちゃんと読んで無いけどあるのかな?)のでまあ言葉としては間違って無いのですが。しかし勿論国内での生態系維持管理には両省が関与してくるワケで、こちらは農林水産省では駆除対称として扱っているわけですし規制・飼育に関しては両省の管轄下にあるわけですからどちらも適応しなければ行けない訳です。

だからそんな事を言えない様に植物防疫法で規制対象となっている種は問答無用で特定外来生物リストに環境省が追加しちゃえばいいんじゃない?って思います。ってかそもそも各所でポツポツ言われてますが、テナガも規制解除していいじゃん・・・って思ってるのですが。どうしようもない感想で申し訳無いのですが、どうなんでしょうか?疑問に思う今日この頃です。





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触覚が中々思うように決まりません。いっそのことS村さんみたいにびよ~んと伸ばした方がいいですかね?(^_^;)

キヨタミです。サイズは左68mm、右71mm。右は普通個体ですが、左はやたらと丸くてカワイイです(^_^;画像では伝わりにくいですが左の前胸幅なんか右より圧倒的に太いです。まあでもサイズが大したサイズじゃないんでそこまで迫力ないですが・・・。
フォルフォルもキヨタミもなんだかんだ言って小さいのしか持ってないから80mmぐらいの欲しいな~と思ってたり。でもお金がなぁ(笑)個人的には圧倒的にフォルフォル>>>>キヨタミ(キヨタミファンの方、ごめんなさい!笑)なので買うとしたらフォルフォルですね。おっさんさんのおかげで現在ミニフタマタブーム到来です。


☆ムシキングのお話☆

ムシキング、本格的に稼働が開始しましたね。
なんだか報告によるとロケテの段階では強さ7500何ていうトンデモ数字になっていて驚いた事をこの記事→ムシキング、復活なるか!? で書きましたが、強さ240と今までの200とほぼ変わらない数字にまで戻っていました。もしかしてこの記事見てくれたのかな?一応「ムシキング ロケテ」とか「ムシキング 復活」とかで検索かけると2ページ以内には表示されてるので見ててくれてもおかしく無い筈!(笑)帰国した時には一度やってみます。


☆我が心の師ブルース・リー☆


前回に引き続きまた趣味のフィギュア集めとブルース・リーについての話です。クワカブブログなので関係ない事はここではあまり書かない様にしているのですが、ブルース・リー世代の方も見てくれていると思うのでちょこっとだけ書きます!


http://tamashii.jp/special/brucelee/



昨日のワンフェスにてマックス・ファクトリーとバンダイから2体のリー可動式フィギュアのサンプルが公開!いや~まさかこのタイミングで2つ同時にくるとは!とは言えfigmaとS.H.Figuartsを比較してfigmaに勝目はないのは明らか・・・生誕75周年に合わせたのだと思いますが、正直figmaは70周年の時に作って欲しかったなぁ・・・。S.H.Figuartsのデジタル彩色技術は素晴らしいです!今年のsmooth criminalバージョンMJを出した時にも思いましたが、生前のライフマスクの流用と言うのはデカイと思います。MJならThriller、リーならグリーンホーネット。最近のアーニー・キムさんが作ったフィギュア以外だと全然似てないパチものくさいフィギュアばっかり出てますが、これは期待出来る!!値段的に1/6を買えない人にとっても6000円を切るという超低価格で購入できるのは非常に嬉しい!!発売は来年との事ですが今から楽しみでなりません。

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http://rocketnews24.com/2015/07/27/612861/より画像引用

これだよこれこれ!言わずとしれた燃えドラの地下室で、当時まだ無名で悪役の雑魚兵士のうちの一人を演じていたジャッキー・チェンの首をへし折るシーンの顔!正義の見方のヒーローが悪役顔負けのオニの表情をするのがたまらん!さすがS.H.Figuarts、このシーンをチョイスするところにドラゴン魂を感じます。
どうですか!これがあればマダムタッソー(蝋人形館)なんて行く必要ありません!てか日本のにしろ香港のにしろ似てなさすぎです。フィギュアの方がよっぽど出来いいです(^_^;) 
それと個人的に感動したのがカレーLeeとのコラボ企画。私が生まれる前にリーの映画をCMに使ってたカレーの「Lee」が「リー」とここでもコラボをしていたのがなんか本当に・・・感動した(涙)ああ、時代を超えてもやっぱり一緒なんだなって・・・意味不明な事言ってスミマセン!(笑)



日本では今台風で凄いことになってる様ですが、こちらも昨日突風&大雨がヤバかったです。台風では無いんですけどね。


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家のすぐ近くの大木がメリメリっと・・・。台風では無いのでただの強い激しい雨という事になりますが、それにしてもすごかったなぁ・・・。

しかし凄かったのは昨日だけでここ一週間は天気が良く、しかも日中でも最高気温22度を超える事が無くて快適です!気温的には北海道の上のあたりと同じくらいでしょうか?ただしこちらは空気が乾燥してカラッとしているので標本の乾きも良いですね(笑)運動をするのにも最適です。本当は今にでも総合格闘技か柔道を再開したいのですが、母から大学合格するまでは禁止令が・・・(涙)しかしいつ再開してもいいようにトレーニングだけはしてます!この涼しい気候のおかげでトレーニングもはかどり握力71kg、体重72kg、長座体前屈70cm代をキープ出来ています(・∀・)問題は体力・持久力の方なんですけどね(^_^;)スタミナが・・・いくら涼しいとは言え、いちいち外に出るのがメンドくさい走り込みは避けてしまうものですorz

Posted by 魁秀(かいしゅう) on 20.2015   12 comments

ネガティブ祭り

Category : 未分類




スカイツリーで昆虫展今年もやるんですね~。8月に用事があるので今年は行こうかな。私の好きなある虫の、中々いい標本が出ているので・・・写真撮影に行ってこようと思います(・∀・)

☆アイマス☆

実は今日と昨日の2日間にかけて、西部ドームにで「アイドルマスター」の10周年記念ライブが行われました。
行ったのかって?いえいえ、私はオランダにいるので勿論不参加。学校絡みの大切な用事が重なり、この日に合わせた一時帰国はなりませんでした。本当に、本当に残念でなりません・・・。

ブログではあまり触れてきませんでしたが、アイマスは私の青春であり人生なのです。アイマスはもはや私にとっては趣味を超えた生活の一部であり、心の支えでもあります。アイマスのおかげで今の私が出来ていると言っても過言ではないぐらいに色々な事を学びましたし、どの趣味よりもお金と時間を費やしてきました。


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画像はアイドルマスター コロムビア公式ツイッターより引用
https://twitter.com/imas_columbia

その記念すべき10周年のライブに参加出来無いのは悔しくて悔しくて、もう飯が喉を通りません・・・。正直標本全部売っぱらってでもいいから行きたかった・・・。2年ぐらい前から友人やアイマス仲間に「10周年ライブには絶対行くぞ!!」と言っていただけに、まさかこんな事になろうとは・・・。ライブ前はサイリウムセットに名刺作成とワクワクして夜も寝られないのが恒例でしたが、今回は全くそんな事は無く、現地で楽しんでいるPの皆さんのツイッターを見るだけです。何か心に大きな穴が空いたようですね。ツイッターに現地の写真が上がっていましたが、まあなんと広いドームだこと・・・。私がアイマスに出会ったのは5thライブの幕張。あの時のメッセホールでさえデケー!!と驚いたものですが、ドームじゃ比べ物になりませんね。7万6000人以上のPさん達のサイリウムで照らされた海はさぞかし美しかったのだろうな・・・と。

こんなブログでぐちぐち言っても仕方無いのは分かっていますし、こちらに来ると決めたのは自分自身なのでどうしようも無いのも知ってます。しかしそれを分かっていても残念でなりませんでした・・・。そのうちライブのブルーレイが出ますが、買うかどうかは未定です。正直行けなかったショックがデカすぎて直視出来無いかもしれないからです。この2日間の事は恐らく一生忘れないでしょうね・・・。いつか開催されるであろう東京ドーム公演参加を生きる糧として、なんとか自殺しないように生きて行きたいと思います。ハァ・・・。




☆虫ネタ☆


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どうでもいいですがミヤマ。昨年秋田で「ミヤマ採集合宿」を行った際に採った東北では放虫を疑うレベルの巨大個体、74mmです。東北で10年以上ミヤマをやってる人でも採れるかどうかぐらいのシロモノを私の様なビギナーが採ってしまってよかったのか?ってぐらいデカイと思います。 結構長いあいだ簡易持ち運び箱の方に乾燥剤もナシに入れておいたので展足が崩れて頭がぐらついてました。なので修正。で、しっかりキッチリ測りなおすと約71mm。生きてた時から3mmも小さくなってんじゃん!!!!!ミヤマは縮むと言いますがこんなもんでしょうか?でも3mmも行くかなぁ?それとも東北で74mmなんてやっぱり気のせいだったのでしょうか?いや、でも生きてる時は結構正確にノギス当てたつもりだったんだけどなぁ・・・。ちょいショックです。





☆古書収集☆



まだまだ不幸は続きます。こちらはアイマスとは違う趣味なのですが、古書収集に関する趣味です(まあ収集と言うほど沢山持ってるワケでは無いのですが)。本日までヤフオクに江戸相撲で看板大関を張っていた生月鯨左衛門(江戸の力士。227cm、170kgの超巨人力士)の肉筆と思われる古書が出品されていてとても驚きました。どれぐらいか分かりやすく説明すると、「どう見積もっても180mmを超える、鳥に食われて胸と頭だけになったヘラクレス」がオクに出ていたってくらいです(^_^;)何が驚いたかって、一部のマニアの中では超有名人なんですよね。この生月、巨人病だった様で背は227cm、おまけに大きく顔立ちも良い。当時の錦絵何かにも五人掛りをやってる物がありますね。



キャプチャik



江戸の強豪無類力士大関雷電為右衛門の様な文学に優れた力士が記した書物などは多く残っていますが、この生月が残した書物は少ない筈・・・です。少なくとも私は彼の肉筆の書を見たことが無いので彼がどんな字を書くか分かりませんが、出品された書の字を見る限り決して汚くは無いです。欲しいっちゃ欲しいのですが、ここで大切なのは本物かどうか?と言うポイントです。しかし「要作」と「生月鯨太左衛門」としか書かれていなかったので、文体を見て真偽を判断するのはとても困難です。そこで私の祖父がなまはげで有名な秋田県男鹿の文化財保護委員会で委員長を務めていた時期もあり、古文書の解読等に詳しいので本物かどうか聞いてみたところ「字数が少ないので判断しにくいが、少なくと江戸後半の字」と言う解答が来ました。確かにこの力士が活躍したのは江戸後半期です。残念ながら生月に関する詳しい資料を持っていないため出品物が本物がどうかは私の今の力では判断出来ませんが、入札も多く値も上がっているので恐らく本物でしょう。

ラスト一時間、パソコンの前で落札するかどうかず~~~~~~~っと粘って考え、考え、考え、考えましたが、結局ある標本が欲しかったのでやめてしまいました(ーー;) しかし今になってやっぱり落としておくべきだったかと少しモヤモヤが・・・落とすべきだっとのかなぁ・・・




そんなこんなでパッとしない休日でした。明日から頑張ります。





Posted by 魁秀(かいしゅう) on 18.2015   6 comments

地元ギネス?

Category : クワガタ標本


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この季節、折角ですからお馴染みのクワガタでも~。

地元の埼玉・浦和のノコギリ。自己採集ギネスで近所にて採集現状67.5mm。ご覧のようにガチ詰めですので、普通にやれば68mmはゆうに超えるでしょう。小学生の頃からずっと通いつめて今まで採ってきた中での最大なので、地元でこれを超えるサイズはまあいないでしょう(多分)こちらではない方のブログに以前書きましたが、唯一近所にあったクワガタが採れる森が2年前に伐採されてなくなってしまいました。まあ今考えれば浦和の駅に程近い好立地にも関わらず2年前まで森が残っていたのが奇跡なのかもしれませんが、今はもう採集出来無いのが残念です。

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ノコとかミヤマは気を抜くとすぐに触覚がだれて嫌になります。標本が崩れると言うヤツです。
この個体は極太です。いや、アゴが短いだけかな?それとも短足だから?とにかくアゴが短く他の同サイズの個体よりかなり太って見えます。なので展足も足を気持ち寄せ気味に。非常にカッコイイです。
若干羽がパカってますが、自然になったのでこれくらいなら全く気になりません。



☆間違い探し☆



さて本題。画像整理していたらこんな画像が出てきました。もう数年前の夏のできごとです。仙台のクリスロードにて。


キミはいくつ間違いを見つけられるかな~!



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巷でコーカ「ナ」スオオカブトなんてのが流行っていますが、こっちも負けてないですYO!(。-∀-)


Posted by 魁秀(かいしゅう) on 15.2015   12 comments

ベリーレア種ってなんだ・・・?

Category : クワガタ標本


昨日は11度。先週は35度で糞暑かったのに、なんだこの気温は・・・。冬じゃないか!
最近は持ってきた標本の整理ばかりしています。お金はあるので新しい標本が欲しいのですが、気軽に買えないのが残念ですね~。イーベイなんかでいいのがあった!と思って発送先を確認するとUSだったりして・・・(笑)送料で1万円も取られちゃ割に合わないな~なんて事が殆どなので新しい収穫がありません。


集合


テルナテとプラティオドン。
特にテルナテは爪を全く開かずに展足。爪を開いて展足するには固定して、抑えて、開いて、整えてと倍くらい時間がかかるのでこれは楽でいいです。個人的な感想ですが、雑虫とかの小さい虫をやってる人は爪を気にせず、逆に大きいクワガタとかやってる人に限って爪をあける人が多いような気がします。どちらも良い点があるのでどっちがイイなんてことは人によると思いますが、私は両方ですね~(爆)今まで小さいのも頑張って細い針使って爪開いてましたが、最近なんだか面倒くさくなってきてしまったので今度から小さいのは全て爪閉じで行こうかと思います。(こうやってコロコロ展足変えるから箱の中の標本にイマイチ統一性が無い笑) でも例えば○沼さんとかは20mm代の虫でも全部爪ガン開きになってるから凄いなぁと思いますね。本人から何個か標本買ってますが、どれもキッチリ同じ角度で開いているので素晴らしいです。

ちなみにこのプラティオドンはイリアンの49mmジャスト。僅かに50mmに乗らないのは残念ですが、野外でこのサイズは結構デカイと思います。ここ最近は暫く野外からは得られていないイリアン。大型で擦れた個体だと原名亜種との区別が付きにくい事があります、これもわかりにくいですね。大型になればなるほどその亜種の特徴が出てくる虫が多いですが、本種は30mmくらいの中型が一番亜種の特徴が出てわかり易いです。面白いですね・

それとおっさんさん、長らく放置していたモンビロードを箱に入れたのでちゃんと測ってみたところ、43.5mmでした(^_^;)ギリ44mm無かったか!カナブンは小さいくせに足が太いので本当に展足しやすくて助かります。余談ですが、これすっっっっごい酒臭さいです。展足してる途中酔っ払うかと思ってしまいました。樹液よりも酒を好む種類なのかな?(すっとぼけ)












Posted by 魁秀(かいしゅう) on 06.2015   12 comments

夏にちゃんこは最適

Category : ゾウカブト標本


IELTS(欧州版の英検みたいなもんです)がようやく終わりました。なお、もれなく死亡した模様。そんなわけで暫くは夏休み(仮)です。

8月後半から日本に一時帰国する可能性が高まりました。もしお時間がある方いましたらご連絡下さい、プチオフ会でもしましょう!・・・特にあきさん、久々にシーバスやりに行きたくなりましたねぇ!(笑)



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最近暑いのにも関わらず暑苦しいゾウカブトネタばかりですみません(^_^;)

115mmの特大胸角極太ギアス・ポリオン。しかしこちらも残念ながら飼育品です。胸角は極太ですが、頭角が異常に細く、体も細いです(^_^;)なので全体的になんだかアンバランスですね。

今ルンバッシャーの80mm以上の大型、もしくはギアス原名亜種の105mm以上のデカイのが欲しいです。ルンバッシャーは宮○さんが沢山持ってる筈ですし、原名亜種はフランスのA○Dエントモロジーさんが今度のパリのフェアで106mm(デカイ!)を激安で売ってくれると言っていたのでどちらを買うか迷っています。どっちにすべきですかね?個人的に原名亜種の106mmは中々得られるサイズでは無くかなり捨てがたいのでそっちに心が揺らいでますが・・・。大型カブトは日本国内よりも海外の業者から買った方が絶対安いので悩みます。
ちなみに余談ですが、オーストラリアの有名業者インセクトデ○インさんがギアス安いの持っているというので「産地はどこ?」と聞いた所、「ブラジル。それ以上のデータは分からない、キャッチャーはいつも信用出来る人間なんだけどこの標本だけはデータがなくて・・・」とおいおい大丈夫かよ!?とツッコミ入れたくなるような返事が返ってきました(笑)なので「じゃあデータはいいですから、せめて画像だけでも送ってください」と言ったのですが、シカトされました(爆)外国人特有のバックレ発動。おいおい本当に大丈夫か??


☆苦戦☆


この標本は自分の大して長くない標本作成ライフの中で一番苦労した標本です。画像では分かりませんが、実際には全ての足のフセツをボンドで止めたC品ならぬD品くらいです。いわゆる「なんとか見れる形に持って行けた」ってヤツですね。しかも入手したのが出国直前で、出国時の検査もある為殺虫に酢エチ処理出来ませんでした。なので自然乾燥につき、中の肉が腐ってひどいのなんの。その割にはフセツがプラスチックの様に固く何時間水につけても一向に柔らかくなる気配がありませんでした。仕方がないので最終手段を結構。あえてフセツを折って接着しなおすという荒業に出ました。本当は絶対やるべきではないのですが・・・まあ飼育品なので観賞用にと言うことで。

これだならまだ努力でなんとかなったのでいいんです。問題はこの後。肉が腐って胸が緩くなった為、胸部と腹部を完全に切り離して乾燥。乾いたらボンドで接着して元通り・・・といく筈だったのですが、ハマらない。腹に胸部をカポっとはめたかったのですが、どう考えてもサイズが合わなくてハマらない(泣)完璧に原因は分かりませんが、恐らく乾燥中にどこか縮んだのでしょう。なんとかしてはめようと、周りの肉を取り除いたり、接続部分をカッターで削ったりしたのですが結果は上手くいかず・・・。多少マシになりましたが結構隙間が空いたイマイチな標本になってしまいました。画像は綺麗に見えるかもしれませんが、実はコレはブログ用に見栄えをよくする為にソフトで編集した画像です(´ε`;) 実際はもっと胸の間があいてるので不格好な展足です。大きな個体だっただけに残念です。通常クワガタですとハマらないなんてことはまず無いと思いますが、大型カブトは注意が必要みたいです。一つ学習しました・・・


カブトムシの胸部と腹部切断&乾燥はダメ、絶対!

今後は肝に銘じます・・・





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暑い・・・こっちは通常は涼しいので、電車内にはクーラーが無い。おまけにエアコンを設置していない場所が多い。なので逆に凄く暑い。

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町を歩いていると、上半身裸の若者が多いです。


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風があるので、日陰にいくと涼しいのが唯一の救いです(^_^;)


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現在私以外の家族は全員日本に一時帰国していて、夏を満喫中です(゜´Д`゜)つまり私はオランダに一人取り残された訳ですが(笑)、一人暮らしなので3食作らなければならず地味に疲れます。

もう自炊になれている方ならば大したことないと思うかもしれませんが、大して料理なんかやらない身からするとメニューを考えるだけでも大変です。とりあえず大鍋に野菜と肉を満杯に放り込んだちゃんこ鍋を3日かけて食べていますが、何か作るのが簡単で栄養のあるメニューってありませんかね?もしオススメがあれば教えていただけるとありがたいです。焼肉と野菜炒めくらしか分かりませんので・・・(^_^;)

Posted by 魁秀(かいしゅう) on 05.2015   14 comments
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