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雪。

Category : アムステルダム
http://topic.auctions.yahoo.co.jp/notice/rule/post_1123/


ありゃりゃ。3月3日からヤフオクで梱包料、手数料と言った商品以外の別途料金の請求は禁止になるみたいです。以前から何だかんだ言われていた梱包料についてですが、ついに決着がつくようですね。
 私としては正直梱包料はあってもなくても気にならないのですが(流石に500円とかだったらボッタくりだろ!と言いたくなりますが)、一部では「出品者のせこい小遣い稼ぎ」だの「梱包料取るくらいなら、初めから梱包料を含めた金額からオークションを始めるべき」だの不満に思っている方もいる様ですね。確かにケチくさいと言うのももっともな話ですし、かと言って夏や冬はあんだけ気を使って保冷剤やカイロ入れて丁寧に梱包してるんだから、ちょっとくらいなら取ってもいいんじゃないかと言う気もしますし・・・。
 まあ決まったからと言ってどうのこうのする問題じゃないですから、さほど重要な事でも無いんですけどね。あっ、因みに私は保冷剤やカイロを入れる時と大型の虫を発送する時は梱包料取ってました。梱包が大変だから、と言うのもありますが実際そんなのは建前で、梱包料取ってる人の9割は小遣い稼ぎですよね。プリンカップが300円もする訳ないですし。正直私も周りがみんなとってるからとっちゃえー!って感じで便乗してとってしまっていました。はい、卑しい貧乏人ですみませんね(汗)



雪だああああ!!積もった!

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なんだかとっても幻想的。

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ヨーロッパの冬。流石は本場と言いますか、雰囲気でてますね


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最寄駅のオランイェヴァーン駅。雪の為か人が多かったです。よく海外は「電車が遅れる」と言いますよね。確かにそうなんですが、正確に言うと遅れていないんです。20分ぴったりに来るはずの電車が来なくておっかしいなぁーと思い電光掲示板を見てみると、いつの間にか25分に来ることになってるんです。勝手に到着予定時刻が改ざんされてるんですよね、だから一応(?)遅れてる事にはなりません(笑)。元々20分に来る電車なんて存在しなかった事になってるだけです(^^;


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雪はふわふわのパウダースノーなので午後には溶けてしまいました。ここではかまくらが出来る程沢山は降りませんが、それでも非日常の風景を見るとテンション上がってしまいます。


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Posted by 魁秀(かいしゅう) on 31.2015   4 comments

イギリスにおけるケルブスの保護活動

Category : クワカブ考察
さて、世界一クワガタの保護に積極的な国はどこでしょう?

近年続々と南西の島々の採集禁止が確定したという事もあり、日本!と答える方も多いと思います。しかし!私は答えはヨーロッパ(イギリス、ドイツ)だと思うんですよね(個人的な意見です)。

例えばこちら。最近ヨーロッパのクワガタについて色々調べていたのですが、保護や生態についてとてもわかり易いサイトを見つけたので一つご紹介します。

http://www.nhm.ac.uk/nature-online/species-of-the-day/biodiversity/endangered-species/lucanus-cervus/index.html


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こちらは言わずと知れたロンドン自然史博物館(大英博物館とは別です)のホームページです。
ヨーロッパミヤマ、通称ケルブスについてとても見やすく紹介されています。生態や分布、幼虫や保護について等等・・。

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>What can you do?(あなたにはケルブスを保護する為に何が出来ますか?)


>Decaying dead wood (especially from broad-leaved trees such as oak and beech) is an essential component of this beetle’s life history. Instead of clearing away dead wood and debris, set aside space in your garden for a dead wood pile, some of which should be partially buried, as this is what the young larvae feed upon.If you are cutting down trees, try and leave the stumps.

朽木は幼虫の餌です。木を切ったりしたら幼虫のために残しておきましょう的な事が書いてあります。まあこれは当然でしょうね。


>Allow your garden to grow naturally and don’t use mulch or polythene, as newly emerging beetles can become trapped and die.
庭をほったらかしにしたりビニールを使ったまま放置しておくと、クワが繁殖出来なくなってしまいます。注意してください。なる程、確かにゴミのポイ捨てはいけませんよね。


>Many stag beetles are killed on roads and paths. If you spot them, try removing to a natural, secluded environment – they are quite safe to handle.
Keep a look out for water bodies such as butts and ponds during the flying season, as beetles often drown – they cannot swim.

>多くのクワガタが道路や小道で潰されて死んでしまいます。もし路上に出てきているクワを見つけたら自然に返してあげて下さい。クワは危険な虫じゃないので手で掴んでも大丈夫ですよ。
シーズン中、池や酒樽(?)の中を見るとよくクワが溺れている事があります。勿論クワは泳げませんので、見つけたら救出してあげて下さい。

凄い丁寧な扱いですね(笑)環境保全だけでなく、見つけたら救出しなければならない位大切な生き物として扱われている様です。


この他にも「ケルブス 保護」で検索かければ向こうのサイトですが沢山ヒットします。見ていると中々面白いですね~。中には「日本人と標本コレクターが乱獲しまくったせいで数が激減した」なんてわざわざ我々日本人を名指しで書いてあるサイトもありました。いや、イギリスラベルのケルブスなんか私見たことないんですけど!(笑)取りすぎじゃなくて、それてあんた達が森林伐採し過ぎたせいじゃないの!?と突っ込みたいのですが、さて真相はどうなんでしょうか。似たような話ではでは本当かどうか定かではありませんが、某所では「ヨナマルの数が減ったのは採集者のせいだ!」と言った内容の論文を発表したS氏に対し「自然の開発による個体数の激減を採集者に責任転嫁してるだけ」みたいな意見を言ってる人を多く見かけました。さて、これがイギリスでも当てはまるケースなのかは実際に見てみないと分かりませんので何とも言えませんが、確かに原因の一つとしては考えられるのでしょうね。

 乱獲による個体数の激減についてですが、たしか6年くらい前でしたっけ?トルコでアクべだったかユダイだったかの乱獲がひどくてもう採集するな、みたいな記事が新聞に取り上げられましたよね。実際に局地的に発生している種類については採集による個体数の激減も考えられますから注意が必要ですね。イギリスのケルブスはイギリス指定の絶滅危惧動物の対象にもなっていますので、採集された結果がどうとか言うよりも、最初から個体数がごく限られた数しかいなかったと考えるのがベストなのではないでしょうか。私が小学生の頃、当時クワガタ採集がブームだった時に友達同士で「お前が取りすぎると来年以降取れなくなるからやめろ!」みたいな事を言い合って喧嘩した事を思い出しました。今思えばみんな随分利巧な子供だったなぁ(笑い)



おまけ

>The stag beetle's life cycle, is a complete metamorphosis and can take between 4-6 years.

クワガタのサイクルは4~6年ですと説明されてますが、6年は流石に長く無いわっ!!でも大型のアクべとかなら自然界だと6年位かかるのかなぁ、飼育下でも結構長いですしね。ゾウカブト顔負けです(笑)
Posted by 魁秀(かいしゅう) on 27.2015   4 comments

雪は降らないけど

Category : アムステルダム
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最近忙しく、またサボりぐせがついてしまいそうです(^_^;)
オランダは一応緯度は北海道と同じくらいですので、かなり寒い・・・ハズなんですが今年はかなりの暖冬らしくまだ雪が積もっていません。

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思わず縮こまってしまうアオサギ?くん。


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映画に出てきそうな感じ。街中が濃い霧に覆われています。

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また、常に天気が悪く朝は6割くらいの割合で雨になります、昼間もどんよりとした天気で快晴なんていうのは2週間に1度くらいでしょうか・・・?

☆クワガタの話☆
本日オークションでどうしても欲しいものがあったのですが、落札できませんでした(^_^;)最近は自動延長が当たり前ですが今回は延長機能無し!なので最後の最後まで競り合っていたのですが・・・タッチの差で逃してしまいましたorz。うーん、いつもは少しでも安く落としたいが為に自動延長がない商品だとありがたいなーなんて思ってますが、いざ本当に欲しい物と出会ったとき延長機能無しだとタイミング次第で絶対に落札出来なくなりますからねぇ。


延長無しで落札出来た時→やったぜ。延長無いおかげで安く落とせたし、やっぱり延長無し最高ぅぅぅぅぅ!!
延長無しで出来なかった時→おいおい普通延長アリで出すでしょ出品者さん!?!クソッ!こんなのオークションじゃなくてただのボタン早押しゲームじゃねぇか!


こう考えてしまうのは何故なのか(^_^;)




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今月のリストが来ました。商品ナンバー663にご注目。おお!カツラあるじゃないですか。これは買いです。ようやく見つけたので絶対買います。
Posted by 魁秀(かいしゅう) on 22.2015   12 comments

たまには動物園へ

Category : オランダ
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少し前の出来事になりますが、アムステルダム市内のアーティス動物園へ行ってきました。この動物園はオランダの中で最も歴史のある動物園らしく、戦前に開園した様です。すごい事に、ここはどうやら夏は日没までやってるみたいですね。日没まで営業するのが何処がすごいんだと思われるかもしれませんが、夏季のアムステルダムの日没は夜11時。こんなに深夜まで営業している動物園は世界中探しても中々無いのでは・・・?


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街中にある為、アパートと餌を食べるシマウマと言うなんとも面白い2ショットを取ることも可能。


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(°д°)



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6m近くあるかなり立派なガビアル。しかしもっと前に出てきてくれないと撮れない・・・




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昆虫館。蝶の生体展示です。


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様々な種類の蝶が!大体どんな種類の蝶かは分りますが、正確な名前が分かりません(^_^;)餅は餅屋に、蝶は蝶屋に、ですね(笑)


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羽化ボックス。各種蝶の蛹がこのボックスの中に所狭しと固定されています。ざっと数えて400匹はいそうなので、いつ来園しても羽化シーンを目撃することができるんですね、素晴らしい!まあそれはともかくボックスに張り付いて真剣に観察する子供かわえぇ



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蝶の次はそれ以外の昆虫&節足動物館へ。クワカブは果たしてあるのか・・・?


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残念!大型の甲虫はポリフェムスだけでした!・・・微妙にピントがあってないな・・・


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(ーー)

ペンギンと観客を隔てる策が高さ70cm程のフェンス一枚なので、超接近してペンギンを観察出来ます。手を出せば触れる距離。


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この動物園では野生での生態を再現するため、餌は生の動物の死体をそのまま使っています。画像がウサギを食べるコンドル。因みにこのケージには結構な数のコンドルがいて、後ろのほうはウサギの血、散乱する肉片、荒れ狂うコンドルで阿鼻叫喚でした。


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子供たちに大人気のステゴサウルス(旧型)



休日なだけあってかなりの人で賑わってました。動物の魅力は万国共通ですね。
Posted by 魁秀(かいしゅう) on 12.2015   8 comments

昆虫標本の国外持ち出しについて

Category : クワカブ考察
今回はちょっと真面目な記事。タイトルの通り昆虫標本の国外への持ち出しについてです。3週間程前に私が成田からアムステルダムまで来た時にちょっとしたトラブルがありまして、ようやくその理由と対処法がまとまりましたので今回はその話を踏まえつつ標本の国外持ち出しについて書こうかと思います。海外に標本を持っていきたい!でも持っていけるかどうか心配!と言う方がいれば参考にして頂ければと思います。



さて、3週間前。オランダのアムステルダムへ向かう途中、成田空港での出来事。当時私は未展足品や最近展足を終えたものを入れたドイツ箱2箱をトランクケースに入れて、チェックインカウンターで荷物を預けようとしていました。

生体の持ち出しに許可が必要なのは言わずもがな。クワカブに関わっている人なら誰もが知っていることでしょう。しかし標本、死んだ虫なら許可は必要ないはず。私はまあそんなことは無いと思いますが、万が一のときに備えてあらかじめ許可をとっておいたほうがいいのでは無いかと思い先に確認してみました。


「あのー、実はこの中にクワガタムシの標本が入ってるんですが、大丈夫ですよね・・・?」


何気なく確認のつもりで発したこの一言。しかしこれが悲劇の始まりだったのです。


「えー、申し訳御座いません。少々お待ち頂けますか?只今確認致しますので・・・」

そう言ってチェックインカウンターの前に出されたのは椅子。どうやら腰をかけてお待ちくださいとの事。マジっすか!?まさか確認にそんなに時間かかるの?「標本ですけどいいですよね?」「はい、大丈夫です」の2つ返事で荷物預けようと思ったのに~!!

標本に関する記事はマニュアルには書かれていなかったのか、予想以上に長時間待たされてしまいました。既に待ち時間30分経過・・・。なんだか確認を取るためにチェックインカウンターにぞろぞろ関係者がやってきます。かなり大事になってしまいましたね。


「あの~、待って頂いている間に検疫所で検疫を受けてもらってもよろしいでしょうか?」

なんと!標本も検疫を受けなければいけないのか。じゃあなんで旅行先でお土産用の標本を買った旅行客は検疫を受けなくてもいいんだ?まあ、やましい事なんてないので(笑)ドイツ箱を取り出し検疫所へ。当然私はワシントン条約に引っかかる虫など所持していませんので、検疫は何事も無くパスしました。
 帰ってくるとようやく決着が。どうやら最終的に大使館に電話をして確認したそうで、40分もかかってしまいました。


「大変お待たせしてしまい申し訳ありません。大使館に電話して確認致しましたところ、許可証が無いと持ち出しが出来ないとの返答がありました。ですのでお預かりすることは出来ません


えええ~~!!持ち出し不可。え?ちょ、どういうこと?ええ~~~~っ!?許可証?そんな話聞いた事無いぞ?そんな法律どこにあんのっ??

「・・・それ本当ですか?生体は確かに必要なのは知っていますが、標本なんて聞いた事ありませんよ?」
「しかし大使館で聞きました所、そう返答がありましたので・・・」

・・・おいおいマジですか。これじゃあ持っていけないじゃん!この箱の中に入っている虫でいくつかブログネタにしたいのあったのに(笑)
 しかし空港では空港の言う事が絶対ですので抵抗する事は出来ません。フライトの時間も迫っていたので、納得行きませんがここは仕方なく引く事にしました。その後ダッシュで1Fにあるクロネコヤマトまで向かい、「割れ物」としてドイツ箱2箱を埼玉の自宅へ送り返すハメに・・・(^_^;)




本当に持ち出し禁止だったのだろうか?

その後は無事アムステルダムに到着。しかしあの仕打ちは腑に落ちません。何故死んでいるのに持ち出し出来ないのか?そして許可証とは何の許可証なのか?不思議に思い、まずは昆虫のことは昆虫のプロに聞かねば!と言うことでいつもお世話になっているドルクスグッズ浦和本店のNさんにラインをしてみました。

するとわざわざ成田空港税関支署まで電話して確認してくれた様で、結果はやはり「基本的にワシントン条約に該当する様な種類以外は証明書は必要無い」のだそうです。(Nさん、わざわざありがとうございましたm(_ _)m。)問題があるとすればオランダ側。少なくとも持ち出しに関してはどこにも問題はないよとの事で、何がダメだったのかサッパリ分かりません。

次に輸出入に関する専門家に聞かねばと思い、植物検疫所である「横浜植物防疫所成田支所」に確認をとってみました。「生体の持ち出しに許可が必要なのは分かっていますが、標本ではどうか?」と言う趣旨を伝えた所以下の様な返答を頂きました。

1 持ち出す時に、日本側の植物検疫上の規制はありません。
2 相手国の規則に従う必要があります。
3 相手国の在日大使館又は現地の検疫機関に死虫である旨を強調した上で
  許可証の有無を含めた、許可条件、手続き等を再度確認願います。

うーん、やはり日本から持ち出す分は何も許可はいらない様です。それと許可証なんてのも必要無いようです。まあ許可がいらない分許可証なんてのも当然ありませんが。チェックインカウンターで「持ち出しには許可証が必要」と言われたので2のオランダの対応はこの際関係無いでしょう。さて、最終的に今回の騒動の原因は私が思うに、チェックインカウンターで大使館に電話した方が標本と言う事を伝え忘れ、大使館は生体の事と勘違いし「許可証が必要だ」と返答したのでは無いかと思っています。

思いつく理由はこれくらいですね。あの対応には未だに不満がありますが、今回の件で色々学ぶ事がありました。折角ですので↓に標本を国外に持ち出す時の注意とコツをまとめておきます。あまり需要は無いかもしれませんが、いつか必要な機会があれば参考にして頂ければ幸いです。

まとめ

○国外から標本を持ち出す際に許可は必要無い!
生体は必要ですが、死んだ虫は問題ありません。ただし全てのマルガタクワガタ属(Colophon)はワシントン条約Ⅲ類附属書Ⅲに指定されているので注意してください。そん他にもオーストラリアのクワガタ、バステール島のヘラクレス・ヘラクレス等は各国が保護種に指定している為、これらの国には持ち込まない事が賢明です。


○間違えても手荷物で持っていくな!面倒なことになるから!トランクに入れろ!
小さなお土産用の標本なら可能かもしれませんが、針がついているので持ち込み不可の可能性もあります。検査の時突っ込まれると面倒なのでトランクに入れるのが良いでしょう。


○いちいち持ち出し許可を確認するな!
恐らく標本を持ち出して良いかなんてことはマニュアルに載っていないので、私の様に40分も待たされてします・・・


○向こうの日本大使館にも連絡はしておけ!
こちらが持ち出しOKでも、入国のときに向こうの国に標本もちこみ拒否されたら元も子もありません。現地の日本大使館に確認し、持ち込み可能かどうかを聞くべきです。

以上です。
あ、それともう一つ付け加えと言うかアドバイス。トランクケースに標本を入れた場合かなり荒く扱われますので、本当に心配なら展足品もタトウにつめるかパッキングした状態でタッパか何かにいれて持っていった方が良いかと思います(^_^;)

今回はチェックインカウンターで聞いて持ち込みNGを食らったのでまだ良かったですね。これが手荷物で手荷物検査の時に引っかかっていたら・・・没収もやむなしでしょう。不幸中の幸いと言うヤツです。う~ん、恐ろしい!






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今日は快晴。こちはら雪は降らないものの、曇りや雨が殆どで晴れの日は少ないです。オランダと言えば風車ですが現役の風車は少なく、殆どがレストランや民家に改造されているみたいですね(^^♪



Posted by 魁秀(かいしゅう) on 08.2015   4 comments

ショップ訪問?

Category : クワカブ考察
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アムステルダム中心部の警察の巡回は馬に乗って行われます。、おっしゃれ~!


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・・・だけど冷静に考えて馬に乗る必要あるんですかね?小回りが効かない、降りるのが大変、小道を走れない。やっぱり自転車か歩きで回ったほうが効率的なのでは?(笑)


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Stenelux

市内にSteneluxと言う標本を販売しているショップがあるとの情報をネットで入手しました。


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チーン。
土曜日なのに定休日だとッ!?しかも一週間の内3日間休み・・・


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外からお店の中が丸見えだったのでちょっくら観察。どうやら化石や鉱物が専門の様ですね。


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しかしいくつか標本も。おっ!エレファス発見!サイズは100mmと言ったところでしょうか。気になるお値段ですが、なんと125ユーロ!たっ、高い!えー大雑把に日本円に換算しますと大体1万8000円といったところでしょうか・・・こりゃちょっと高いな。


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おっ!一番奥にアクティオン発見!こちらは75ユーロ。約1万1000円うーん、日本で未展足品を買えばこのサイズなら5000円位なので、高くもなく安くも無いですね。
他にはギデオンやコノハムシと言ったいわゆる「お土産」としての標本ばかりで、残念ながらマニア向けのショップではありませんでした(^_^;)ヨーロッパらしくパッキングされたケルブスがわんさか・・・なんてのを少し期待しいましたが、世界遺産である運河沿いのオシャレな一等地にそんな怪しいお店があるわけないか(汗)


☆オクの話☆

カンター82mmが2万で落ちてました。2万なら出そうと思っていたのですが、入札するのを忘れていました。これには理由があります。そう、時差です。落札終了時間がこちらのお昼頃だったんです、ガッツリ昼寝してましたね。ここに来て痛恨のミス・・・まさか自分がこんな失態を犯すとは思ってませんでした。ガックシorz
うーん、古い採集品というで禿げた個体という条件付きしたが、2万なら買いじゃないですかね。ウェムケンのブリード物が今出ていますが、この種がブリードに成功したと言う事が判明した限りカンターはミヤマ最高峰の地位を守り続ける事が出来そうですね。それにしいても惜しいことをしました・・・釣り逃した魚は大きいと言いますが、どうだったんでしょうかね?(^_^;)
Posted by 魁秀(かいしゅう) on 06.2015   2 comments

2015年 クワガタ福袋個人的考察

Category : 未分類
実は謹賀新年の記事を書いたのはこちらの時間では年が明ける前でした。NHKを契約していないので行く年来る年も見る事が出来ず(^_^;)、現地のカウントダウンテレビを見て過ごしていました。

 日本の年越しと言えば除夜の鐘。静寂に響く鐘の音で新年を迎えますが、オランダは全く逆でした。ここは戦地か!とツッコミたくなる程の数百発の花火、爆竹でドンチャン騒ぎです。これは町のどこにいても見られる光景の様で、私の家の前も普段は静かな通りですが年が明けた瞬間、360度いたるところで花火がババーン!!爆竹とねずみ花火バリバリバリバリ!!パイロがバシューン!!
 深夜なのにも関わらず辺りは爆弾が炸裂したかのようなものすごい爆音につつまれました。これが約30分続いたのです・・・。どうやらオランダは年が明けた瞬間の花火は昔からの伝統らしく、世界的にも有名らしいです。一般家庭でも打ち上げ花火が何十発も簡単に買えるようで、どうりで町のいたるところで打ち上げ花火があがっていたわけですね。次の日、家の周りを散歩してみると辺りには爆竹の残骸や木の幹に焼け跡が・・・なんだかとてもエキサイティングでスリリングな年始を迎えてしまいました(笑)うーん、衝撃的。

さて、クワカブ好きの新年と言えば福袋では無いでしょうか。なんだか今年も福袋情報で盛り上がっていますね~
暇だったので今回はネット上で見かけた、2015年個人的に購入するならコレ!な福袋トップ3をご紹介します。私自身は買いたいものもあるのですが買えない身ですので、メモ書き程度ですが来年以降の参考にでもしていただければ幸いです。




それでは早速・・・

2015年クワガタ カブト 福袋(私的)ランキング

第3位むし社福袋

1万円コース
アクティオン成虫ペア+マヤシロカブト幼虫2頭 福袋
ヘラヘラ成虫ペア+アヌビス幼虫2頭 福袋

これは結構良心的な福袋ですね。今冬はオークションを見ると大型メガソマの需要が下がり、アクティオンもかなり安く買えてしまいます。しかしショップとしては2万円以上で売りたいハズのアクティオンを1万で売ってくれるのは中々良心的。マヤ2頭もいいチョイスですね、これ他のショップだったらリッキーのニョロなんて入れてお茶を濁そうと考えるかもしれませんが、マヤは嬉しいですね。どうせなら3頭ならもっと嬉しかったのですが・・・(^_^;)ただメガソマならメガソマ、ディナステスならディナステスで統一してくれれば嬉しいのに(笑)。流石にこれやったらとんでもない赤字になってしまうので無理なお願いかと思いますが(^_^;)

もう一つむし社福袋。

小型メガソマ3種1万円福袋
・パチェコ 幼虫4頭
・テルシス 幼虫4頭
・ペーニャ 幼虫ペア

小型メガソマ3種セットです。ブームに合わせた福袋ですが、これはいいですね。1年ほど前から小型メガソマが再ブームを巻き起こしたおかげでまただいぶ多くの個体流通してきましたが、パチェコ、テルシス以外はまだまだあまり見かけません。なので流石にこのラインナップだと来年以降になるとお得感はなくなるかもしれませんが、その時にはパンクやヨルゲン・ヨルゲンなんか入れてまた出していただきたいですね♪

第2位 東海クワガタ販売福袋 

5000円ネブト幼虫4亜種5産地セット福袋

・ネブト3令×5頭
・ネブト(口永良部島)3令×3頭
・オキノエラブネブト3令×4頭
・オキナワネブト3令×4頭
・ヤエヤマネブト3令×5頭

個人的に今年の福袋で一番グッときたのがこれ。ネブト袋、いいじゃないですか!ネシアの虫詰め合わせだけじゃなくて、同じ5000円でもファンはこんな感じの福袋を望んでいるのですよ。強いて言えば、アマミがいれば100点満点ならぬ万点を差し上げたいところですが!



第一位 インセクトアルティマ福袋

ここ最近、一番お得な福袋を出しているのは間違いなくこの業者です。
例えば1万円の福袋の内容はこちら↓。メイン1、2、3から各1品ずつランダムで、さらにそのほか生体が3品入ります。つまり1万円で合計6種類生体が入っている訳です。しかもその入っている種類もネシアのありふれた虫じゃない!

【 メイン1】
La,インスラリス成虫ペア ■PMR-R血統/CBF8ニジイロ成虫ペア ■DTS-D3/幼虫3頭セット(カード付) ■La,アウラタ/タスマニア成虫ペア ■La,ミカルド成虫ペア ■S,ヒルタス幼虫2頭セット ■P,ミラビリス(大型)成虫ペア!

【 メイン2】
■Hx,ニグリトゥス成虫ペア ■Hx,ダビソン成虫ペア ■Lu,テトラオドン成虫ペア ■K,グアンクシィ成虫ペア ■美色血統!R,スペキオスス成虫ペア ■ULTIMA血統!Dy,ヘラクレス3令幼虫ペア ■ブルー血統!ウガンデンシス成虫ペア!

【 メイン3】
■インド産D,クルビデンス成虫ペア ■ネパール産D,クルビデンス成虫ペア ■D,クルビデンスssp成虫ペア ■ケンタウルス成虫ペア ■R,C,ツツイ成虫ペア ■R,アマミシカ3令幼虫ペア ■Dy,ネプチューン3令幼虫ペア!

この1、2、3から1ずつです。インスラミカルド、ブルーウガン、アマミシカ、ネプ3令ペアあたりは他のショップなら十分メイン張れるくらいの種類です。何度もいいますが、更にこれに3品の計6品ですからね。

因みに5万円のはこんな感じ。

5万円国産福袋
■貴重!奄美大島産アマミマルバネ3令幼虫ペア:1年物!
■貴重!ミクラミヤマクワガタ成虫ペア!
■貴重!チチジマネブト成虫ペア!
これに加え国産種生体が3品入り、合計6品

5万円外国産福袋
■Hx,ボーリン2〜3令ペア!
■ヨツボシヒナカブト3令ペア!
■M,ボグティ3令ペア!
これに加え外産生体が3品入り、合計6品

・・・豪華すぎです。アママルなんて元々見かけない上に採集禁止になりましたし、加えてミクラも中々入手出来ません。これだけで既に5万近く行きそうなんですけどね。外産は最近人気のクアドリ、人気種ボーリン、更にボクティがデカイ。ここでボクティを入れてくるあたり、流石としか言い様がありません。来年はパンクでもはいらないかなぁ・・・

番外編

☆ドルクスグッズ福袋 
チケット福袋

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毎年恒例のチケット福袋です。福袋の販売価格分の生体購入券とその半額分のベトナムの虫購入券+用品引換券が入っています。これは絶対ハズレがなくていい福袋ですよね。単純に金銭面で考えたら業界一お得な福袋です。ドルクスグッズによく来られる、もしくはホームページをチェックされている方なら分かって頂けると思いますが、このお店はポピュラーなのからマイナー種、掘り出し物のレア種までかなり多彩な種類を販売されています。ベトナムの新種のクワガタもよく仕入れてくれるのでマニアックな種類好きの方にもオススメです。最近入荷したP.ピケイペンニス(カッコイイノコギリです)やアフィニスのカオバン亜種オータイ(幼虫1頭1200円!これ激安でしょ!?)、キクロマトイデスシカツノ(グアンシィの近縁種だそうです)なんかもベトナムの虫の為チケットは有効なので、かなりお買い得だと思います。


☆Ultimate Mika KABU KUWA福袋

1万円ミカクワさんのブンブン袋。

WF1 ハナムグリ最高峰・怪物くん  幼虫3頭
WF1 ファンムラサキ(オオケバネ) 初2令3頭
WF1 ゾンメルインカツノコガネ 幼虫3頭
WILD ミヤシタウスイロツノカナブン♀or シロヘリ 幼虫5頭
商品券5,000円1枚

怪物くんというのはブンブン系の最大種だそうですが・・・あっ(察し)。アレだとしたらWF1と言うのが気になりますが(こんなこと言ったらブラのルンバもか)、まあ、多少はね?これ以上言うと恐ろしい事になりそうだからやめときます。とにかくお買い得な福袋ですね。1万円でこの内容はとにかく凄いの一言です。5000円の商品券もついて1万円ですからね、お買い得です。


・・・とまあ、めぼしい福袋はこんな感じでしょうか?個人の好みによってどこの福袋がアタリで、どこがハズレなんてのは変わって来ますから、しっかりと情報収拾が大切ですね。
Posted by 魁秀(かいしゅう) on 03.2015   6 comments

謹賀新年

Category : アムステルダム
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お正月はコタツでミカン・・・ですが、オランダにミカンはありません。オレンジの種類、マンダリンならあります!(^_^;)



新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。



さて、昨年は色々とありましたね。私事ですが昨年で一番大きかった出来事と言えば、なんといっても一番はオランダへの居住。クワカブ弄りが出来ないという事が大きいですね(笑)

新年と言うことで、折角ですから今年一年の抱負でも。全て達成出来れば・・・文句なしの一年になりそうです!

初めに今年のクワカブでの目標。まずは第一にケルブスの採集!こちらでのピークは5月~6月の様です。ドイツやイギリスでは採集が帰省されている為、お隣のフランス南部まで採りに行きます!日本のミヤマとはまた一味違うカッコよさを持つ巨大深山ケルブス・・・この手に収めてみたいものです。

第二にそれ以外のクワガタ採集!パラレリ、イッカク等ですね。こいつらは年明けに車を購入出き次第、山に行って採集にしてみます。ヨーロッパはそれ以外のオサムシ等も多く生息するらしいので、今から楽しみですね。

そして第三は飼育!なんとこちらでも生き虫業者を見つける事が出来ましたので、こちらも暫くしたら業者に問い合せてみたいと思っています。しかしちょっとその業者のホームページを見てみましたが、まあ高い高い。マットは日本の3倍、生体に関してはざっと4倍程の価格で販売されています。まあ高くなってしまうのは仕方が無いですが・・・一度ヨーロッパでの昆虫飼育がどんなものか挑戦してみたいと思っています。

リアルな生活の方では、なんと言っても大学受験!いや~、こればっかりは厳しいですねぇ・・・受かればいいのですが(笑)それに伴って更新頻度も多少落ちるかもしれませんが、とにかく英語、英語、英語漬けの生活で頑張ります!目指せ英検1級・・・は無理ですが準1レベルの語学力はなんとしても取得したいですね。




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今年の年賀状に使おうと思って書いた落書き。結局つかいませんでしたが(^_^;)イラストの方も技術向上できるよう努力したいものです。

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なんだか自分語り全開の記事になってしまいましたね・・・いまいちオチの無い記事でスミマセン(^_^;)とにかく健康には注意して1年を過ごしたいですね。みなさんもお体にはお気をつけてお過ごし下さい。

こんな私ですが、本年も何卒よろしくお願い致しますm(_ _)m


Posted by 魁秀(かいしゅう) on 01.2015   18 comments
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