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LINE通話無料で見解「考慮十分でなかった」

 無料通信アプリを提供する「LINE(ライン)」が14日、熊本地震を受けてアプリから電話回線への通話を最大10分間、無料にしたことに対し、「(安否確認などに使われて)回線の混雑をあおる」と批判の声が上がった。これに対しラインは15日、「被災地外のアプリから被災地の電話に利用すると輻輳(ふくそう)リスクを高めることは事実」と認め、「考慮が十分でなく、災害用掲示板の利用を優先するなど、注意点の説明も十分でなかった」とする見解を明らかにした。

     電話回線の混雑が起きると、救急や支援に必要な連絡に支障が出るリスクが高まる。同社は「復興支援の追加施策を検討しており、今回、至らなかった点については見直し、できることを行っていく」としている。【岡礼子/デジタル報道センター】

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