蹴球探訪
フロンターレと陸前高田市
築かれた新たな絆
(3月16日)
【プロ野球】今永またプロ1勝お預け2016年4月15日 紙面から ◇阪神5−2DeNA阪神が快勝して、首位に並んだ。同点の6回に高山、鳥谷の連打で1死一、三塁とし、江越が勝ち越し二塁打、横田も適時打で続いた。8回はゴメスが2ラン。メッセンジャーが8イニングを1失点で2勝目。DeNAの今永は援護に恵まれず自身3連敗。 ◇ DeNAのルーキー・今永の初勝利はまたしてもお預けになった。5イニング1/3を6安打3失点(自責2)で、初登板から3連敗。警戒していた同学年の高山、駒大で1年先輩の江越に痛打され、「今の阪神の野球をやられた。負けるべくして負けた」と肩を落とした。 6回、高山、鳥谷の連打で1死一、二塁とされ、打席に江越。それまで2打席連続三振に斬っていたが、追い込んだ後の真っすぐが高く浮いた。「早く抑えたいと欲が出て少し勝負を急いでしまった。完璧な失投」。右翼フェンス直撃の決勝適時二塁打を浴びた。横田にも左前適時打を打たれ、4連打でKO。初めてイニング途中で降板した。 とにかく打線の援護に恵まれない。過去2試合は7イニングずつ投げ、その間は無得点。この日は5回無死一、三塁で重盗を仕掛け、一塁走者がアウトになる間に同点に追いつくのがやっとだった。 援護どころか、2回に許した先制点は外野手の失策がきっかけ。ドラ1左腕は「自分が安定したピッチングをしていれば、どこかで打線が爆発してくれる」と殊勝に語るが、初白星が遠い。 (小林孝一郎) PR情報
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