熊本震度7
九州の原発異常なし 原子力規制委が発表
熊本県で震度7を観測した地震で、原子力規制委員会は15日、運転中の川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)と、停止中の玄海原発1〜4号機(佐賀県玄海町)について異常はないと発表した。
川内原発は国内で唯一稼働している原発で、14日夜の地震の際は停止せず運転を継続した。1号機は昨年8月、2号機は同10月に再稼働した。玄海原発4基のうち、1号機は老朽化のため昨年4月に廃炉になった。3、4号機については、規制委の安全審査が続いている。2号機はまだ審査が申請されていない。【柳楽未来】