震度7観測の益城町 余震で震度計故障か 復旧作業へ

14日夜、熊本県で発生した地震で震度7の激しい揺れを観測した益城町では、14日夜遅くから地震が起きても震度計のデータが気象庁に送られてこない状態が続いているということです。気象庁は職員を派遣して昼ごろから復旧作業を行うことにしています。
気象庁によりますと、熊本県益城町にある震度計は、14日午後9時26分ごろに震度7の激しい揺れを観測したあと、午後11時28分ごろの地震を最後に、震度計のデータが送られてこない状態が続いています。この震度計は、益城町役場に設置されているもので、余震が相次ぐなか、何らかの原因で震度計のデータを送ることができなくなっているか、故障した可能性が考えられるということです。このため気象庁は機動調査班の職員5人を現地に派遣し、昼ごろから復旧作業を行うことにしていて、15日中には震度のデータを得て発表できるようにしたいとしています。