4月14日に発生した熊本地震は今も余談を許さない状況です。4月16日の未明にM7.3の大型地震が発生したことによって、被害はさらに拡大している模様です。
規模の大きな余震が続いており、収束が見えてこない点も非常に不安です。私が今この記事を書いている最中にも緊急地震速報が届いていますので・・・。
土日の熊本は天気が悪く、被害状況は刻々と変わるでしょう。なので、マスコミも当然24時間体制で取材・報道を続けるはず。でも、この2つだけは必ず守って欲しい。
①取材ヘリは各社から飛ばさず1台だけにして下さい。
自衛隊や自治体の救助活動でもヘリを使うでしょう。その場合、取材ヘリが多いと音がうるさく活動の邪魔になります。
マスコミのヘリ撮影については東日本大震災の時もかなり問題になりましたよね。あの頃の反省を活かしているのであれば、必ず守って下さい・・・
各社別々に報道ヘリを飛ばすなよ(-_-;)同じような画角で何台もヘリ飛ばすんなら1台で素材を共有したらいいのに(・ัω・ั)下にいる人達うるさいだろうし、東北の時にさんざん怒られただろうになぜ学ばないのか
— 矢絣 (@yagasuri_5) 2016年4月15日
被災地の方々が待っているのはマスコミのヘリではなく救助活動のヘリです。こういうことをするから「マスゴミ」と呼ばれるんですよ?分かってますか?
②配慮に欠けた意識で被災者にインタビューしないで下さい。
報道機関としての役割をきちんと果たして欲しい。悲しみにくれる被災者にインタビューして「かわいそう」と思わせることがマスコミの役目なんですか?
記者がたくさん現地にいるんでしょ?現地にいないと分からない生の情報を集め、その上で「被災者のためになる」情報を正しく整理して伝えるのが、記者としての役目でしょう。
報道機関としてのプライドを持って欲しい。
こういう状況下、視聴率や読者の取り合いなんてしている場合じゃないんですよ。
マスコミは報道機関であるということを改めて自覚し、プライドを持った行動をとって欲しい。「各社合同で救助活動を全力で支援します」くらいの発表はできないものでしょうか。
マスコミは普通の人には無い「多くの人に伝える力」を持っています。だからこそ、それを正しく使って欲しい。本当にそう思う。