わたしは高校2年の冬から、大学受験を見据えて勉強を始めました。
在学中の大学は、難関国公立と呼ばれていて西日本ではいい大学ですが、東京に行くと私立には名前負けてしいそうな大阪大学の出身です。
では、わたしの難関国公立に合格するために行った「時間の作り方」について書いていきます。
- わたしの高校3年の受験生活
- わたしの勉強タイプ
- まずは情報収集
- 電車の中では暗記ものを
- 駅から家までの約15分で夕食を食べる
- 土曜の朝はNHKで英会話の番組を
- 10分の休み時間は思いっきり休憩を、けど昼休みはストイックに
- 最後に
わたしの高校3年の受験生活
高校3年の夏休みまで自分のペースでやっていましたが、やっぱりどうしても時間が足りない。それに通学に時間がかかるせいで予備校に行く時間はなく、学校だけでの勉強に焦りを感じていました。
このままだと、明らかに参考書が終わらないのです。
周りの友達は予備校に通う人たちもいて、通学も学校から家まで十数分の子たちばかり。
時間を確保しようと工夫するまでにわたしが過ごしていた時間はこんな感じ。
6時10分前:家を出発
6時20:田舎の鈍行電車に乗る
7時30分:学校最寄りの駅に到着(10分後に授業が始まるので駅から自転車でダッシュ)
7時40分〜12時30分:45分授業✖️5回
12時30分〜13時30分:45分の昼休みと掃除の時間
13時35分〜16時10分:45分授業✖️3回
16時30分〜17時30分:自習時間
17時45分:学校終了、電車の時間まで学校で待機
18時30分〜19時45分:電車に乗る
20時00分:帰宅
20時〜21時30分くらい:夕食とお風呂
21時〜勉強開始するが、当時は24時まで起きていられなかったので23時30分くらいには頭が動かなくなり、就寝。どんなに頑張っても24時までだったが効率がかなり悪い。
これがだいたい、月曜〜土曜まで。
学校でも受験対策の授業はありましたが本格的に受験対策用の授業が始まったのは、10月以降。
なので、授業を削ると自分で勉強できる時間は、「朝と帰りの電車の中(約120分)」「お昼休み(45分)」「自習時間(60分)」「21時以降の帰宅後(頑張って200分)」だったんですよね。
受験用の勉強以外で、課題や次の日の予習で「自習時間(60分)」と「21時以降の帰宅後(頑張って200分)」の大半が消えていました。
.....時間が足りないいいいいい
てか、起きていられないしいいいいいい
夏休み明けにどうしても時間が欲しくて「なんでわたしだけこんなに時間ないの....」と号泣したことがあります。笑
わたしの勉強タイプ
残念ながら、元から賢い方ではなかったので、勉強に関することは努力型です。
ずっと受験生を見てきた高校の先生に後々「あそこまで努力した奴を今まで俺は見たことがない」と言わせたみたいなので満足(笑)
という、完全な努力型です。
「努力ならいくらでもできる」という方にはこのストイックな受験勉強が合うかもしれません。試してみてください(笑)
まずは情報収集
先生たちに聞く
自分と同じ状況の先輩がいなかったかどうか、先生たちに聞くことから始めました。
ですががわたしの通っていた学校は、遠くに住んでいる学生は皆、寮に入っていたので、電車通学はなかなかいませんでした。
残念ですが、電車通学で難関大を目指すのは今までにもいなかったらしい。
なので、第一人者になることに決心しました(笑)
ですが、学校の先生でなくとも、予備校の先生たちにアドバイスを求めることも1つです。
東大の合格者の勉強方法を調べる
「お前の大学でそこの学科なら、東大の英語をやれ」と、担任に言われていたのと、
いろいろ調べるうちに志望大学より何個か上の大学を目指す受験生の真似すればいいんじゃん!と単純に思い、東大受験生の合格体験記などを読みまくります。
結局、この考えは間違っていなかったなと思います。
同じ大学を目指している、同じくらいのレベルの人たちと同じ勉強では差がつけられません。
1、2個上のレベルの大学受験生と同じくらい勉強をすることで「これだけ自分はやっているのだから」という点数や模試判定以外の自信にもつながりました。
その中で、わたしの状況と全く同じ女性の方の合格体験記があり、それを真似することにします。
以下の「時間をつくるための工夫」にそれが含まれています。
電車の中では暗記ものを
わたしは電車通学で合計で約120分の時間を費やしていました。
朝は始発だったので、絶対に座ることができていましたが、帰りは毎回座れるとは限りませんでした。
この時間を単語や世界史の暗記系に費やします。
英単語は「速読単語」を中心に、世界史は山川出版の教科書をすべて暗記する勢いで何度も読む。
そして、常に電車の中ではリスニングを聞いておく。
わたしはこの速単のリスニングを聞いていました。
単語や世界史の教科書をちょっと手元に置いた時に、休憩感覚で英語を聞き流していました。頭に入ってこなくてもいいので、とりあえず休憩なので聞くだけ〜という軽い気持ちで。
わたしの受験期の中でも一番嫌な時間は電車の中でした。
快適とはあまり言えない車内にいる時間にみんなと差がついているのだと思うと死ぬほど嫌でした。
確かに、工夫する前も勉強はしていましたが、やればやるほどなぜか憂鬱になっていました。
でも、考えを変えて、逆にこの時間を逆手に取れたのは、上のほうで言った東大生の女性の方の合格記に教えてもらったからでした。
駅から家までの約15分で夕食を食べる
今考えてもストイックすぎて泣けてきます(笑)
これも東大生の方が実践していたことで、どうしても家での勉強時間をつくるために車の中の移動時間で食事を済ませるようにしていました。
これに関しては母親と父親に感謝です。
毎日のお昼のお弁当に加えて、夕食までお弁当に入れて迎えに来てくれました。
15分で簡単に、車の中でも食べれるようにいろいろ工夫してくれて、
絶対に買ったものを持ってくることはなかった母親は今考えるとすごいです。
車の中で食べるなら絶対にどんぶり物がおすすめ。
単純にご飯と何か、具が混ざっても食べやすいし、おいしいから。
汁物はおすすめしません。夜なので車の中も暗いので、何があるのかよくわからないまま食べてることもありました(笑)
サンドイッチも食べやすくていいですよ。
懐かしいな〜。
土曜の朝はNHKで英会話の番組を
起床から30分たらずで家を出るのですが、月曜から金曜までは「めざましテレビ」が6時前からやっているのでいいのですが、土曜日はちょうどいい番組がないんですよね。
ちょうどいいのは、NHKの英会話の番組で松本茂先生が出演されていた番組を見ていました。番組名が思い出せないのでリンクを見つけられません....
もう3年前なので番組変わってしまったようです。(それよりもあの先生の頭が気になryu..)
番組の内容は1人の女性が世界中を旅して、そこで出会った人たちとの会話で生まれる英会話が出てくるもの。
英会話自体はものすごくやさしいものですが、ぱっと思いつけるかどうかと言われたら微妙なものだったので、2次試験で英作文が必須だったわたしは、英作文とリスニングのために朝ごはんを食べならが見ていました。
まあ、ラーメンは朝から食べたことないけど。
別に土曜の朝でなくてもいいのですが、NHKの英語関係の番組は大いに活用できます。
ニュースで英会話、リトルチャロ、BCCのニュースもリスニングとして週末にまとめて見ていました。受験生にはおすすめ。
10分の休み時間は思いっきり休憩を、けど昼休みはストイックに
大学受験に関してはストイックガールなわたしでも、息抜きがないとやっていけません。
毎日45分の授業が8回あり、それぞれ10分の休み時間がありました。
休み時間にも勉強するのもいいですが、いい加減、わたしの集中力は持たなかったので友達とのおしゃべりに徹していました。
なんだかんだ、大学受験の内容は国公立は教科書からでるのが基本なので、学校の授業をおろそかにはしたくなかったし、できませんでした。
周りのクラスメイトで学校での授業をおろそかにしていった子たちほど、志望校を落としたり、浪人するのが多かったのも事実です。
なので、授業は集中する代わりに、休み時間は徹底的に休憩します。
友達とのおしゃべりが一番のリフレッシュでした。
もう一つの休み時間は「昼休み」
そもそも、わたしの世界史の担任の先生が、病気がちで教科書は秋になっても全く終わる気配がありませんでした。
心配した校長先生が、世界史の免許を持っていたので、センター対策と2次対策を希望者に時間をとってやってくれました。
45分の昼休みをほぼ毎日校長室でお弁当を食べながら、校長先生の世界史の授業。
わたしは秋以降、食事の時間も節約の対象にしていました。
結果的に「食べながら何かをする」のと「何かの時間に食べる」ということになりました。
昼休みは休憩するにはちょっと長い時間なので、勉強したほうがいいとは思います。
わたしの場合は、相手が校長先生だったので、絶対に抗うことができない時間が昼休みになりました(笑)
最後に
最後の「友達とのおしゃべり」は別にストイックではないですが、「自分にあった勉強スタイル」を見つけるという点で、息抜きはとても大事だと思います。
息抜きなしでやれるのであればいいのですが、息抜きがないとわたしは暗くなってしまう人間でした(笑)
もっと世の中にはストイックな勉強方法があると思います。
でも、わたしが一番伝えたいことは「自分にとってベストな方法を自分で見つけること」。わたしもこのスタイルにたどり着くまでに1ヶ月はかかりました。
受験期に1ヶ月の試行錯誤期間はちょっと危ないですが、それをしてでもわたしはどうしても合格したいと思っていました。
自分でいろいろ調べて実際にやってみて、あっているかどうかを試していき、自分に合った方法を見つけるのが一番いいです。
これは実際、受験以外にも言えることですよね。
試行錯誤は楽しいし、ぴったりなものを見つける時間もきっと自分のためになる。
世の中の受験生に届きますように!
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