外国人旅行者のスマホに観光情報 新サービス開始
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外国人旅行者がスマートフォンで、飲食店や交通案内といった観光に関する情報を一元的に得ることができる新たなサービスが13日から始まりました。
外国人旅行者向けの新たなサービスは、情報サービス会社の「ぐるなび」や「東京急行電鉄」や「東京メトロ」など、21の企業や自治体が、まず、東京と関東地方の一部で13日から始めました。
具体的には、スマートフォンやタブレット端末の位置情報を活用して、近くで行われるイベントや、周辺の店舗の情報、それに目的地までの交通案内などを利用者に提供します。これらの情報は一部を除いて英語や中国語など、7つの言語で表示されるということです。
サービス開始を発表する記者会見で、観光庁の田村明比古長官は、「世界一、快適な滞在環境を目指すには、旅行しながら必要な情報を入手できることが重要だ。外国人旅行者の目線に立って、ぜひサービスを充実させてもらいたい」と述べました。
今回のサービスを中心的に行っている会社では、利用状況を見ながら全国で展開することも検討したいとしています。
具体的には、スマートフォンやタブレット端末の位置情報を活用して、近くで行われるイベントや、周辺の店舗の情報、それに目的地までの交通案内などを利用者に提供します。これらの情報は一部を除いて英語や中国語など、7つの言語で表示されるということです。
サービス開始を発表する記者会見で、観光庁の田村明比古長官は、「世界一、快適な滞在環境を目指すには、旅行しながら必要な情報を入手できることが重要だ。外国人旅行者の目線に立って、ぜひサービスを充実させてもらいたい」と述べました。
今回のサービスを中心的に行っている会社では、利用状況を見ながら全国で展開することも検討したいとしています。
体験した旅行者は
13日は東京・浅草で新しいサービスの体験会が開かれ、アメリカから来た女性は「観光地と交通手段が両方分かるのは、とても助かると思います。きょうから使いたいです」と話していました。
目標は年間4000万人の旅行者
日本政府観光局によりますと、去年1年間に日本を訪れた外国人旅行者は、円安などを背景に1973万人余りと、過去最高を更新しました。
2020年までに目指していた2000万人をほぼ達成し、政府は先月、外国人旅行者を2020年に年間4000万人とする新たな目標を示しました。
新たな目標の達成のための課題として、観光庁は無料で使える公衆無線LANを整備し、多言語で観光情報を発信することなどを挙げています。
2020年までに目指していた2000万人をほぼ達成し、政府は先月、外国人旅行者を2020年に年間4000万人とする新たな目標を示しました。
新たな目標の達成のための課題として、観光庁は無料で使える公衆無線LANを整備し、多言語で観光情報を発信することなどを挙げています。