中国新車販売3月 予測上回る8.7%の増加
中国の先月の新車の販売台数は、去年の同じ月より8.7%の増加となり、中国政府が打ち出している販売刺激策の効果などで、業界の予測を上回る伸び率となりました。
中国自動車工業協会によりますと、先月の新車の販売台数は、およそ243万9700台で、去年の同じ月より8.7%増えました。
中国ではSUV=多目的スポーツ車への買い換え需要が根強く、政府が去年後半に打ち出した販売刺激策を背景に、減税などの優遇措置を受けられる小型車やエコカーの販売が引き続き伸びています。業界団体はことしの販売台数の伸び率をおよそ6%と予測していて、先月1か月の販売実績についてはこの予測を上回った形です。
一方、国別の乗用車の販売台数で、日本車はおよそ32万2300台と、去年の同じ月より22.9%増加し、国別のシェアでも15.6%となって、ことし1月と2月の累計の12.7%から3ポイント近く増加しました。
中国の自動車業界の関係者は「所得の向上で、いわゆる中間層が増えていて若い世代がローンを借りて新車を買う例も目立つ。政策効果に加え、メーカーが激しい値下げ競争を続けていることも販売を後押ししていて、この勢いがどこまで続くか注視している」と話しています。
中国ではSUV=多目的スポーツ車への買い換え需要が根強く、政府が去年後半に打ち出した販売刺激策を背景に、減税などの優遇措置を受けられる小型車やエコカーの販売が引き続き伸びています。業界団体はことしの販売台数の伸び率をおよそ6%と予測していて、先月1か月の販売実績についてはこの予測を上回った形です。
一方、国別の乗用車の販売台数で、日本車はおよそ32万2300台と、去年の同じ月より22.9%増加し、国別のシェアでも15.6%となって、ことし1月と2月の累計の12.7%から3ポイント近く増加しました。
中国の自動車業界の関係者は「所得の向上で、いわゆる中間層が増えていて若い世代がローンを借りて新車を買う例も目立つ。政策効果に加え、メーカーが激しい値下げ競争を続けていることも販売を後押ししていて、この勢いがどこまで続くか注視している」と話しています。