大手デパート3社 外国人向け販売などで増収確保
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大手デパート3社のことし2月期の決算は、外国人旅行者向けの販売や高額商品の売り上げが伸びて、各社ともに売り上げが前の年度を上回り、増収を確保しました。
2月期決算の大手デパート3社が発表した、ことし2月までの1年間の決算によりますと、大丸や松坂屋を運営するJ.フロントリテイリングは、グループ全体の売り上げが前の年度より1.2%増えて1兆1635億円。高島屋は売り上げに当たる営業収益が1.9%増えて9295億円。そごう・西武は事業会社単体の営業収益が0.1%増えて8034億円と、3社ともに前の年度を上回りました。
これは、主力商品の衣料品の販売が減少したものの、外国人旅行者向けの化粧品のほか、宝飾品や高級時計といった高額商品の売り上げが伸びて、増収を確保しました。
高島屋の木本茂社長は12日の会見で、「株式相場が下振れしていることに加えて、現時点では来年4月に消費税の再増税が予定されていることもあり、消費マインドは決して楽観できない状況だ」と述べました。
これは、主力商品の衣料品の販売が減少したものの、外国人旅行者向けの化粧品のほか、宝飾品や高級時計といった高額商品の売り上げが伸びて、増収を確保しました。
高島屋の木本茂社長は12日の会見で、「株式相場が下振れしていることに加えて、現時点では来年4月に消費税の再増税が予定されていることもあり、消費マインドは決して楽観できない状況だ」と述べました。