ブラジル 連立政権からまた有力政党が離脱表明
ブラジルのルセフ大統領が議会で弾劾され、罷免されるとの見方が出るなか、連立政権を構成する有力政党が政権からの離脱を表明し、大統領側は、弾劾の阻止に向けて議員への個別の働きかけを一段と強める見通しとなりました。
ブラジルでは、政府会計の不正操作に関わったなどとして、ルセフ大統領を弾劾すべきだとする意見書が議会下院の特別委員会で採択され、弾劾の是非についての審議を上院でさらに進めるかどうか、今週中にも下院本会議で採決が行われる見通しです。
こうしたなか、ルセフ大統領が所属する「労働者党」と連立を組む「進歩党」が12日、政権からの離脱を表明しました。
ルセフ政権を巡っては、先月29日、議会の最大勢力だった政党が連立政権から離脱したばかりで、ルセフ政権にとってはさらなる打撃となりました。
ただ、離脱したこれらの政党は、採決に際して党議拘束はかけず、弾劾に賛成するかどうかは議員の判断に任せるとしています。
ルセフ大統領側は、弾劾の阻止に向けて議員への個別の働きかけを一段と強める見通しとなり、弾劾に向けた動きが加速するのかどうか、重要な局面を迎えることになりました。
こうしたなか、ルセフ大統領が所属する「労働者党」と連立を組む「進歩党」が12日、政権からの離脱を表明しました。
ルセフ政権を巡っては、先月29日、議会の最大勢力だった政党が連立政権から離脱したばかりで、ルセフ政権にとってはさらなる打撃となりました。
ただ、離脱したこれらの政党は、採決に際して党議拘束はかけず、弾劾に賛成するかどうかは議員の判断に任せるとしています。
ルセフ大統領側は、弾劾の阻止に向けて議員への個別の働きかけを一段と強める見通しとなり、弾劾に向けた動きが加速するのかどうか、重要な局面を迎えることになりました。