有田焼 海外進出で活性化を ミラノで特別展
日本を代表する焼き物、有田焼の活性化を目指し、窯元などがヨーロッパのデザイナーと組んで海外市場への進出を図ろうと、イタリアのミラノで特別展を開催しました。
この特別展はイタリアのミラノで始まった国際的なインテリアの展示会に合わせて、佐賀県と有田焼の窯元や商社が主体となって企画し、12日から6日間の日程で行われています。
会場には有田焼の窯元がオランダなどヨーロッパ各国の16人のアートデザイナーと共同で制作した、およそ300点の食器が展示されています。伝統的な有田焼は色鮮やかな絵付けなどを特徴とする和食器として知られていますが、展示されている作品はヨーロッパの暮らしになじむ器をイメージし、デザイナーのアイデアに基づいて窯元が試行錯誤の末に完成させました。
オープニングに参加した佐賀県の山口知事は「グローバルな時代に受け入れられる有田焼を目指し、世界のデザイナーと、われわれの技術力を融合していきたい」と話していました。
また、オランダのデザイナーのキャロル・バーイングスさんは「伝統のある有田焼の未来に向けて新しい玄関口となれるよう連携していきたい」と話していました。
有田焼は1980年代後半をピークに売り上げの落ち込みが続き、佐賀県などは海外市場への進出を活性化の鍵と位置づけています。
会場には有田焼の窯元がオランダなどヨーロッパ各国の16人のアートデザイナーと共同で制作した、およそ300点の食器が展示されています。伝統的な有田焼は色鮮やかな絵付けなどを特徴とする和食器として知られていますが、展示されている作品はヨーロッパの暮らしになじむ器をイメージし、デザイナーのアイデアに基づいて窯元が試行錯誤の末に完成させました。
オープニングに参加した佐賀県の山口知事は「グローバルな時代に受け入れられる有田焼を目指し、世界のデザイナーと、われわれの技術力を融合していきたい」と話していました。
また、オランダのデザイナーのキャロル・バーイングスさんは「伝統のある有田焼の未来に向けて新しい玄関口となれるよう連携していきたい」と話していました。
有田焼は1980年代後半をピークに売り上げの落ち込みが続き、佐賀県などは海外市場への進出を活性化の鍵と位置づけています。