カナダ外相 「爆心地に行き心動かされた」
広島市で開かれたG7=主要7か国の外相会合に出席したカナダのディオン外相がNHKの単独インタビューに応じ、「爆心地に行き心を動かされた」と述べ、核軍縮を着実に進めるため核兵器に使われる高濃縮ウランなどの生産を禁じる条約の交渉を開始すべきだと強調しました。
カナダのディオン外相は、11日、広島市で外相会合の議論がすべて終わったあと、NHKの単独インタビューに応じました。
この中でディオン外相は、各国の外相とともに初めて広島市の平和公園を訪れたことについて、「爆心地に行き心を動かされた。すべての犠牲者のことを思った」と述べました。そのうえで、ディオン外相は核軍縮について、「私たちは集中して取り組む必要がある。核兵器のない世界は一夜ではできない」として、今回発表された広島宣言にもあるように、まずは、核兵器に使われる高濃縮ウランなど核分裂性物質の生産を禁じる条約の交渉を開始すべきだと強調しました。
また、テロ対策についてディオン外相は、各国の情報機関の連携やテロ組織への軍事作戦のほか、「寛容さや多様性を認める価値観が広がればテロは根絶する」と述べ、そうした教育に力を入れるべきだという考えを示しました。
この中でディオン外相は、各国の外相とともに初めて広島市の平和公園を訪れたことについて、「爆心地に行き心を動かされた。すべての犠牲者のことを思った」と述べました。そのうえで、ディオン外相は核軍縮について、「私たちは集中して取り組む必要がある。核兵器のない世界は一夜ではできない」として、今回発表された広島宣言にもあるように、まずは、核兵器に使われる高濃縮ウランなど核分裂性物質の生産を禁じる条約の交渉を開始すべきだと強調しました。
また、テロ対策についてディオン外相は、各国の情報機関の連携やテロ組織への軍事作戦のほか、「寛容さや多様性を認める価値観が広がればテロは根絶する」と述べ、そうした教育に力を入れるべきだという考えを示しました。